【2018年最新版】PUBG推奨おすすめゲーミングPC,パーツの比較と選び方 グラボとCPUのfpsベンチマークから最低,理想スペックを評価

近年のゲーム機は家庭用ゲーム機のシェアをスマホが奪う構図が続き、高価なゲームPCを利用することは世の中のゲーム全体からみたらマイノリティでしたが、2017年にリリースされたPUBGというゲームは一般層にもハイスペック志向のゲーム用PCを普及させることに成功しました。

PUBGはオープンワールドかつ100人近いプレーヤー(計算負荷の高いオブジェクト)を並行(パラレルではなくコンカレント)に計算処理する必要があり、また同時にFPSゲームであるためフレームレートの高さが重要です。そのためPCゲームの中でもかなりの高スペックを要求されるゲームに分類されます。

ゲームPCは一度購入すれば2~3年は使う人が多いでしょう。PUBGのおかげで今後数年はSteamなどで配信されるPUBG類似ゲームをプレイできるハイスペックPCが各家庭に存在するということです。PUBG推奨スペックPCはBTOで15万円~ほどしますから、このような「高いゲーム機」を一般層にも普及させることに成功したことによって、重いゲームを売る土壌ができたということでPUBGのようなオープンワールドのFPSゲーム業界が活況です。

今後もこのカテゴリのゲームが続々投入されることが想定されますが、軒並みPUBGよりも動作が軽いことを謳い文句にしているゲームが多いです。つまりPUBGが動作するゲーミングPCを用意しておけば他のゲームも余裕で動作するような状況です。

2018年もそうですが2017年から既にPCパーツ業界やBTOパソコン業界も活況だったようです。その背景にはRyzenプロセッサの発売、仮想通貨マイニングの流行がありますが、その2つに加えてPUBGというゲームが登場したのも大きな要因です。

以下、自作PCとしてPCパーツを集めて作る人も想定して各パーツの選定について記載しています。BTOパソコンを購入する場合も想定しています。PUBG向けPCでは特殊な構成にする必要はなく、「ありふれた高スペックパソコン」で十分なので完成品PCを買う場合においても簡単に選択することができるでしょう。

CPUの選び方:PUBGはFPS確保のため1コアあたりの性能が重要 Intel CoreのTDP95Wプロセッサがおすすめ

PUBGではフレームレート(1秒間あたりの画面描画枚数)を100fps以上にすることが望ましいとされます。今のところPUBGではリコイル制御についてはサーバーと同期を取っておらずクライアントPCの処理のみで行っています。そのため100fps以上のフレームレートの高さがリコイルのしやすさに直結します。

できれば上限の144fps張り付きが理想ですが、序盤のSchoolやPecadoなど数多くのプレーヤーオブジェクトが周囲に存在するとこれが難しくなります。

PUBGでは各プレーヤーオブジェクトを複数コアで並列(パラレル)ではなく、1コアで並行(コンカレント)に処理している

PUBGで扱う重いオブジェクトとしてはRoundに参加している100名近い各プレーヤがあてはまりますが、それら多数のオブジェクトの同期を取りながら1つのコアで集中的にプレーヤーの動作を処理するのがPUBGです。OSのマルチタスクスケジューリングアルゴリズムでいう、ラウンドロビンスケジューリングのように個々のプレーヤーのオブジェクトの動作をCPUの1コアだけに割り当てて処理しています。このオブジェクトの計算をいかに短時間でさばけるかはCPUの性能に大きく依存します。

各プレーヤーの計算処理をCPUの各コアに割り当てて処理することを並列(パラレル)処理といい、1つのコアのみを使って各プレーヤーの計算処理を順々に交代制で処理していくことを並行(コンカレント)処理といいますが、PUBGで採用されているのは後者の並行処理です。

PUBGのみならず他のバトルロワイヤルゲームでも1コアのみで並行処理をしています。せっかくマルチコアなのに1コアしか使わない理由は、複数のコアに分散してプレーヤーの動作を処理すると、あるプレーヤーに割り当てられたコアの処理は早く終了する一方で他のプレーヤーに割り当てられたコアの処理が遅く終了するような時間的なラグ(ズレ)が発生してしまい、各プレーヤーの時間経過を正確に一致させることができなくなってしまうからです。このようなズレが発生すると「隠れたはずなのに被弾した」といったラグが発生してしまうので、1コアがすべてのプレーヤー動作処理の面倒をみてCPU処理上ではラグが発生しないようにしています。※ただしネットワーク通信上のラグ(サーバーまでのレイテンシによるラグ)はCPUの問題ではなくネットワークやサーバー側による問題です

複数のオブジェクト計算を高速処理するために1コアあたりの性能が重要

PUBGでは周辺(敵)プレーヤーの動作も画面には見えてないだけで計算機(ゲームPC)の中ではCPU上で計算処理が行われています。そうしないと敵の足音などをどの方向から鳴らせばいいか判断できないからです。

そのためPUBGを実行しているゲームPCは自プレイヤーの近傍にいる敵プレーヤーのオブジェクトの計算処理を常に実行しておりこれがCPU処理が重くなる要因です。

PUBGでは一時期、ゲーム開始直後の航空機から勝手に強制的に降下させられるバグがありました。こうなると狭い範囲にほぼ全てのプレーヤーが降り立つことになりますが、このバグが顕在化したときには非常に処理が重くなります。

これはPUBGにおける計算処理の仕組みにおいて示唆があります。プレーヤー数は100人で同じなのに、狭い範囲に降り立つのと、広い範囲に散らばるのとではゲームPC(クライアント)への負荷が異なることを表しているからです。

