東大を出たら東京大学卒業生カードに加えてダイナースクラブカードも20代で簡単に取得可能

私の東大同期の中では卒業生カードとあわせてダイナースクラブカードも持っている人が多いです。しかもたいてい20代半ばで取得しています。

これは私の体験談ですが、卒業生カードを取得した直後にダイナースクラブカードを申し込んだところ、私は20代でもすんなり通ったので審査でも斟酌されている可能性はあります。

クレジットカードの申し込みではクレジットカードの利用履歴、いわゆるクレヒスも見られていますが、他社クレジットカードの申込履歴も審査時に閲覧しています。この申込履歴は半年ほど保存されます。またこの申込履歴では「他社クレジットカードに申込んだ事実はわかっても審査に通ったか落ちたかどうかはわからない」ことも重要です。

クレジットカード会社はクレジットカード申込があった際、他のクレジットカード申込の履歴を閲覧します。これが多い場合は審査で不利になるわけですが、東京大学卒業生カードの申込履歴はプラスに働きます。なぜなら卒業生ならほぼ必ず審査に通過するわけですし、卒業生カードに申込んでいる時点で東京大学を出ていることもわかるわけです。

別の記事でも記載していますが、東京大学卒業生カードは三菱UFJニコスに申込書を直送するわけではありません。まずは東京大学卒業生室に申込書を郵送します。そして東京大学卒業生室で「卒業生であることが確認」できたら、東京大学卒業生室が三菱UFJニコスに申請を出すという流れです。

つまり東京大学卒業生カードの申込履歴があるという時点で「東大を出ている」という事実は担保されているわけです。

卒業生カードを申込んだ直後にダイナースを申込んだから有利になった可能性も考えられます。

ダイナースの審査に通る条件は戸建てを持っていて30歳以上で年収が高くて、しかも既存会員からの招待制・・・といった条件はバブル期の象徴のようなもので、今はそこまで敷居は高くありません。

カード会社からすると年収が高くても、カード利用者が無茶なことをして付帯保険の給付対象となってしまったり、高収入でもその収入以上に金使いが荒く借金までしてしまうような人は避けたいのです。特に中卒高卒で成り上がった田舎の土建屋ブルーカラーほどそういった傾向があります。

理想は堅実に収入の範囲内で支出をし、付帯保険の給付対象になるような事故(特に二輪事故)を起こすような無謀な行動をしない、いわば優良顧客です。

東大カードを持っている人ならそのようなリスクは回避できるという心証は大いにあります。

審査では本当に多くのポイントについて質問されるので、申請のコツを私が申し込んだときのことを思い出しながら詳しく書いてみました。

年収のラインは500万円以上とされているので20代でも余裕で通過できる水準です。職場が給与重視の外資系投資銀行のようなところでなくても、JTの総合職のようにまったりとしたインフラ的側面の強い旧態依然とした古き良き日本の職場のような給与水準でも十分通過できるレベルです。