Ryzen 5 1400とCore i3 7300のベンチマーク比較 まさかのCore i3の完勝 当然Core i5 7400でも勝利

スポンサーリンク

Ryzen 5 1400は2017年4月に発売された第1世代Ryzenプロセッサのラインナップのうち、最もグレードが低く、最も安い価格で提供する廉価品の位置づけのプロセッサです。

最もグレードが低いといっても、1400という数字から判断するとグレード4の位置づけだということがわかります。

そうなるとIntel Coreプロセッサの中でグレード4であるIntel Core i5 7400と比較するのが順当です。AMDとしてもRyzen 5 1400はCore i5 7400の対抗馬としてリリースしたと思われます。

しかし、性能を比較してみるとRyzen 5 1400はCore i5 7400よりもワンランク低いCore i3 7300の性能にも勝てない結果となりました。しかも価格は若干ですがCore i3の方が安いです。

本来の対抗馬であるCore i5 7400だと当然Core i5の方がRyzen 5 1400より性能が上なのですが、最近少しRyzen 5 1400が安くなったことによってRyzen 5 1400の方が安くなりました。しかしRyzen 5 1400にはオンボードグラフィックスが搭載されていないので、ディスプレイを映すためには別途グラフィックボードを購入する必要があります。そのコストを勘案すると、トータルではCore i3やi5の方が有利だと言えます。

Core i3 7300に勝てない結果となったRyzen 5 1400

特筆すべき点は、Ryzen 5 1400はCore i3にも性能で勝てなかったということです。

たった+1%ですがCore i3 7300の方が勝っています。しかも価格差は圧倒的にCore i3の方が安いです。しかもオンボードグラフィックス付きなので別途グラフィックボードを買う必要もありません。

性能でも勝っていて価格面でも勝っていてグラフィックボードも不要ときたら、合理的に判断するならばCore i3 7300を選択することになります。

1世代前のCore i3 6300には勝利

2015年8月に発売された1世代前の第6世代Skylake Core i3 6300とも比較してみます。

こちらはさすがに+5%とRyzen 5 1400が勝っています。しかも既に生産中止されているのでCore i3 6300の価格は新しい世代のKabylake7300よりも高くなっており、あえて買うメリットはないでしょう。Core i3 6300を買うならCore i3 7300の方がいいです。

Coreシリーズで最低グレードのCore i3 7100にも勝利

第7世代のCoreシリーズで最低グレードのCore i3 7100と比較してみます。

+3%、Ryzen 5 1400が勝利しています。

しかし圧倒的にCore i3 7100の方が安いですし、しかもオンボードグラフィックスが付いてくるので別途グラフィックボードを用意する必要もありません。コストパフォーマンス重視ならCore i3 7100に軍配が上がります。

Ryzen 5 1400と本来比較すべきCore i5 7400には圧倒的敗北

先程はCore i3 7300と比較しましたが、Ryzen 5 1400は本来Core i5 7400と比較するのが妥当です。ともに同じグレード4のプロセッサだからです。1400は第1世代のグレード4を表し、7400は第7世代のグレード4を表しているからです。

性能では+8%Core i5 7400の方が勝利しています。近年のプロセッサ性能の伸び率が+15%だということを考慮すると、2017年1月に発売されたCore i5プロセッサが2017年4月に発売されたRyzen 5に+8%勝利しているのは圧倒的だと言えます。

ただし、CPU価格はRyzen 5 1400の方が現在では安くなっています。性能ではCore i5 7400の方が高いけれども、価格ではRyzen 5 1400の方がやすいのなら十分存在意義のあるCPUになります。

しかし、Ryzen 5 1400にはオンボードグラフィックスが付いておらず、Core i5 7400にはIntel HD GraphicsというオンボードグラフィックスがCPUチップ状に載っています。

つまりRyzen 5 1400を購入したら別途拡張グラフィックボードも用意しなければならないわけですが、数千円程度のグラフィックボードにしておかないとトータルコストでCore i5 7400に負けてしまうことになります。

さらにはIntel HD Graphicsはそこそこの性能を持っており、少なくとも5,000円以上の拡張グラフィックボードを買わないとIntel HD Graphicsを超えることは難しいです。そうなるとグラフィック性能がさほど必要なく、Youtubeを再生できればいい程度ならオンボードグラフィックスがついているIntel Core i5 7400の方がトータルコストを抑えつつ高い性能を得ることができます。

スポンサーリンク