ブルーレイやDVDドライブは極稀にドライバCDをインストールするくらいにしか使わないので現在外付けしか保有していません。ドライバCDがついてきても結局はダウンロードしたほうが手っ取り早い上に最新版が手に入るのでますます内蔵型ドライブの必要性は薄れてきています。
用途としてはSSDではなくいまだにHDDを使っている人が、もし急にHDDが故障したときのためのバックアップをブルーレイディスクで作成するくらいでしょうか。
そのようなバックアップ用途なら外付けでなく内蔵型のドライブがおすすめです。
通常タイプ
ブルーレイやDVD・CDドライブで信頼性が高いメーカーといったら昔からパイオニアしかないという状況です。まさに一強です。はっきり言って他のブルーレイ・DVD・CDドライブメーカーはお話になりません。
CD-DA用のオーディオCDチェック機能搭載の最上位モデル
・BDR-S11J-X
2017年2月発売の最高級ドライブです。パイオニアの中でも最も高価なものです。このドライブはCD-DAフォーマットで記録されている音楽CDのリッピングで威力を発揮します。
CD-DAというのはデジタルでありながらエラー検出ができないという欠陥のあるフォーマットです。エラー検出ができない代わりに録音時間を長くするようにしたのですが、それが逆にドライブによって再生品質が異なってくるというアダとなりました。
そのCD-DA特有のエラーを最大限に抑えて音楽CDを読み取ることができるのがこのドライブです。手持ちの音楽CDをバックアップする予定があるなら最適のドライブだと言えます。
・BDR-S09J-X
これは2015年1月発売のモデルです。これにもオーディオCDチェック機能がついています。
オーディオCDチェック機能無しの最上位モデル
・BDR-S11J-BK
こちらも2017年2月に発売されたドライブですが、上記のBDR-S11J-Xほどのこだわりはありません。CD-DAを正確に読み取る特徴がないかわりに、普通のファイルデータ読み取り用ドライブになっています。価格はこちらのほうが当然安いです。
・BDR-S09JBK
2015年1月発売の上位モデルです。今買うなら上記のBDR-S11J-BKの方が新しいのでおすすめです。BDR-S11J-BKと同じくオーディオCDチェック機能はついていません。
XL書き込み対応の中堅モデル
BD-R XL、BD-RE XLの書き込みに対応した中堅モデルです。最上位と廉価版のちょうど真ん中に位置します。
・BDR-209XJBK2
2015年3月発売のモデルです。こちらはソフトウェアが付属していません。
・BDR-209XJBK/WS2
2015年3月発売です。こちらは上記モデルのソフトウェア付版です。
・BDR-209XJ
これは上記BDR-209XJBKのベージュ色バージョンです。ソフトウェアが付属しないバージョンです。2015年3月発売です。
・BDR-209XJ/WS
上記BDR-209XJのベージュ色版です。2015年3月発売です。
・BDR-209XJBK
2013年発売のモデルです。色はブラックです。
・BDR-209XJBK/WS
上記モデルのソフトウェア付属版です。2013年発売です。
XL書き込みには対応していない廉価モデル
以下のモデルはBD-R XL、BD-RE XL書き込みに対応していません。読み取りはできます。
・BDR-209BK2
2015年3月発売のブラック色のドライブです。ソフトウェアが付属していません。
・BDR-209BK/WS2
2015年3月発売のブラック色のドライブです。ソフトウェアが付属しています。
・BDR-209BK
2013年発売のブラック色ドライブです。ソフトウェアが付属していません。
・BDR-209BK/WS
2013年発売のブラック色ドライブです。ソフトウェアが付属しています。
スリムタイプ(薄型5インチドライブベイ用)
ノートパソコンについているような薄型タイプのドライブです。小型PCケースの中にはこのようなスリムタイプの5インチドライブしか入らないものもあります。
以下掲載しているものはすべてドロワ(drawer)タイプであり、モーターで自動的にトレイが出てくるものではなく、手動でディスク格納場所を「引き出し(draw)」て手動で元に戻すというタイプのことを指しています。
XL書き込み対応のモデル
・BDR-UD03
2015年発売です。ソフトウェアが付属しないバージョンです。
・BDR-UD03/WS
2015年発売のソフトウェア付属版です。
・BDR-TD05
2013年発売のものです。ソフトウェアが付属しないバージョンです。
・BDR-TD05/WS
2013年発売のソフトウェア付属版です。