またこのようなときにラグが発生することから、一箇所にプレーヤーが集中するとサーバー側の負荷も高くなることもわかります。その理由としては一箇所に固まっているプレーヤーの位置情報はサーバーからゲームPCに送信され、遠方のプレーヤーの位置情報についてはサーバーからゲームPCに送信していないからだと考えるのが自然です。一箇所に多数のプレーヤーが集まれば、密グラフどころか”完全グラフ”レベルで相互に情報を送信することになるためサーバーの負荷は極めて高くなります。一方で十分にプレーヤーが分散していればそれは”疎グラフ”になるため、サーバーはごく一部の他プレーヤー情報のみを送信すればいいのでサーバー負荷が軽くなるわけです。

先の例はバグによる狭い範囲へのプレーヤー集中でしたが、バグに関係なく発生することもあります。

例えばDONCUPのような2~4人チームの大会で見られることですが、DONCUPでは余計な戦闘(交戦)をせずにさっさと次の円の中に先へ先へと移動して不毛な戦闘を避ける傾向にあります。そのため参加プレーヤーの人数の減りが遅く、終盤戦でも狭い範囲に多数のプレーヤーが存在することになります。

近傍に数多くのプレーヤーが潜伏しているとCPU負荷が重くなりフレームレート(fps)が減少しますが、これは近傍の敵プレーヤーオブジェクトの計算処理をCPUが捌ききれてないからです。

このようにフレームレート(fps)が低下することによって、味方の近傍に敵プレーヤーがどのくらい潜伏しているかがわかってしまうことはメタ情報になってしまうので本来望ましくないのですが技術的観点から仕方ないことです。

このようなときでもフレームレートを落とさないようにするには、1コアあたりの性能を高く維持することが重要です。そのためPUBGにおいてはRyzenよりもIntel Coreのほうがフレームレートが高くなる傾向にあります。

ただしPUBGはマップが広いオープンワールドのゲームなので、初期段階で十分に各プレーヤーが分散していればそこまで負荷は重くなりません。また終盤になれば各プレーヤーが一箇所に集結しますが、その頃にはプレーヤー数が減少しているのでやはり処理は重くなりません。

重くなるレベルまでプレーヤーが集結するのは、ゲーム開始間際の学校(School)やPecadoなどの激戦区が挙げられます。このように大人数が一箇所に集まるときには、複数のオブジェクト(各プレーヤー)の動作をすべて計算処理しなければならないのでCPU負荷が高くなります。

PUBGではプレーヤーオブジェクトを1コアで集中的に計算する処理が中心なのでRyzenのようにコア数の多さは必要ない

よく言われるのは「PUBGはRyzenに対応していないのでIntel Coreのほうが速い」という意見です。これは正しいのですがより正確に言うと「Ryzenのような多コアプロセッサはPUBGのようにオブジェクト間の同期を正確に取る必要のあるゲームには向いていない」ということです。

本来ゲームというのはRyzenのような多コアのマルチコアプロセッサが有利です。一般論としてゲームでは1コアあたりの性能よりもコア数が重要です。多数のオブジェクトを多数のスレッドで実行し、そのスレッドを各コアに割り当てるといった処理の場合はRyzenのほうが有利であり実際そのような処理が向いているゲームは多数あります。

例えばPS4アンチャーテッド4のロッシーの館では多数の人物が会場に集まる様子がプロセッサで描画されていますが、これらのオブジェクトは別々に独立して動いてもOKで、戦闘シーンでない限りオブジェクト同士の同期が取れていなくても弊害はありません。

しかしPUBGのように各プレーヤーの動きの僅かな同期のズレでも勝ち負けに影響するゲームにおいては、オブジェクトごとにスレッドを走らせて多コアで処理するといった方式は使われません。

多コアで実行すると必ず同期処理が必要になります。同期を取らないと、ダメージを受けていないはずなのに受けていたことになってしまうという「ゲームPC内部処理でのラグ」が起こってしまいます。サーバーとクライアント間のレイテンシによるネットワーク通信ラグ以前の問題です。

このような多スレッド方式を採用してしまうと、オブジェクト間の同期をとるためにいちいちバリア同期が必要になり、非常に同期コスト(待ち合わせ時のクロック数)がかかりまともにリアルタイム性を実現できません。

これは60fpsどころか100fps以上、できれば144fpsというフレームレートの高さが要求され、たった数フレームの違いが大きな差となって現れるようなシビアな描画が要求されるPUBGのようなゲームなら尚更です。

よってPUBGでは各プレーヤーのオブジェクトをたった1つのコアで処理しています。一定時間処理したら次のプレーヤーオブジェクトに切り替えて、また一定時間処理したら次のプレーヤーオブジェクトに切り替えるといったことを、短時間の間に高速にオブジェクト切り替えて処理しています。このように1つのコアで複数のオブジェクトを切り替えるのはOSのタスクスケジューリングにおけるラウンドロビンスケジューリングのようなものです。

PUBGはたった1つのコアで各プレーヤーの処理を一手に引き受けて計算処理しなければならないので1コアの負担が極めて重くなります。

その一方で、他のコアはサーバーとのネットワーク通信処理、各種ログ(情報)の表示処理といった軽い処理をしています。これらの処理は、各プレーヤー(オブジェクト)動作の計算処理に比べたら非常に軽いものです。

そのためPUBGではRyzenのように多数のコアがあってもコアを使いきれません。それどころかRyzenのように1コアあたりの性能が低いと各プレーヤーの動作を計算処理しきれなくなりフレームレートが落ちることになります。

多コアのCore i9、Xeon、Ryzenはフレームレートが伸びない

以上のことはRyzenのみならずIntel Coreにも言えることで、PUBGにおいてはIntel Core i9 7980XE(2.6GHz)のように18コアあっても動作周波数が低いプロセッサではフレームレートが伸びません。Xeonであっても同じです。

