ノートパソコンやPS4等で使われている2.5インチサイズの内蔵型HDDを網羅的に調査した結果をまとめています。ただし最近のノートパソコンはM.2規格のSSDになっており、2.5インチHDDを搭載できるのは古い昔のノートパソコンであることに注意です。
HDDとSSDどちらかにするか迷っている場合、「価格が高くてもいいなら」SSDをおすすめします。SSDには価格以外のデメリットはありません。SSDの弱点は価格の高さのみです。
一方で「HDDのメリットは価格の安さのみ」です。HDDは動作音がする上に消費電力が高く読込みや書込みの速度も遅いので、価格以外の面ではSSDに劣っています。
「音がうるさくても速度が遅くても、SSDより安いHDDがいい」という場合は以下紹介する2.5インチのHDDをおすすめします。
【5TB】
1位 Seagate
今のところ5TBの2.5インチHDDはSeagateからしか発売されてないので消去法的に1位です。
・ST5000LM000
15mm厚、5400rpm。プラッタ枚数5。バッファサイズ128MB。BarraCudaシリーズ
【4TB】
4TBの2.5インチHDDになると必然的に厚さが15mmになります。
1位 Western Digital
・WD40NPZZ
2017年発売。15mm厚。PMR記録手法採用。バッファサイズ8MB
2位 Seagate
・ST4000LM024
2016年12月発売。15mm厚。転送速度最大140MB毎秒。5400rpm。バッファサイズ128MB。BarraCudaシリーズ
・ST4000LM016
2016年発売。15mm厚。転送速度最大130MB毎秒。5400rpm。バッファサイズ128MB。Laptopシリーズ
【3TB】
1位 東芝
・MQ03ABB300
2015年発売。バッファ(キャッシュ)サイズ16MB。15mm厚。5400rpm。最大伝送速度185.5MB毎秒
2位 Western Digital
・WD30NPZZ
2017年発売。バッファ(キャッシュ)サイズ8MB。15mm厚。5400rpm
3位 Seagate
・ST3000LM024
2016年発売。15mm厚。バッファサイズ128MB。転送速度最大140MB毎秒。5400rpm。BarraCudaシリーズ
・ST3000LM016
2016年発売。15mm厚。バッファサイズ128MB。転送速度最大130MB毎秒。5400rpm。LapTopシリーズ
【2TB】
1位 Western Digital
・WD20SPZX
2018年発売。ほとんど注目されなくなった2.5インチHDDかつ2TBという小容量ながら2018年になって登場した新しいモデル。2.5インチHDDを選ぶなら発売日が新しいWestern Digital Blueシリーズはおすすめ。バッファサイズも128MBありSeagateの最新型に追いついている。7mm厚を達成しており汎用性が高い。
2位 東芝
・MQ03ABB200
2015年発売。バッファ(キャッシュ)サイズ16MB。15mm厚。5400rpm。最大伝送速度185.5MB毎秒
3位 Seagate
・ST2000NX0403
7200rpm。Enterprise Capacityシリーズ