おすすめPCモニタの比較 EIZO製を実際に4台保有して使用中の31.5インチ, 27, 24.1, 23.8モデルを横断的に評価

おすすめのディスプレイはフリッカーフリーを採用しており、ブルーライトカットモードを搭載しているものです。

LG等の安い海外のディスプレイと比べて高価ですがEIZO製をおすすめします。事務作業でまったく疲れない優秀なディスプレイです。

私が現在使っている4枚のPCモニタは全てEIZOです。31.5インチ、27インチ、24.1インチでトリプルディスプレイ、23.8インチは別宅用として使用しています。以前はiiyama製を使っていましたが順次更新していき全てEIZO製になりました。

ディスプレイは高さが合ってないと疲れますし姿勢が悪くなるので高さの調整機能も必須です。

おすすめなのは私が現在使っているEIZO製のFlexScanシリーズです。特に31.5インチのディスプレイを中央に設置してトリプルディスプレイ環境にしてから作業効率が格段に向上しました。

インデックス:

EIZO製のディスプレイは目の疲れが相当軽減される 一度EIZOを使って慣れてしまうと他社のディスプレイは問題外

パソコン系の製品は優先してお金をかけるべきものがあります。私は「身体的な疲れを軽減できる製品にはお金をかけるべき」だと考えています。例えばわかりやすいのが東プレ製のキーボードです。

私が現在使っているキーボードは東プレ社が製造している打鍵荷重all30gの「Realforce第2世代R2シリーズTKL SAテンキーレスモデルR2TLSA-JP3-BK」です。これを一度使うと他のキーボードをもう使いたくなくなるほどです。競り合うことができるのはHappyHackingProキーボードくらいです。

PCモニタもそれと全く同じで、一度EIZO製ディスプレイに慣れてしまうと他社のディスプレイを使うのは全くあり得ないと感じるようになります。利用時の疲労感が全く違うためです。

今まで24.1インチ、27インチ、31.5インチ、23.8インチのEIZO製ディスプレイを使ってきましたが、特に31.5インチはものすごく作業効率が上がります。31.5インチは20万弱するので人を選ぶかもしれませんが、23.8インチなら数万円程度なので一度試してみるともう他社のディスプレイはあり得ないという感想になると思います。

EIZOのデメリットは「価格が高い」こと。たったこれだけです。それ以外はメリットしかありません。金銭的に余裕のある人ならEIZO製ディスプレイはかなりおすすめできます。

従業員のことを考慮している「いわゆる大企業」だとEIZO製で揃えていることが多いです。特にそもそもが業界として稼ぎやすい金融機関は例外なくEIZO製ディスプレイを使っています。EIZO公式ページでも金融機関での採用事例が強調されていますが、金融機関は従業員のために十分投資するため高額な製品の大口だからです。逆に従業員の作業効率よりも安さを重視するお金のない二流三流企業ほどLG製やサムスン製ディスプレイを採用していたりします。

テレビと違ってパソコンは画面が大きすぎると逆に疲れる

最近はパソコンディスプレイもインチ数がでかくなっており40インチのものがありますが、Word、Excel、プログラミング、Webサイト作成といった事務系作業をするのなら40インチもの大画面は逆効果です。

40インチのディスプレイが適しているのは遠くから眺める展示用、パソコンを通してテレビ鑑賞用や映画鑑賞をする用途くらいでしょう。少し離れたところからディスプレイを観る用途です。

映画テレビ鑑賞をやるのではなく、事務系作業をやるのなら31.5インチくらいが身体的な限界だと考えています。

画面がいくら大きくなったとしても人間の体の大きさは変わらないわけですから、画面が大きければ大きいほどいいというのは誤りになります。

画面が大きいと上を見上げたり、左右を見るために首を動かす動作が多くなり逆に疲れます。

そのためパソコンディスプレイのようにある程度の近さで見るような用途では31.5インチくらいが限界と言われています。EIZOの事務用途ディスプレイが31.5インチまでになっているのはそういった理由です。

