ファンレス無音PCと静音PCのためのケース選びまとめ

スポンサーリンク

無音or静音PCを作るにあたってPCケースをサーベイした結果を覚書としてまとめておきます。

ファンレスで無音PCを作ったり、ファンを付けるものの静音にしたい場合はPCケース選びがとても重要です。PCケースというのは一度買ったら長く使えます。私は2001年に初めてパーツを集めてパソコンを組み立てたときのPCケースを未だに使っています。

電源を取り替えていけばPCケースは長持ちするので1万円~数万円くらいしても良いケースを選んでおけばずっと使えます。

インデックス:

ファンレス無音PCのためのケース選び

まずはケース選びが重要で、メッシュ状になっている穴だらけのケースでない限り「ファンレス無音」PCは難しいでしょう。いくらCPUがファンレスでもヒートシンクからの熱をケース外に出してあげないと意味がないからです。

そうなると究極的にはケースにいれずに、ヒートシンクをつけた状態でむき出しにするのが無音としては最もシンプルです。でもさすがにケースに入れないわけにはいかないので、ほぼむき出しと同じ状態の穴だらけケースを使うしかありません。

例えばこのケースはThermaltakeのケースでmicroATXとmini-ITXに対応したものです。

もしくは同じコンセプトのものでmini-ITXのみに制限されますが少し小型になったタイプもあります。

後者はオリオスペックの無音PCも採用しているケースです。ケースの内容量(体積)が大きければ大きいほど放熱に余裕ができるので私は前者のmicroATXケースをおすすめします。注意すべきなのは、このケースは他のmicroATXケースより大きめでありコンパクトに欠けるので、 microATXならではの省スペース性を享受できません。

このケースには最初からファンが付属していますので、マザーボードとケースファンのコードは接続しないようにすればファンレスになります。

もしケースを低速でもいいから回したくなったらコードを接続してSilent設定にすればほぼ無音の静音PCにできます。

CPUファンを付ける静音PCの場合のケース選び

ファンをつけることを前提とするなら穴だらけのケースより密閉性を重視したケースを選ぶことが重要です。密閉型のケースは比較的高価な物が多いです。さらに密閉型にするとファンを回すことが前提となるためケース内にぎっしり敷きつめるタイプになり省スペースにもできます。

Extended-ATX対応

Xeon E5やXeon E7でマルチプロセッサ構成にする際に、ほとんどのマザーボードはE-ATXになっています。

Xeon E3を使ってCore i7の信頼性を向上させたバージョンのワークステーションを組みたい場合はあえてE-ATXケースを採用する必要はありません。Xeon E3ならATXケースで十分です。またXeon E3用のマザーボードはMSIからMicroATXも出ているのでそちらでもOKです。

まずは5インチベイもついたCorsairの静音ケースです。

このケースはフルタワーなのでミドルタワーよりも高さがあります。横幅は同じです。

蓋を開けると5インチベイが2つでてくるので、Blu-rayドライブ+SDカードスロットのような構成も可能です。

このケースはフルタワーであることが私の中ではマイナスポイントです。E-ATXだから仕方ないですが、どうしても5インチベイがついててかつミドルタワーサイズがいいという人はATXケースを選ぶしかありません。

5インチベイなんていらないという人にはミドルタワーまでサイズを小さくした以下のものがあります。2016年発売のものです。

ミドルタワーサイズでExtended-ATXに対応した詰め込み具合は価値があります。このケースで私が残念に思っている点はリアファンのサイズが12cmであることです。より静かにできる14cmファンが欲しいところでした。以下のATX対応のFractal Designのものは14cmファンなのでその点がこのCorsairのケースが残念なところです。

先ほどのフルタワーのケースは14cmファンです。なので14cmファンにこだわる人はフルタワーの方がいいかもしれません。

そしてCorsairの静音ケースには2014年に発売されたミドルタワーのものもあります。ですがこれはおすすめしません。価格は先ほどの2016年発売のミドルタワーとほとんど変わらない上に、このケースをあえて選ぶ特筆すべき点がないため新しい物を選んだほうが無難です。

ATX対応

最も一般的であるATX対応のケースです。

2016年発売のものですが。私はこれならE-ATXタイプのケースを買いそうです。または以下のFractalDesignのものを買います。Xeonでマルチプロセッサ構成にする予定があるならCorsairのE-ATXケース、Xeon E3でシングルプロセッサ止まりならFractalDesignのATXケースがいいでしょう。

というわけで以下のケースが最有力候補です。欠点はスチール製なので13kgもあるということでしょうか。

色は他にもブラックがありますが、あまりブラックなのかチタングレイなのか違いがないようです。実店舗で実際の色を確かめてからのほうが良さそうです。

このR5がすごいのは14cmファンを搭載していることです。Corsairは先ほどのE-ATXケースでさえ12cmファンだったので、ATXで14cmファンがついているのは静音性を優先しています。またこれより一段階小さいMicroATXケースは12cmファンになってしまうため、組み込むマザーボードがMicroATXだとしても、このR5を選ぶだけの価値はあると思います。

Micro-ATX

MicroATXタイプのケースはSilverStoneに収納性が高いコンパクトな優良ケースが数多くあるのですが、残念ながら作りがあまりよくないようで結局FractalDesignがベストチョイスになりそうです。

残念な点はやはり少し重いこと。9kgもあります。

良い点は5インチベイがしっかり付いていることです。さらにCPUクーラー16cmもOKなので虎徹も収納できます。リアファンは12cmなのでそこは普通です。

悩ましい点はこれをかうならATXのFractalDesignを買おうかなと思ってしまう点です。

Mini-ITX

Mini-ITXは意外と使えます。デメリットはメモリスロットが2枚しかない点と、M.2スロットがマザーボードの裏になってしまう点くらいです。Mini-ITXはPCI Expressスロットが少ないため、なるべくPCI Express拡張を使わなくても済むようにマザーボードに機能が全部入り担っているものが多いです。

だから意外とMicroATXやATXよりもマザーボードそれ自体の機能性は上だったりします。その分だけ拡張性は劣ります。

そして待ちに待ったFractalDesign製のMini-ITXケースが2016年に出ました。

このケースのいいところはリアファンに12cmを採用していることです。

さらにCPUクーラー高についても考慮されていて、虎徹のような16cm級CPUクーラーも入ります。これが私にとっては一番嬉しいことです。

あとは電源もATXタイプが入るためわざわざスリムタイプ電源を買う必要がありません。

私は次にXeon E3マシンを組む予定でいるのでMini-ITXだと無理があります。FractalDesignのDefine R5かMicroATXケースでの作成を予定しています。

スポンサーリンク