一般の方でも東京大学総合図書館に入館できます 卒業生だと有効期限1年の東京大学附属図書館入館証が発行されます

東大は様々な図書館がありますが、その中でも最も有名な総合図書館は実はあまり利便性は高くありません。

新聞や雑誌をのんびり読む分にはいいのですが、本気で特定の分野のことに調べたり、新刊の専門書を調べるにはあまりにも蔵書が不足しているのです。

生協で陳列されている本の方がまだ使い物になったりする分野もあるくらいです。

実質役立つのは各学部や研究科ごとに設置されている図書室です。こちらは各分野において本当の意味で役立つ専門書があります。ですが卒業生が入室できるかどうかはその図書室のローカルルールでありまちまちです。基本的にはその学部学科を卒業した人のみが一定の条件を満たしたら制限付きで入館できるパターンが多いです。

よって今回紹介する東京大学附属図書館入館証(入館カード)で入館できるのは総合図書館であり、各図書室には入れないということが重要です。

 

あまり知られてないのですが、総合図書館は一般の方でも入館できます。身分証明書を持参して受付に行けば、一回限りの入館証を発行しれくれます。一度退館したら再度同じ申し込みをする必要があります。毎日通いたい場合は毎日その都度申請するということです。

一方で卒業生の場合は卒業生であることが確認できると1年間使える入館カードを発行してくれます。卒業生であることの確認は、本サイトで紹介しているクレジットカードである東京大学卒業生カードでできます。運転免許証などの身分証明書も必要です。更新するときには卒業生クレジットカードは必要ありません。更新前の入館カードと身分証明書の2つがあればOKです。

以前は東京大学卒業生カード(クレジットカード)にも入館のための機能がついており、東京大学卒業生カードで入場できましたが現在はできません。

在学生が入学するときには学生証をかざして駅の改札機のように入館しますが、それは学生証がICカードになっており、非接触型で認証して入館できる仕組みです。

東京大学卒業生カードにもICチップが入っているので、それで入館できる仕組みだったようですが、現在の東京大学附属図書館入館証ではバーコードカードになっています。つまりバーコードをかざして光で認証するタイプです。

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画像のように利用者コードの横にバーコードが書いてあります。裏面には更新方法などが書いてあります。

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入館証はその場ですぐ発行してもらえるので、卒業生で本郷の近くに住んでいてすぐ立ち寄れるような人は作っておくと、気軽に入館できるので便利だと思います。