PUBG向きのプロセッサは、Core i7 8700KやCore i7 7700Kのように1コアあたりの性能が高いプロセッサです。またCore i5 8600K(6コア6スレッド)やCore i3 8350K(4コア4スレッド)でも十分です。これらのCPUに共通しているのはTDPが95Wもある高消費電力&高発熱のCPUであるという点です。Core i3というと性能が低い印象を持つかもしれませんが、Core i3 8350KでもTDP91Wあり、実はCore i7 7700KとCore i3 8350Kは1コアあたりの性能では互角です。

動作周波数を高くして1コアあたりの性能を高くすることを優先すると、どうしても電圧を高くする必要があり電流も増えるため消費電力は動作周波数の2乗に比例して増加するのでTDP95W級の発熱量(消費電力)になります。

1コアあたりの性能を追求するためにはコア数が少なく(4~6コア程度)、消費電力が高い(TDP95W程度)プロセッサを選ぶ必要があります。

予算を気にしないならCore i7 8086Kがベスト

2018年6月8日に発売されたCore i7 8086KはPUBG用途にこれ以上なく最適なCPUです。

Core i7 8700Kの6コア12スレッド、12MBキャッシュなどのアーキテクチャをそのままにして、単に動作周波数を4.0GHz~5.0GHz引き上げたものがCore i7 8086Kです。

動作周波数を引き上げて1コアあたりの性能を引き上げると、他プレーヤーなどのオブジェクトの計算処理を単位時間あたり多数回実行できるためフレームレートが伸びます。一箇所に多くのプレーヤーが集まる状況下では特に、Core i7 8086Kのような高クロック周波数のCPUの性能を発揮できます。

Core i7 8086Kの欠点は価格の高さです。動作周波数を高くするとクロックの立ち上がりが鈍くなり論理回路が正常に動作しないチップが出てきます。そういったチップは動作周波数を下げてCore i7 8700Kとして販売します。高クロック周波数でも動作したごく一部のチップだけを選んでCore i7 8086Kとして販売するためどうしても高額になります。予算さえ許せばCore i7 8086KはPUBGに最適なCPUです。8コア16スレッドになるCore i7 9700KよりもCore i7 8086Kのほうがフレームレートが伸びるでしょう。

おすすめCPUはCore i7 8700K

8700Kが優秀なのは1コアあたりの性能を落とさずに、7700Kの4コアから8700Kの6コアまで汎用コアを2コアも増やしたことです。

普通はRyzenのようにコア数を増やせば同時に1コアあたりの性能も下がるものですが、8700Kは前世代の7700Kから1コアあたりの性能を落とさずにコア数を純増させることに成功しました。

PUBG用なら7700Kでも十分であり、実際にStylishnoob氏はつい最近まで7700Kマシンでゲームをしていたようです。しかしそのかわり彼はTwitch配信用の動画エンコードをするために別途PCをもう一台用意していました。7700KではPUBGと動画リアルタイムエンコードを同時に実行するとfpsが低下したり動画エンコードが追いつかずコマ落ちが発生する確率が高いです。2018年3月からはサイコム提供のゲーミングPCに搭載されている8700Kでプレイしています。

2018年3月8日のDeToNator SPYGEA氏のTwitch配信では、新たにサイコムから提供してもらったゲームPCが8700Kであることを公表していました。彼はTwitch配信のための動画エンコードも同PCで実行しているようです。このように8700Kほどのコア性能かつ6コアもあれば、PUBGと動画リアルタイムエンコードを同時にこなしてもフレームレート144fps張り付きになります。

エンコードを同時にしないならCore i7 7700Kでも十分

2018年現在においてCore i7 7700Kを購入するのはおすすめしません。既に8700Kが発売されているからです。7700Kを持っているならあえて8700Kにすることもないかもしれませんが、これから調達するなら8700Kかあるいは9700Kを待ってもいいでしょう。

7700Kと8700Kの価格はさほど変わりません。それなら1世代新しい8700Kを選ぶのが得策です。また7700KのPCを買ってしまうと、後から8700Kに交換したくなったときにマザーボードも取り替えることになります。第7世代KabyLakeと第8世代CoffeeLakeの間でチップセットの互換性がないからです。

PUBGをプレイしているときに同時にリアルタイムで動画エンコードをしない限りは7700Kで十分ですが、PUBG以外にも同時に重たいアプリケーションを実行するのなら8700Kを選ぶのがおすすめです。

動画エンコードというのは非常に並列性が高いアプリケーション(応用)なので、4コア8スレッドの7700Kよりも6コア12スレッドの8700Kのほうが有利であり、コア数が多い方がエンコード処理がPUBGのフレームレート数(fps)に影響を与えづらくなります。

グラフィックボード(GPU)は高々GeForceGTX1080で十分 できれば2018年発売の2080,2070を待つのがおすすめ

まずゲームで結果を出すことを優先するのならフレームレート144fps張り付きを目指してフレームレートを上げることを優先します。

そのためには画質設定(テクスチャレベルなど)を徹底的に下げればいいだけなので、ゲーム描画の良し悪し(見た目)を気にしないのなら1080Tiほどのグラボは必要ありません。

画質設定を「低」「非常に低い」にするのが合理的にはベスト

ゲーム上での勝ちにこだわるなら画質設定を「低」または「非常に低い」に設定するのがおすすめです。余計なテクスチャ処理をせずに見栄えが良くなくなる一方で、視認性が良くなるからです。また無駄な計算処理を省きフレームレートを向上させてくれるメリットもあります。