本来なら40インチパネルを用いたほうが、テレビ用として40インチが大量生産されているため31.5インチという中途半端なサイズよりも低価格にできます。

しかし事務用とではあえて31.5インチという、大量生産によるスケールメリットの低コスト化恩恵が受けられない特殊サイズを採用しているのには意味があります。

4Kは27インチよりも31.5インチがおすすめ

私がEIZOの4K解像度31.5インチディスプレイを買い控えていたのは発売日が2014年と古いからでした。しかし2018年8月20日に新モデルの31.5インチ4Kディスプレイ(FlexScan EV3285)がEIZOから発売され、私はこのディスプレイを購入しました。

4K31.5インチのEIZO FlexScan EV3285-BKを実際に購入したレビューはこちらに別途掲載しています。

現在のディスプレイ環境は、2018年8月に購入したEIZO31.5インチ4Kディスプレイ(FlexScan EV3285-BK)、2018年2月に購入したEIZO27インチの4Kディスプレイ(FlexScan EV2785-BK)、2017年1月に購入したEIZO24.1インチWUXGA(1920×1200)ディスプレイ(FlexScan EV2456-BK)のトリプルディスプレイであり、中央が31.5インチ、左に24.1インチ、右に27インチです。

ブルーライトカット性能に優れたテキスト閲覧用途を想定しているので、画像処理用のColorEdgeやゲーム用ForisのようなシリーズよりもFlexScanを選んでいます。テキストを扱う作業ではFlexScanが最も適しています。

少なくとも中央のディスプレイは31.5インチにすべきです。左右に置くのも同じ31.5インチディスプレイでもいいですが、デスクの横幅が180cm程度のものだと31.5インチを3枚置くと画面がデスク外にはみ出ます。ただし台座はしっかりデスクの上に載ります。

2018年8月20日発売のEIZO FlexScan EV3285がベストチョイス

2018年6月5日にEIZOから発表がありました。31.5インチの4K液晶ディスプレイがFlex Scanシリーズとして2018年8月20日に発売されることになりました。

2014年以来のモデル刷新です。だいぶ時間が経過しましたが待ちに待ったようやくの発売です。

2017年12月に発売された27インチタイプだと文字サイズを150%にしないと4Kでは文字が小さくなりすぎて見づらいです。

一方でEV3285は31.5インチなので100%表示でも文字が見やすくなります。

100%の文字サイズで4K解像度を使えるのが31.5インチディスプレイの大きなメリットです。

場所を取らないタイプでおすすめはEIZOの27インチ4Kディスプレイ USB Type Cコネクタ装備でノートパソコン充電可能

31.5インチが大きく感じる場合は、2017年12月に発売された27インチのEIZO 4Kディスプレイがおすすめです。私も保有しています。

・FlexScan EV2785-BK

私はこのディスプレイを購入する予定です。27インチかつ4Kのディスプレイです。

→実際に購入しました。

レビューはこちらに掲載しました。

ホワイト版のFlexScan EV2785-WTも同時発売ですが黒を買いました。

・FlexScan EV2785-WT

今後パソコン用の高級ディスプレイはこの4Kが標準になっていくでしょう。解像度4Kもあれば1929×1080Full HDディスプレイの4倍の広さがあります。

この液晶ディスプレイの大きな売りポイントの一つがこのUSB Type Cケーブルを用いた電力供給です。

例えばThinkPad X1 Carbonだとこの液晶ディスプレイには当然AC100Vの電源コードを接続する必要がありますが、ThinkPad側の電源コードは不要になります。

ThinkPadに限らず、USB Type Cコネクタでノートパソコン本体を充電することのできるノートパソコンなら、このEIZOディスプレイからUSB Type Cを経由して供給される電力でノートパソコンの電力をまかなえます。

ThinkPad X1 Carbon 2017の付属電源アダプタは45WのUSB Type Cです。別売りの65Wのものになると急速充電に対応しますが、付属電力アダプタが45WなのでThinkPad X1 Carbonは45Wもあれば完全に稼働します。

