このLe Grand Macho RTは2017年3月に発売されたAMD RyzenのSocket AM4に対応する部品が付属しています。
2016年にThermalrightから発売されたLe Grand MachoはTDP95Wまでならファンレスでも冷やすことができるものです。ファンを付けるとTDP300Wまで対応できるCPUクーラーですがファンは別売りでした。今回購入したRTは純正ファンが付属しているものです。
2016年Le Grand MachoとCPUクーラー本体は一緒 純正ファンが付いているかどうかの違い
2017年2月に日本国内で発売されたLe Grand Macho RTは最初から純正14cmファンが付属しています。もちろんファンを付けてもつけなくてもいいので、ファンレスで使いたければ付属ファンを取り付けなければいいだけです。
CPUクーラーのヒートシンク寸法は2016年に発売されたLe Grand Machoと同じなので、ファンレスにする予定の人は2016年発売のものを買ってもいいですし、品薄だったら2017年発売のLe Grand Machoを購入して付属のファンは付けずに本体だけを使用すればいいということです。
Le Grand Machoはフランス語としてそのまま読めば”ル・グラン・マチョ”になります。
Thermalrightは台湾籍の企業であり生産は台湾です。私が購入したものの箱にはMade in Taiwanと書いてあります。
また箱にはLe Grand Machoの文字の下に”RT”と書かれたシールが貼ってあります。これはRTが印刷されておらず後からメーカーがシールを貼ったものと考えられます。
その一方で、箱に印刷されている写真はファン付のものになっており、まさにRT用の写真になっています。
2016年Le Grand Machoはヨドバシの実店舗で定価で売っている
もしファンレスとして使うなら2016年に発売された無印のLe Grand Machoで十分です。定価はLe Grand Macho RTより1000円ほど安いです。
少し前まではヨドバシ.comにも在庫がありネットから買えたのですが、今は在庫切れになってしまいました。
ただしヨドバシ実店舗には在庫があるようでして、私が調べた時点では秋葉原と関西だと京都と梅田に在庫があるようです。
2017年発売のRTは今のところツクモ、ドスパラなどから購入することができます。そのうちAmazonでも取扱が開始されるかもしれません。
想像以上にでかい箱が届く
CPUクーラーならそこまででかい箱にならないと思っていましたが想像以上に大きな段ボール箱で届きました。梱包の段ボール箱をあけると梱包用のクッションが当然ありましたが、その中に入っているLe Grand Machoの箱も非常に大きくて驚きました。
箱を開けると白い薄い段ボール箱があり、その中に取り付けプレートやネジなどが入っています。箱の側面には長いドライバーが入っています。このドライバーは必須なので取付後も無くさないようにする必要があります。やはり最もスペースを取っているのはクーラー本体でありしっかり綺麗に梱包されています。
解説書はわかりにくい Youtubeに投稿されている取り付け動画を参考にするのがベスト
箱を開けるとまず出てくるのが解説書です。
面白いと思ったのは、商品名のLe Grand Machoはフランス語なのにも関わらず解説書の言語は英語、ドイツ語、中国語の3つだけだったことです。
日本語は用意されていないので英語を読んでやることになりますが、言語以前にそもそも解説の出来自体が悪いです。図の出来が不十分です。
解説書よりYoutubeで取り付け動画を見たほうがいいです。以下の動画がわかりやすいです。
PCケースのリアファンとの干渉に注意
他にはMini-ITXマザーボードのCPUソケットの位置はしっかり確認する必要があります。ATXに準拠している場所にCPUソケットがあるマザーボードでないと、Le Grand Machoが他のPCをパーツに干渉する可能性があります。