PUBG GTX 1060 Benchmark (Competitive / Medium / High / Ultra)

このベンチマークでは「低」設定を”Competitive”と表記して評価しています。”Competitive”というのは「競争力がある」という意味なので、画質が低いと悪く捉えるのではなく勝つことにこだわるなら最も好ましい設定という意味で”Competitive”と呼んでいます。

これはGeForceGTX1060でPUBGを実行したものですが、一番左の画質設定「低」では軒並み100fps以上出ていることがわかります。画質を気にせず勝ちやすい環境を作るのなら1060かつ低画質設定で十分です。

PUBGでは最低でもGeForceGTX1050Tiが必要 ただし60fps前後まで

グラボは最低でもTDP75Wの1050Tiを使うことになります。

PUBG FPP | GTX 1050 Ti | i5-7400 | 1080p | Gameplay

1050Tiならアンチエイリアシングのみ”ウルトラ”にして、他の画質設定は妥協して「非常に低い」を基本とすれば60fps前後はでます。100fps以上を1050Tiで狙うのは難しいです。

しかし、1050Tiは台湾Palit社からファンレスグラボの「NE5105T018G1-1070H (GeForce GTX1050Ti 4GB KalmX) 」が出ているようにファンレスにすることができます。またこのPalit製グラボを買わなくても、適当な1050Tiを買ってStreacom社のファンレスPCケース「DB4」を使えばファンレスにすることができます。ファンレスの無音PCにこだわるなら1050Tiもありです。

PUBGで144fps張り付きを狙うなら最低でもGeForceGTX1060+低画質設定

画質は気にせず、とにかくフレームレートの高さを優先したいのならGeForceGTX1060で十分です。

PUBG GTX 1060 Benchmark (Competitive / Medium / High / Ultra)

この動画のうち一番左の”Competitive”設定は最も「競争力のある」設定ということで低画質設定になっています。PUBGにおいては画質の高さは勝率に関係なく、単なる見栄えの問題です。画質さえ気にしなければ1060で十分です。

ただし1060はTDP120Wになるのでファンレスグラボは販売されていません。しかしCalyosのファンレスPCケースNSG-S0を使ったり、Streacom社のDB6を使えばこの1060もファンレスで冷却できます。

PUBGのGeForceGTX1070は画質設定”ウルトラ” or 4K解像度のとき60fps前後

上述したように、画質設定にこだわらずに単に勝てればいいということだったら1060で十分です。

しかしより高い画質設定にしたり、より高い解像度(2560×1440や4Kなど)でプレイしたいというニーズは一定程度あります。YoutubeやTwitchで配信しているゲーマー(特に海外)では高画質にこだわる傾向にあります。

画質設定を「非常に低い」「低」ではなくそれよりも高く設定したり、解像度をフルHD(1920×1080)ではなくWQHD(2560×1440)や4KにするのならGeForceGTX1070以上のグラボを選択する必要があります。

高画質設定にするとしても高々GeForceGTX1080で十分

1080Tiよりも対費用効果が高い1080がおすすめです。画質設定をある程度高く設定して画質にこだわるのなら1060ではフレームレートが低くなってしまうので、1080を選んだ方がいいです。

PUBG GTX 1080 Benchmark (Competitive / Medium / High / Ultra)

画質設定を「ウルトラ」にしても100fps前後のフレームレートは出ています。144fps張り付きにしたいのなら「高」くらいの設定にすればいいでしょう。

またプロゲーマーのSPYGEA氏はスポンサーのサイコム社から提供されたゲーミングPC付属のASUS製ROG STRIX-GTX1080-A8G-GAMINGでプレイしていることを2018年3月8日のTwitch配信で公言しています。2017年8月にドイツで実施された「PUBG Invitational」で参加者全員に景品として提供された1080Tiも一応保有しているようです。同じくStylishnoob氏も同じ構成のPCを提供されたようで、同じく1080搭載になっています。同じものを揃えたい場合はASUS ROG STRIX-GTX1080-A8G-GAMINGがおすすめです。サイコムのDeToNatorコラボゲーミングPCでもこのグラボをカスタマイズで選択できるようになっています。

別の1080製品についてはELSAジャパンから販売されているGeForce GTX 1080 8GB S.A.C GD1080-8GERXSがおすすめです。この製品は静音ファンを搭載していることと、ELSAジャパン社は元々ドイツのELSA社の日本法人が分社化されてできた日本企業であり日本製であることがおすすめの理由です。

また、もしかしたら仮想通貨マイニングにも手を付けるかもしれないという場合においては1080Tiよりも1080が有利です。仮想通貨マイニングではCUDAコアの動作周波数の高さが重要です。NVIDIAから仮想通貨マイニングに特化したチップが発売されますが、そのチップとはGeForceよりもコア数を削る変わりに動作周波数を上昇させたものです。GeForceGTX1080Tiは1080よりも動作周波数が低いです。その代わり1080Tiの方がCUDAコア数が多いのですが、それは仮想通貨マイニングにおいては「消費電力あたりのハッシュレート」で不利になります。

1080Tiを選ぶに越したことはないが価格には見合わない

1080Tiは1080よりも動作周波数が低いです。理由は1080Tiのコンセプトとしてはマルチコア化と同様でとにかくコア数を増やすというものだからです。しかしそうすると単位面積あたりの熱密度が高くなりチップが焼ききれてしまいます。そのため動作周波数を引き下げてなんとかTDPを250Wに抑えているのが1080Tiです。

