三菱UFJニコスが発行する東京大学卒業生カードが2017年で廃止

三菱UFJニコスが発行する東京大学卒業生カードが終了となるようです。

現在わかっていることは、少なくとも三菱UFJニコスは東大カードに関わらなくなるということです。

廃止後には「DCフレンドシップカード」という、提携解消後の受け皿として使われるカードに自然移行されるようです。DCカードとMSN(マイクロソフト)との提携が終了した際も、MSNカードの会員はDCフレンドシップカードに自然移行されたようです。

2017年7月15日で終了となるのは「東京大学卒業生カードの新規発行と更新」であり、既に東京大学卒業生カードを持っている人は有効期限までそのカードを使用できます。2017年7月で返却するわけではないのでそこは注意です。次の更新時に東大カードが届かないということです。

私はまだ何年も年数が残っているので使用し続けることができますが、運悪く2017年9月にカードの有効期限が迫っている人はもう間もなく「DCフレンドシップカード」になってしまいます。ただし、年会費や付帯保険などの各種サービス内容は全く変更されません。

以上のことは2017年4月17日頃に届いた以下の封筒を見て知りました。

中に入っていたのは以下のA4用紙1枚です。裏表に印字されているので両面を掲載します。

以下は裏面です。

簡単に言えば、「DCフレンドシップカードでもいい」という人はそのまま放置。「東大カードではないDCカードには用はない」、という人は現在持っているクレジットカードの有効期限が切れる頃に退会することになります。これから新規申し込みをしようとしている人は次の東大カードに期待するしかありません。

今回の東大カード廃止は以下の3つの可能性があります。

可能性1.三菱UFJニコスから三行半を突きつけられた

あまりにも三菱UFJニコス側にメリットがなく、三菱UFJニコスが東京大学に三行半を突きつけたというパターンです。可能性はありますが、蓋然性はかなり低いと思われます。

可能性2.東京大学が三菱UFJニコスに三行半を突きつけた

京大カードや阪大カードは三井住友カードが運営していますが、東京大学側が「DCカードを使う必要はないんじゃないか」と別会社への移行を考えている可能性です。これも東大職員の怠慢性を考えると考えにくいです。

可能性3.東大カードが気に食わない他大出身職員が東大カードを潰した

私はこのパターンが最も蓋然性が高いと思っています。東大カードという存在がおもしろくない他大(特に私大)出身の東大職員が東大カードを潰しに来たと考えるのが自然です。

東大カードを嫌っている他大出身の東大職員

東大カードは東大卒のみならず、東大の職員や教員も持つことができます。教員(専任講師、准教授、教授)については、そもそも東大卒+海外院の人が多いので問題にはなりません。

問題は東大職員であり、リーマンショック後の2009年頃から東大職員は多少なりとも東大卒が増えているとは言われていますが、割合でいえば明治中央青山などのマーチレベルが大半です。早慶も普通にいます。

彼ら彼女らは中途半端にプライドが高いので学歴を東大生以上に非常に気にしており、東大のことを快く思っておらず、東大卒が持つ東大カードを嫌っていると東大職員からきいたことがあります。東大を出ていないのに、職員として東大カードを持っていても何も嬉しくないのは当然でしょう。

職員による東大カード潰しなのか、もしくは運営していた三菱UFJニコスとこじれて提携解消となり他のカード会社で東大カードを再度発足させる予定かどうかはわかりませんが、これは東大職員という事務方が決定した事項だということは確かです。東大の教員が決定したことではありません。

 

東京大学卒業生カードは中身はMasterCardなので、米国Amazon.comでPCパーツを購入する際、ドル建て決済の為替換算レートがMasterCardは優秀でありその点便利でした。

今後はダイナースプレミアム+コンパニオンカード(MasterCard)をメインにして、追加でJCB the Classを使う運用にしていく予定です。