このEIZOディスプレイからの電力供給能力は60Wなので、余裕でThinkPad X1 Carbonを駆動できることになります。

そうすればACアダプタ電源は不要であり、EIZOのディスプレイがあればそれを電源コード代わりにできるわけです。

画面サイズあたりの価格が最も安いフルHD 1920×1080 TV映画やゲーム用には最適

現在このディスプレイが主流です。フルHDが主流の第一の理由が安さにあります。テレビもこの解像度が主流のため生産設備を使い回せるスケールメリットがあります。

もう一つの理由がフルHD解像度でないとフレームレートが伸びないゲームが多いため、あえてフルHDを選択することがゲーマーの間で主流だからです。

このフルHD解像度1920×1080ディスプレイの場合は23.8インチがおすすめです。

字が小さすぎず大きすぎず調度いいからです。

21インチタイプだと字が小さく感じる人もいます。

さらに今は21インチより23.8インチの方が割安になってきており、ゲームをやる人やテレビや映画などの動画を見る人ならこれで問題ありません。

EIZOの方が目が疲れにくいのは確かなので、価格は高くても目の疲れにくさを最優先するのならEIZOの1920×1080ディスプレイであるEV2451が最適です。

2016年発売のモデル

EV2451は2016年11月発売のものです。私も実際に購入して使用しています。

このディスプレイは別宅用に購入しました。

・FlexScan EV2451-RBK

ホワイトバージョンもあります。

・FlexScan EV2451-RWT

以下の型番BKは法人向けです。HDMIケーブルが付属していません。これもブラックとホワイトがあります。

・FlexScan EV2451-BK

・FlexScan EV2451-WT

2015年発売のモデル

またこれらよりも1世代前のEV2450もあります。2015年10月発売のものです。ブラックとホワイトがあります。

・FlexScan EV2450-BKR

・FlexScan EV2450-WTR

2016年のEV2451が2015年のEV2450より新しくなった点は、スペースをあまりとらなくなったことでしょう。資金に余裕があるならEV2451の方がいいです。

また法人向けとしてFlexScan EV2450-BKもあります。HDMIケーブルが付属していません。色はブラックとホワイトとセレーングレイ色があります。

・FlexScan EV2450-BK

・FlexScan EV2450-WT

・FlexScan EV2450-GY

ゲーム用のFORISシリーズ

さらにゲーム用としてディスプレイを買うなら、事務用のFlexScanではなくてFORISというゲーム用シリーズがあります。

・FORIS FS2434-R

ここまで1920×1080ディスプレイを見てきましたが、Word、Excelでの事務系作業や、プログラミングをやる人にとっては1920×1080ディスプレイというのはあまり向きません。

さらには職場で使うディスプレイとしてもこの1920×1080は不向きです。価格が安いためにこのフルHD液晶を従業員に使わせている会社も多いとは思いますが、本当に作業効率や従業員のためを考えるならこの次に掲載する1920×1200のディスプレイを使うべきです。

実際に金融機関など作業効率や情報の閲覧性が重要視されるところでは、わざわざ割高である1920×1200のディスプレイを使っています。

事務系作業に最適な1920×1200(WUXGA)ディスプレイ 金融機関など事務仕事の職場で支持される

WordやExcel、VisualStudioでプログラミングをやる人は1920×1080(フルHD)よりも、この1920×1200(WUXGA)のほうが遥かに作業がはかどります。

EIZOのFlexScanのWebページをみるとFlexScanは「金融・ビジネス」に最適ですと書かれています。

FlexScanが未だに1920×1200のラインナップを維持しているのは「金融・ビジネス」に需要があるからです。

なぜビジネスの中でも「金融」が列挙されているのかというと、金融というのは事務仕事の中でもインフラ的側面が強くすべての業務がシビアであり作業効率が金銭的な利益に直結するからです。

以前は4:3の正方形に近いディスプレイの時代では4枚横に並べて作業するのが金融機関の専門的部署では普通であり、ワイドディスプレイになってからも中央に1枚、左右に1枚ずつの合計3枚を並べて作業するのが主流です。

さらにある程度「収益を生み出す」部署になるとディスプレイは3枚を超えてきます。

金融機関の営業ではない専門的な部署では作業効率向上のためならいくらでも機材に惜しみなく投資されるので、はっきりいってEIZO以外のディスプレイを見たことがないくらいです。

