一昔前のノートパソコンで採用数が多いmSATA規格のSSDです。通信規格は全てSATAでありPCIe規格のものはありません。発売日が2015年以前のものはMLCタイプ、2016年以降のものはTLCタイプが多いです。
1TB
1位: Transcend(トランセンド)
・MSA370 TS1TMSA370
2016年発売。MLCタイプ。Micron製NAND搭載。これはmSATA接続というかなり限られた場合のみに必要となるSSDです。最近はベアボーンのような小型PCではM.2接続のSSDを使ったりするので、mSATA接続のものがあとから必要になることはほぼないでしょう。ノートパソコンでは使用されているものがありますが、それでもあまり需要があるものではありません。
2位: サムスン
・860 EVO mSATA MZ-M6E1T0B/IT
2018年2月2日発売。mSATA規格SATA接続TLCタイプ。サムスン公式では”3bit MLC”となっているが、これは1素子に3ビット詰め込むいわゆるTLCのことを指しています。MLCではないので注意。下記の850 EVOの後継品です。3年ぶりの後継品です。TBW600TB
・850 EVO mSATA MZ-M5E1T0B/IT
2015年発売。mSATA規格TLCタイプ
512GB、500GB、480GB
1位: Sandisk
・ウルトラ II mSATA SSD SDMSATA-512G-G25C
このSSDは、持っているベアボーンやノートパソコンがmSATA規格になっており、本当はM.2や2.5インチSSDを使いたいけれども使えないという限られた状況下において購入するものです。2015年4月発売と古いものです。
M.2や2.5インチタイプのSSDを接続できるならば、このmSATAをあえて使う必要はありません。少数派ゆえに価格は高めですし、これから消えていく規格なのでブラッシュアップもされていません。仕方なくmSATAを選ばざるを得ない状況下以外では、各社が性能向上と信頼性向上を競っている2.5インチタイプやM.2接続タイプのものを最優先に使うべきです。
2位: Kingston(キングストン)
・SSDNow mS200 Drive SMS200S3/480G
2014年発売。東芝製MLCタイプNAND採用
3位: Transcend
・TS512GMSA370
2014年発売
4位: サムスン
・860 EVO mSATA MZ-M6E500B/IT
2018年2月2日発売。TBW300TB
・850 EVO mSATA MZ-M5E500BW
2015年発売
5位: 旭東エレクトロニクス
大阪府に本社がある日本企業だが製造は日本ではない廉価品。SUNEASTシリーズは安さだけが売り。
・SUNEAST SE800-m512GB
2018年発売。公式としてはコントローラのメーカ名もNANDのメーカ名も明らかにされていませんが、Marvellコントローラを採用しているのでおそらくIntel-Micron製の3D TLC NANDを使っています。
256GB、250GB、240GB
1位: Kingston
・SSDNow mS200 Drive SMS200S3/240G
2014年発売。東芝製MLCタイプNAND採用
2位: Transcend
・TS256GMSA370
2014年発売
3位: サムスン
・860 EVO mSATA MZ-M6E250B/IT
2018年2月2日発売。TBW150TB
・860 EVO mSATA MZ-M6E250BW
上記「MZ-M6E250B/IT」のグローバル版。国内正規品ではないが中身自体は同じ。
・850 EVO mSATA MZ-M5E250BW
2015年発売
4位: 旭東エレクトロニクス
・SUNEAST SE800-m256GB
2018年発売。
128GB、120GB
1位: Kingston
・SSDNow mS200 Drive SMS200S3/120G
2014年発売。東芝製MLCタイプNAND採用
2位: Sandisk
・Z400s SD8SFAT-128G-1122
2015年発売
3位: Transcend
・TS128GMSA370
2014年発売
4位: 旭東エレクトロニクス
・SUNEAST SE800-m128GB
2018年発売
64GB
1位: Sandisk
・Z400s SD8SFAT-064G-1122
2015年発売
2位: Transcend
・TS64GMSA370
2014年発売
32GB
1位: Transcend
・TS32GMSA370
2014年発売
16GB
1位: Transcend
・TS16GMSA370
2014年発売