コア数よりも動作周波数の高さが必要とされるPUBGにおいては1080のほうが親和性が高いです。

確かに1080Tiのほうがフレームレートは上がっていますが、コア数の向上や価格の向上に見合うだけのフレームレート上昇ではありません。

1080Tiを選ぶ場合も静音ファンを搭載したELSAジャパン製のグラボがおすすめです。

狙い目のタイミングとしてはGeForce GTX 2080と2070が発売された直後です。1080Tiが値崩れすることが想定されます。

急いでないならGeForce 2080,2070発売を待つのが得策

この選択肢は私が一番おすすめしている選択肢です。その選択肢は「買い控える」というものです。どうしても急いでいるというのなら別ですが、特に急いでいないなら「買い控え」がベストです。

このような「買い控え」のアドバイスは店員など「どうしても買って欲しい」という営業上の都合が働いているとどうしてもしづらいものです。しかし買い控えて新しいモデルを待つというのは重要な選択です。

2018年4月にNVIDIA社からPascal世代の次のチップとしてTuring世代が発表される予定です。2016年5月のGeForceGTX1080,1070発売の際、980や980Tiを買ってしまった人達が怨嗟の声を上げていたことは記憶に新しいです。なぜなら1080,1070発売で980Tiと980が大幅に値崩れしてしまったからです。

現在は仮想通貨のマイニングという需要がある点において2016年と同列に比較することはできませんが、仮想通貨は大きく下落しておりマイニング需要は減っていくことも考えられます。GeForce2080,2070発売によって1080Tiや1080が値崩れするかどうかはわからないのですが、1080を買うのなら2070を買うのがいいでしょう。2070は1080Tiと同等の性能になるとされています。しかも価格は1080Tiより大幅に安くなると予想されます。

メモリは16GB推奨 32GBや64GBなど容量が大きいに越したことはないが優先して予算を配分するほどではない

ゲーム以外の用途でもメモリは以外に消費します。PUBGの場合はゲームだけでも8GBは必要です。OS分やその他ブラウザで多くのタブを開くことも考慮すると16GBは最低でも欲しいところです。メモリを16GBにするというのが2018年でも主流であり、また2016年当時も最低でも16GBと言われていたものです。

ただし2016年当時の事情として2016年においては16GBメモリが6000円後半から8千円で買えました。

2018年ではその3倍程度まで価格が高騰しています。なおさら16GBで済ませて置くのがいいです。

おすすめはCFDの2400PSシリーズです。このシリーズはCL15です。注意すべき点として、もし今後Ryzenを使用することがあるならRyzenではCL17のメモリでないと相性問題が出やすいようです。Intel Coreを使うなら2400PSシリーズでOKです。

・CFD D4U2400PS-8G PC4-19200(DDR4-2400)

現状このメモリを2枚買うのがおすすめです。

・CFD W4U2400PS-8G PC4-19200(DDR4-2400)

本来はこの2枚セットがいいのですが、1枚セットを2つ買うよりも逆に価格が高くなってしまっているためその都度価格をチェックして、安くなるほうを選んで購入するのがいいです。

8GBでは足りない

PUBGをやるのに8GBでは下手するとスラッシングが発生します。スラッシングというのはOS(Windows10)が、ページファイルを物理メモリ上に確保できずに論理メモリとして補助記憶(SSDやHDDなどのストレージ)に追い出し、同時にSSDから新たなページファイルを物理メモリに持ってくるといった一連の作業が繰り返し頻発し、パソコンのパフォーマンスが低下する現象のことを言います。補助記憶がSSDならまだこのスラッシングによる痛手は小さいですが、メモリ(RAM)へのアクセス速度に比べたらSSDへのアクセス速度は相当遅いのでやはりボトルネックになります。最低でも16GBにするべきです。

動画編集するなら64GBもあり

以下は特殊な用途向けです。PUBGをプレイするだけでなく動画としてキャプチャして編集し動画投稿する人向けです。

PUBGのプレイ動画を本格的に編集するのなら64GBメモリがあると動画編集がしやすくなります。動画ファイルをメモリ上に置いて編集するとかなり編集作業が軽くなります。

ただし、リアルタイムエンコードで垂れ流し(YoutubeやTwitchのライブ配信)をするのならメモリは16GBもあれば十分です。PUBGのプレイ動画をキャプチャして保存しておいて後で編集するといった場合は64GBあると便利ですが、リアルタイムでPUBGを垂れ流し動画配信するだけなら16GBで十分です。

もし64GBにする場合は16GBのメモリ4枚になります。現在16GBメモリモジュールは高額なので、4枚揃えるとなると下手したらグラボよりも高額になるかもしれません。

SSDは必須 M.2規格のNVMeがおすすめ ゲームが落ちたときの復帰が早くなるメリットもある

SSDは必須だと思ったほうがいいです。ゲーム用途でなくても現在においてSSDを搭載していないパソコンはIOの待ち時間が長く使い物になりません。

PUBGではメモリ約8GBを消費しますが、それはゲーム中のマップ情報をすべてメモリ上に載せているわけではありません。必要になったらその都度マップ情報をSSD(HDDにインストールしてる場合はHDD)からメモリへロードし、CPUはそのメモリに載っているデータに対して計算処理をします。

つまりゲーム中はストレージ(SSDやHDD)からのロード(読込)が常時行われることになります。これがHDDの読込速度では追いつかなくなります。

またPUBGはゲーム中にアプリケーションが落ちることがあります。ひどい場合だと大会中に落ちてるプロゲーマーもいます。再起動すればゲームに復帰できますが、起動に時間がかかると復帰したときには”終了”してしまっていることもあるでしょう。

