高級静音電源Seasonic SSR-650TD PRIME 650 W Titaniumを購入

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Core i7 + SSDパソコンの電源(2006年購入)が不調なので、このSeasonic PRIMEシリーズ650W電源に買い替えました。

耐久性・信頼性・静音性を重要視するならこれ以上無い高級品になっています。

欠点は価格が高いこと。特に米Amazonでは1ドル100円換算で1万円台なのに、日本で国内正規品を買うとなると米国市場の1.5~2倍ほどします。

私は今回TSUKUMOで買いましたが、安ければAmazonやヨドバシでも全然問題ないです。むしろ初期不良交換などで交換する際の手際の良さはAmazonが別格で上です。

高級電源だが、台湾企業設計のチャイナ生産

CPUやグラボチップなどの部品以外は、PCパーツはほとんどが台湾籍企業が設計しています。ASUSもCoolerMasterもThermaltakeもThermalrightも台湾企業です。そして生産だけは大陸のチャイナで行うという形が一般的です。

そしてこのPRIMEシリーズ電源も全く同じです。これだけ高いのにチャイナ生産かと思いますが、米国Amazonでは日本の半額程度で売られていますし、さらに部品だけは日本製を採用しているのでチャイナ製でも高くなってしまうのでしょう。

どうしても日本国内生産を選ぶとしたら、設計は台湾籍企業のCoolerMasterでも、生産は日本の村田製作所がやっている1200W電源がありますのでそちらがおすすめです。

80PLUS認証では最高峰のTITANIUM取得

この電源を買う前に使っていた電源は2006年購入のものだったので、そもそも80PLUS認証の製品はほぼ出回っていませんでした。

そのため大した消費電力もないのに発熱量はすごく、ケース上部を触っても電源が熱くなっていることがよくわかるようなものでした。ファンは常に回転し、出て来る空気も冬でも熱気そのものでした。

その点今回のSeasonicPRIMEシリーズ電源はTitaniumランクを取得しているので、ケースをさわっても電源部分が全く熱くなっていません。室温と同じです。さらにファンは回転していますが、電源から出てくる排気は全く熱せられておらず室温の空気そのものです。

さすが10年経過しているだけあり、電源の効率性はかなり上がっていると言えます。

電源外寸15cmなのに直径13.5cmもあるファン

ATXの横幅は15cmと決まっています。奥行きは電源によって16cmのものもあったり、本電源のように17cmあるものもありますが、横幅は15cmより大きくできない以上、搭載するファンの直径も大きくできません。

本電源に搭載されているファンの直径は13.5cmという特殊サイズです。普通のケースファンやCPUクーラーのファンというのは12cmの次は14cmで標準化されています。

その間の中途半端な13.5cmというファンを採用しているのは、15cmという電源サイズの制約があるからです。

この電源のために13.5cmの特殊サイズのファンを作ったとも言えるでしょう。

なぜ直径を大きくするのかと言えば、回転数を下げても風量を確保できるため静音化が可能だからです。

 数十ワット程度の微小電力でもファンは稼働 セミファンレスではない

2016年4月に組んだCore i7 6700K+SSD+Intel HD Graphicsパソコンの電源(2006年購入)が故障したので、今回この電源に取り替えたわけですが、パソコンの消費電力が数十ワットくらいしかなくてもファンは回転します。

Corsairから出ているセミファンレスタイプの電源は90W以下だとファンを停止しゼロノイズを売りにしていますが、このSeasonic電源は非常に低速でも常にファンは動いている感じです。

当然ほぼ無音であり、パソコン背面の電源の通気口を後ろ側に向けているのなら音は座席まで届きません。

回転を止めるような準ファンレスでない理由は、おそらく電源のコンデンサや抵抗やトランス、コイルといった電子部品の寿命を伸ばすためでしょう。日本国内では10年保証ですが、海外では12年保証なのでそれだけ寿命を大事にしている製品だと言えます。

例えばSeasonicから出ているファンレス電源Seasonic SS-520FL2 520Wがあり、日本では売られていないものですが、こちらは7年保証になっています。ファンレスの分だけ保証期間が短くなってしまうのは仕方ないということです。

日本国内販売に限らず各国向けでも日本製コンデンサ採用

そこそこ高価な電源だと最近は日本製コンデンサ搭載がごく当たり前になりました。別に日本国内で売るからわざわざ日本製コンデンサを使っているのではなく、世界各国でも”Japanese capacitors”を採用しているとわざわざ箱に英字印刷してアピールして売っているわけです。

つまり日本に限らず世界各国で売られている電源も、それなりの価格のものはしっかり日本製コンデンサを使用するのが当たり前になっています。

今回私が買ったSeasonic電源も例外に違わずもともと最初から日本製コンデンサを採用している製品であり、「日本人は国産部品にこだわるから日本向けだけは日本製コンデンサにしておこう」というものではなく万国向け共通だということです。

24時間365日稼働前提でもOK 本来は12年保証の品質

デスクトップPCというのは基本電源は切らないものです。パソコンで科学技術計算をしていたりする人ほどそうだと思います。電源をちょくちょく切る必要があるのはノートパソコンくらいです。

私もパソコンの電源は基本ONのままなので、そのような用途でも耐えられる電源を選ぶことが必須でした。今回のSeasonic電源はそのような用途にマッチしていると言えます。

本来この電源は12年保証として各国で売られているものですが、日本の正規代理店であるオールテックは10年までとしたようです。

箱に印字されているのは12年保証なので、モノとしては12年保証できるだけの品質だけれども、代理店の収支上の都合で10年という期間を選んだのだと思います。

電源を上部に設置する古いPCケースやCorsair600Qのような倒立ケースでは電源を逆さにして取り付ける

最近のPCケースは電源を下に設置するのが主流です。熱は上に逃げるので電源の放熱に適していることと、天板には水冷ラジエータを取り付けて排気または吸気を行うスペース確保のために電源を上部に取り付けるPCケースは少数派になりました。

私は今回、このPRIMEシリーズ電源を2000年初期の古いPCケースに、電源の部品交換として取り付けました。もちろん電源を上部に取り付けるタイプです。

よってこの電源を上下逆にひっくり返して取り付けています。ファンがある方向を下向きにしてケース内の空気を吸気できるようにするためです。

ケース上部は通気口がないため、ファン口を上部に向けてしまうと完全に電源を密閉してしまうのでこのような設置にしました。

理想は電源のファンが見えている部分を上向きにすることですが、そう出来ないケースの場合は無理に上向きにせず下を向けて電源を倒立させて設置する必要があります。

高電圧を扱う部品にはお金をかける

パソコンは基本的に12Vや5Vで動作しますが、家庭向け電源は100Vか200Vなので当然トランスで変圧して電圧を下げてあげる必要があります。

5Vや12Vで駆動するマザーボード程度なら別に安いものを選んでも致命的な損害にはなりませんが、100V電圧を扱う電源ユニットで安いものを選んでしまうと致命的な損害になってしまう可能性があります。

これは電源ユニットのみならず、電源タップ・延長コードでも同じです。コンセントからPCまでの延長コードは最低でもパナソニック(昔はナショナルブランドで売られていたもの)を買うべきです。

パナソニックの電源コードでも高々数千円ですし、チャイナ生産された安い電源タップなど電源まわりは絶対にお金をケチってはいけないところです。メモリやCPUやSSDマザボは最悪ケチってもいいでしょう。でも電源は予算を削るべきところではなく、その理由は扱う電圧のオーダー(レベル)が違うからです。

電源には資金投下を惜しまないという価値観を採用できるならば、このSeasonic PRIMEシリーズは良い選択になります。

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