今までハイスペックノートばかり買ってきたので、持ち運びを優先したノートPCかタブレットを購入しようとサーベイしています。それについてメモ書きとしてまとめておきます。
コンピュータはデスクトップ、タブレットorノート、スマホの3つに分ける
今まではデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、スマホのように4つに分けて考えていましたが、最近はデスクトップ、ノートorタブレット、スマホの3段階に分けて考えたほうがいいと思っています。ノートとタブレットは両方とも持ち運ぶものですし、スマホではスペックが不十分なときに使うモバイル端末という点では全く同じものです。単にメカニカルなキーボードが付いているかどうかの違いだと言えます。
持ち運ぶなら2kgが限界 できれば1.5kg未満 1kg切ってたら言うことなし
ノートパソコンの軽さはそこまで進歩していません。重い原因はリチウムイオン電池です。ノートパソコンの重さのうち、リチウムイオン電池が大半をしめています。そしてリチウムイオン電池の単位重量あたりに充電できる電力エネルギー密度が進歩していない以上、リチウムイオン電池が今後軽くなるとは考えづらいです。今後もノートパソコンが劇的に軽くなることはないでしょう。
2kgを超えてるノートパソコンは持ち歩くとしたら手提げカバンでは厳しいです。手提げかばんにいれるなら1.5kg未満が必要です。1kg切ってたらかなり軽い方で、もっとも持ち歩くストレスがないでしょう。
SurfacePro4の欠点はキーボード
さてタブレットとノートPCを兼ねるものとして有名になったSurfacePro4ですが、私は購入を見送ることを決定しました。
キーボードのボタンがえらく小さいところがあったりしていて、ユーザビリティを全く考慮していないキー配置になっています。
しかも打鍵が指にやさしくなく、音も大きい。つくりもしっかりしているとはいえず、あくまでも「おまけ」という位置づけのようです。SurfacePro4は第一義的にはタブレットですから、メカニカルキーボードは副次的なものということで対してお金をかけていないんでしょう。
初期不良がすごいらしいSurfaceBook
スペックだけ見ればSurfaceBookは素晴らしいです。
ですが、価格コムのレビューをみると初期不良がとてつもないレベルだということがわかります。ネット上のレビューを総合的に勘案しても、SurfaceBookは欠陥品とみて間違いなさそうです。
SurfaceBookのいいところは、メカニカルキーボード部分と完全に分離させるとタブレットになることです。さらにメカニカルキーボード部分もSurfacePro4よりはしっかりつくってあり、完成度が高ければ私はVaioZよりこっちを選んでいます。
2016年夏の時点ではVAIO Zの方がSurfacePro4よりいい
そしてVaioZのよさはキーボードがしっかりしているところです。配置もキーの大きさもよく考えられていますし、タッチも指が疲れにくくなっています。
VaioZはカスタムで買うべきです。私ならcore i7+Win10Pro+メモリ16GB+NVMe512GBの全部入りにして買います。それでも40万円未満におさまりますし、最近の価格は安いけど中華製というPCだらけの現状では本当にありがたい存在です。
昔からVaioはスペック検索をするとほぼ唯一残るほどニッチなものとしてありがたいものでした。現在も、全部入りのフルスペックが好きな人にとっては重宝されているのがVaioだと言えます。
難点はキーボード部分と物理的に分離せずタブレットとして使うのにはムリがあることです。VaioZを選ぶのならタブレットのような用途は諦めたほうがいいかもしれません。
VaioZの不満
mini HDMIかmini Displayportでもいいので、デジタルディスプレイ出力を2つ付けて欲しかったです。それならVaioZの画面1つ+外部2つでトリプルディスプレイが可能になります。作業をするときはデュアルよりトリプルにすると格段に作業効率があがります。
あとはUSB出力がもう1つあるとよかったです。今までのVaioはUSBが3つはついていました。2つだと少し物足りなく感じます。
まとめ 2016年夏時点での戦略は次期SurfaceBook待ち
SurfaceBookは画面とキーボード部分を切り離してタブレットとして使える点では満点です。しかし耐故障性の完成度が低すぎてまったく実用に耐えないものになっています。
現時点ではVaioZがベストチョイスとなりそうですが、次のSurfaceBookの様子をみてみて、やっぱりMSのSurfaceシリーズは今後も改善する余地なしとみたらVaioZを買うつもりです。
SurfaceProはキーボードがおまけ的扱いにしかなっていないので、私はSurfaceBookの劣化版とみなしています。