HDDだとゲームを再び起動するのに時間がかかります。SSDにするとIOがHDDに比べて相当高速化されるので起動時間を大幅に短縮できます。

またSSDは最低でも512GBにしておくことをおすすめします。OSインストールやOffice程度のインストールでも、細々としたアプリをインストールしていくうちに2年くらい使っていると256GBではすぐに一杯になります。私はゲーム以外の用途でも256GBを2年も経たずにアプリケーションインストールのみで食いつぶしました。今は1TBのNVMe M.2 MLC SSDに換装済みですが、換装作業は意外と面倒でリスクもあるのでできるだけ最初の購入時にSSDの容量は大きくしておくのがいいです。

PCI Express接続のSSDが理想(M.2規格含む)

SSDの接続方式には主にSATA接続とPCI Express接続がありますが、PCI Expressのほうが高価で高速です。PCI Express接続は消費電力が大きいですがデスクトップPCなら大して大きな消費電力ではありません。

ゲーム用PCとしてはPCI Express接続のSSD搭載を推奨されていることが多いです。台湾ADATA社のSSDでも最上位のPCI Express接続M.2規格のNVMe SSDはゲーム用途を想定して売られています。

さらにPCI Express接続には、接続コネクタの規格によってM.2タイプとPCI Expressスロットに直挿しするタイプがあります。カタログスペック的には両者に差はありませんが、PCI Express直挿しするタイプは冷却するための基盤面積が広いためチップを冷やし易く、読み書きを高速化したりチップを長持ちさせることができます。

M.2は逆に冷却しにくいのですが、スペースを浪費せずコンパクトであるといったメリットがあります。またM.2規格のSSDは市場価値が高い(流動性が高い)ため、PCI Express直挿しタイプのSSDより安く購入できる上に、売却時も売りやすくなります。M.2規格のほうがオーソドックスなので購入するならM.2規格のものがおすすめです。

2018年3月8日のTwitch動画配信でDeToNatorのSPYGEA氏が、サイコムから提供してもらったゲームPCのスペックについて口頭で公表していました。

そのサイコムPCに搭載されているSSDについてはNVMeかつM.2規格の512GBだそうです。

サイコム製のBTOパソコンにおいては512GBのM.2 SSDとして、「Intel SSD 600pシリーズ」または「Plextor M8Seシリーズ」の2つを提供しています。おそらくSPYGEA氏に提供されたPCのSSDはこの2つのSSDのうちどちらかです。

・Intel 600p Series SSDPEKKW512G7X1

この製品は悪くはないのですが少し古い製品です。今SSDは発展途上の黎明期であり、非常に短期間で大きく技術進歩します。具体的にはSSDを長持ちさせるための書換え時アルゴリズムにおいて各企業が日進月歩で研究開発をしているため、できるだけ新しい製品を買うのが一つの原則です。一昔前は大学の研究分野においてもSSDの長寿命化アルゴリズムの考案は研究者が多い人気のあるトピックでした。600pシリーズはサイコムのゲームPCのカスタマイズにて選択できるようになっていますが、私としては新しいIntel 760pシリーズをおすすめします。

・Plextor PX-512M8SeG

東芝製NANDを採用したTLCタイプのSSDです。これもサイコム製ゲームPCにおいて選択できるSSDです。ただIntel製と比べて価格が高止まりしているので、価格面であまりおすすめできません。品質はこちらの方が高いです。このM8Seシリーズは2016年に発売されたPlextorのM8Peシリーズ(MLC)をTLC化した廉価版です。

また以下のIntel SSD 760pシリーズは、サイコムのBTOパソコンにおいては256GBモデルしか選択できないようになっていますが、単品としては512GBモデルも存在します。2018年に発売された新しいIntel製のNVMe SSDであり価格の安さの割に低発熱性、ランダム読書速度に優れているのでおすすめです。

SATA接続のSSD 価格の安さを優先するならこちら

SSDはパソコン構成部品の中でグラボと並んで高額です。場合によってはCPUよりも高額です。NVMe SSDだと価格が高すぎるという場合にはSATA接続タイプでも問題ありません。若干遅くなる程度です。ゲーム以外の用途だったら迷わずSATAでもいいのですが、PUBGのゲーム復帰時のようにロードを高速化したいということだったらNVMeにもメリットがありこれは予算との相談になります。

SATA接続の安いSSDでいい場合は以下のSandiskかCrucialのいずれかがおすすめです。

・ウルトラ 3D SSD SDSSDH3-500G-J25

SATAのSSDとしては王道中の王道です。SATAならこれを選んでおけば間違いありません。Sandisk社はWesternDigital子会社の米国企業ですが、SSDの本体となるNANDチップの製造工場は三重県四日市市にあるので実質日本製です。

次に安いものとしてCrucialがあります。Sandiskより若干安い傾向にあります。

・MX500 CT500MX500SSD1/JP

Intel Micron連合のNAND工場で製造されているチップを搭載したSSDです。Crucialは米国Micron社のブランド名なので確かな品質です。

HDDは動画キャプチャ&エンコード保存をするなら必要 単にPUBGプレイだけならHDDは不要

私はPCにHDDを内蔵させない派です。なぜならHDDは騒音(ノイズ)が大きく消費電力も大きく、駆動部品を使っているためSSDに比べて故障率も高いからです。

どうしてもHDDが必要なら外付けで用意すればいいと思います。

またPUBGのプレイ自体においてはHDDは全く必要ありません。PUBGのインストール容量は高々30GBであり実際は10GBもありません。現在SSDにおいて主流の容量である1TBや512GBもあれば十分です。

ただし、ゲームプレイ動画をキャプチャしそれをリアルタイムエンコード後に保存しておくのならHDDはあったほうがいいでしょう。それなりの画質を維持するならキャプチャ後の動画サイズは極めて大きくなるのでSSDでは容量あたりの価格が高くなりすぎますし、またキャプチャ動画は時間がながくなるから容量が大きくなるだけであって1秒間あたりの転送データ容量は多くないです。HDDのような低速補助記憶(ストレージ)で十分です。

買うならWesternDigitalがおすすめです。HGSTよりも耐久性があり、またSeagateなんかとは比較にならないほど信頼性が高いです。

PC電源は750Wの80PLUS Titanium認証がおすすめ

電源はどうしても予算を削りがちになるPCパーツですが、いいものを使うと低消費電力になる上に12年保証品もあるので、PCケースとPC電源はそのままにしてCPU+マザーボード+メモリだけ交換していけば非常に長期間使えます。電源は故障した時に最も損害が大きくなりやすいPCパーツなので、高消費電力の高負荷ゲームを長時間やるのなら信頼性の高さを優先して選ぶのをおすすめします。

DeToNatorのStylishnoob氏とSpygea氏がサイコムから提供してもらったゲーミングPCについていくつか記載してきましたが、電源は750W電源であるSilverStone SST-ST75F-GS V2であることがわかっています。

提供PC開封とドン勝 13kwin

PCを開封するときにケース内のPC電源がクリアパネル越しに見えるので、明らかにSilverStoneのSST-ST75F-GS V2だとわかります。

SilverStone SST-ST75F-GS V2

悪くはない電源だとは思うのですが、Gold認証なのは少し予算を削っているPCだという印象です。またサイコムではPC電源もカスタマイズできるのでSeasonic電源にすることができます。

PUBGで最適な1080+8700KだったらTDP180W+TDP95Wなので、消費電力は発熱量よりも少し大きくなることを考慮しても300W台です。たとえ1080Ti(TDP250W)に換装しても400W弱です。

750Wあれば丁度中間の部分の375Wあたりに消費電力が来ることになります。電力効率は丁度中間地点で最大値を取る(大学でなくとも高校の物理で電力効率を最大化する点を相加平均相乗平均の不等式を使い求められる)ので、750Wはなかなか丁度いい選択です。SLI構成にでもしない限りは750Wで十分です。

こだわるなら以下のSeasonic PRIME Ultraシリーズがおすすめです。

Seasonic PRIME Ultra 750 W Titanium SSR-750TR

この電源より品質が良いものはないというくらいのものなので、これを選んでおけば価格面以外では完全に優れている電源が手に入ります。

液晶ディスプレイはフルHD(1920×1080)で十分 ただし144Hz以上のリフレッシュレート対応を選ぶのがおすすめ

PUBGはフルHD解像度(1920×1080)で十分だということにはほぼ異論はないと見ていいです。PUBGではフルHDもあれば十分です。

4Kにするとフレームレート(FPS)が落ちるのでデメリットが大きいです。

フレームレートは60fpsも出ればそれで十分という意見もありますが、PUBGでは「100fps以上あるとリコイルがしやすく、また車など高速異動している対象を狙いやすい」という意見があります。

そうなると液晶ディスプレイもリフレッシュレート60Hzでは足りなくなります。144Hzや240Hz製品を選ぶのがいいでしょう。

またStylishnoob氏は湾曲モニターを使用しているらしいので、ゲーム用に特化するなら湾曲モニターも選択肢の一つです。

EIZO FORIS FS2735

EIZOのゲーミング用はFORISというシリーズがありますが湾曲モニターは出ていません。

また144Hzのリフレッシュレートに対応するのは27インチのFORISシリーズだけです。

またプロゲーミングチームDeToNatorは2017年にEIZOとのスポンサー契約を解消しているため、現在はEIZOのディスプレイを特に推奨しているわけではないようです。23.8インチFORISのEIZO公式製品紹介ページにはDTNの釈迦氏による設定解説がありますがそれはスポンサー契約をしていた当時のものです。

ASUS ROG STRIX XG27VQ 湾曲モニター

湾曲ディスプレイにこだわるならこのROG STRIX XG27VQが手頃です。ROG STRIXはゲーミングを想定したASUSのブランドシリーズ名です。

リフレッシュレートは144Hzあるため十分です。

サムスン C27HG70 湾曲モニター

Stylishnoob氏が使用しているということで掲載しておきました。彼はサムスン製の湾曲ディスプレイを使っていると公言し「日本では売ってない。だけど非売品ではないと思う」とコメントしていましたが、確かに国内正規品としては販売されていません。Amazon.co.jpで並行輸入品として少し高額なのを買うか、もしくはAmazon.comから個人輸入するかです。有名なプロゲーマーと同じものを使いたいという場合はこの液晶ディスプレイでも良いでしょうが、手に入りやすさを考慮するならASUSでいいと思います。

PUBGを含めてゲームではテンキー不要 ゲーム以外の通常用途でもテンキーレスタイプがおすすめ

PUBGにおいてはテンキーは不要です。またゲームに限らず他の一般的用途でもテンキーは不要なので、ゲーム以外の用途に使うことを想定していてもテンキー無しのキーボードを選択するのがベストです。テンキーを必要とするのは手書きの金額数値をコンピュータ端末に入力するという銀行業務くらいです。しかも銀行業務でも支店のテラーという窓口とその周囲の従業員程度です。

Stylishnoob氏はキーボードについて「各自の好みでいい」と言っていますが本人は配信時に打鍵音がマイクに入らないように静音キーボードを使っています。メーカーは不明ですがおそらく東プレのRealforceだと私は予想してます。メーカー名を彼が言えないのは、彼が所属するDeToNatorのスポンサーが提供するキーボードを基本的にはおすすめしなければならないからです。彼が言う「好みでいい」というのはLED装飾が好きな人もいれば、そんなLEDは不要で打てればいいという人もいるという意味で「好み」と言っているようです。

私はRealforceのテンキーレスキーボードをおすすめします。Realforceではゲーミングモデルとそうでないモデルとがありますが性能的な差はないです。

私が初めて購入したRealforceキーボードはゲーミングモデルとして売られている「REALFORCE 108UD-A XE31B0」ですが、普通に文書入力作業に使っています。何をもってゲーミングモデルとされているかというとキーボード裏面にDIPスイッチがありキーの配置を変えることができるからです。

そのため、Realforceならゲーミング用と想定されたモデルであってもゲーム以外の一般用途に使えますし、一般用途のRealforceでもゲーミング用として使えます。

キーボードは「静音」「軽い打鍵(指が疲れない)」「テンキーレス」の3点を満たすものとして以下の2機種をおすすめします。

 REALFORCE TKL SA R2TLSA-JP3-BK

2018年3月発売。16年ぶりにリニューアルされたRealforceの第2世代キーボードです。静音がうりであり、さらにテンキーレス。キーの荷重はAll30gであり世の中に存在するキーボードの中で最軽量です。難点は価格が高いことです。

Realforce91UG-S NG31BS

2016年5月に発売されたゲーミング用を想定したキーボード。発売前に展示された際はゲーミングキーボードモデルとして発表されていました。このキーボードは2017年にリニューアルされた第2世代ではなく、従来の第1世代の中で最も最後に発売されたキーボードです。第1世代だけあって上記のモデルよりこちらのほうが安いです。こちらのキーボードは上記モデルよりも少しだけ静音性に劣ります。それでも十分静かですが、静音性を優先するなら第2世代の上記モデルのほうがいいでしょう。

以上のPUBGスペック要件を満たすおすすめゲーミングPC

PUBGはグラボ2枚差しでSLI構成にする必要性もなく、いわゆる普通の”ハイスペックPC”の構成になります。ポイントはCPUを理想は8700K・最低でも7700Kのように1コアあたりの動作周波数を高くして1コアあたりの性能を重視する、メモリは最低16GB、SSDを搭載する、グラボはフレームレート60fps前後でいいのなら最低でもGeForceGTX1050Ti、フレームレート144fps張り付きを目指すなら最低でも1060、フルHDより上の解像度or高画質設定で60fps弱を目指すなら1070、4K解像度or画質設定「ウルトラ」で60~100fpsを目指すならGeForceGTX1080といったところです。CPUは8700Kで固定として、グラボの性能に大きく左右されるのでグラボごとにPUBG向け推奨スペックのゲーミングPCをまとめます。

GeForce GTX 1050Ti搭載ゲーミングPC 画質設定「非常に低い」で60fps水準 最低限のスペック

・PC-TECH Zalman Z3 Plus 8700K 1050Ti

8700K+メモリ16GB+SSD240GB+HDD2TBモデル。SSD240GBの容量が小さい点以外は合格です。

・PC-TECH ENERMAX COENUS ECA3290B-B 8700K 1050Ti

上記モデルとの違いはケースだけです。

GeForce GTX 1060搭載ゲーミングPC 画質設定「非常に低い」で144fpsも可能

・マウスコンピューター iiyama LEVEL-R037-i7K-RNSSM

Core i7 8700K+メモリ16GB+SSD512GBになっており、1060グラボのPUBG向けPCとして理想のスペックです。

・マウスコンピューター iiyama LEVEL-M037-i7K-RNSSM

上記モデルと異なる点はSSDが240GBしかないところです。それ以外は十分なスペックです。また画像では液晶ディスプレイも一緒に写っていますが液晶ディスプレイは別売りです。

GeForce GTX 1080搭載ゲーミングPC 画質設定「ウルトラ」&フルHD(1920×1080)で60~100fps

・マウスコンピューター iiyama LEVEL-R037-i7K-VNSSM

このPCのスペックはかなり理想的です。SSDは512GBでHDD非搭載。メモリ16GB+GeForce GTX 1080の割にかなり安く収まっています。

・マウスコンピューター MP-F7K13SIG8-ZBO

このPCはHDD3TBが搭載されてしまっています。SSDは480GBです。

・Dell XPSタワー Core i7ゲーミングモデル 18Q48SE

このPCはSSD512ですがHDD2TBが付属してしまっています。ブルーレイドライブ搭載であるため少し割高です。

・Dell XPSタワー Core i7ゲーミングモデル 18Q44SE

上記Dellパソコンより発売が古いモデルです。スペックは同じですが新しい上記モデルのほうがおすすめです。

・Dell ゲーミングパソコン ALIENWARE Aurora 18Q41

このPCのデメリットはSSDが256GBしかないこととHDDが付属してしまっているところです。他は合格です。

GeForceGTX1080Ti搭載ゲーミングPC 画質設定「ウルトラ」&フルHD(1920×1080)で80~110fps

・マウスコンピューター デスクトップパソコン MP-F7K13SIG8T-ZBO

HDD3TBが付属してしまっている点以外は理想のスペックのPUBG向けPCです。

・MSI Infinite X ゲーミングデスクトップ PC3475 8RF-073JP

メモリが32GBもあるので高価です。16GBもあれば十分です。またHDD2TBも必要ありません。ただしM.2 NVMe SSD 512GBを搭載しているのはいいところです。

・Dell ゲーミングパソコン ALIENWARE Aurora 18Q42

このPCもメモリ32GBとHDD2TBがオーバースペックです。他は合格です。

・Dell ゲーミングパソコン ALIENWARE Aurora 18Q43

メモリが64GB、SSDが1TBというかなりのハイスペック志向なPCです。動画編集をするのならメモリ64GBもありでしょうが純粋にPUBGをやるだけなら16GBもあれば十分です。