 

1920×1200ディスプレイがいいのはA4の紙を横に2枚並べたときにスクロールなしで全体を一覧できることです。

つまりA4サイズ2ページ分を画面1つで隅から隅まで見ることができます。

1920×1080だとそうはいきません。1920×1080だとA4を横に並べると下がはみ出ます。下にスクロールしないとはみ出た下の部分を見ることができないのです。

1920×1080で無理やりA4用紙2枚分を表示しようとすると、今度は逆に左右が余ってしまい表示が小さくなります。23.8インチディスプレイだと文字が小さくて見づらいといったことになってしまうわけです。

1920×1200かつ24.1インチディスプレイのいいところは原寸大のA4用紙2枚をぴったり画面に表示できることです。実際のA4用紙を画面に2つ充ててみるとよくわかります。

A4ベースの紙で作業をすることが多い人にとってはとても効率がいいのが1920×1200ディスプレイです。

 

残念なのはTVで採用された16:9の1920×1080が普及してしまい、16:10である1920×1200が普及しなかったことです。

ゲームをやる人や映画やTVを見る人にとっては1920×1080の方がよく、逆に1920×1200を使ってTVやゲームを表示すると上下が余ってしまい黒い帯になってしまうことから嫌われます。よって世間で最も売れる1920×1080が安く、業務向けでしか使わないような1920×1200の価格が高止まりしてしまっています。

自宅でExcelを使ったり、Wordで文書作成をする人は、ゲームや動画を見るといった人に比べたら少数派だからです。

27インチ位上のディスプレイはまだまだ割高であるため、1920×1080に満足できない場合はこの1920×1200が候補に入ります。おすすめはEIZOのEV2456です。私も実際に購入してトリプルディスプレイのうちの1枚として使っています。

スリムベゼルがいい人はこれが最適です。これは2016年11月発売のものです。ブラックとホワイトがあります。

・FlexScan EV2456-RBK

・FlexScan EV2456-RWT

RBKやRWTのRはリテール(Retail;個人向け)のRを表しています。RがついていないBKという製品もありますが法人向けであり、HDMIケーブルがついていません。HDMIはどちらかというとゲーム機やテレビまわりの接続に使われることが多いからです。

・FlexScan EV2456-BK

 

1年前の2015年にでたEV2455もあります。2つの違いは、マイナーチェンジと言えそうですが、できれば新しい方が洗練された作りになっているので新しい方を選んだほうがいいでしょう。ブラックとホワイト色があります。

・FlexScan EV2455-BKR

・FlexScan EV2455-WTR

次のは法人向けでありHDMIケーブルが付属していません。

・FlexScan EV2455-BK

 

さらにEIZOの1920×1200には型落ち品があり、2013年発売のEV2416Wなら一気に安くなります。ただしスリムベゼルではありません。またHDMI端子がついていません。

1920×1200はほぼEIZO以外の選択肢はないのが現状です。

1920×1200では狭くもっと広くしたいのなら2560×1440

1920×1200でも狭く感じてきたら2560×1440にする必要がありますが、その場合は27インチが最適です。31.5インチや40インチでは大きすぎます。また24インチでは小さすぎます。

2016年11月には、電源コードとディスプレイ接続ケーブルという2本のケーブルを、USBタイプC接続を使って1本のケーブルでひとまとめにできるEV2780がでました。ブラックとホワイト版があります。

・FlexScan EV2780-BK

・FlexScan EV2780-WT

 

一世代古い2015年9月発売のEV2750もあります。ブラックとホワイト版があります。

・FlexScan EV2750-BKR

・FlexScan EV2750-WTR

以下のはHDMIケーブルがついていない法人向けです。

・FlexScan EV2750-BK

 

安さを優先するならいIIYAMAになります。EIZOより安いですがフリッカーフリーやブルーライトカット、高さ調整機能といったものはすべて揃っています。

この解像度ならIIYAMAでもいいと思います。EIZOと同じインチ数である27インチのものがでているので、EIZOが高く感じるのならIIYAMAでいいでしょう。以下のは2015年9月発売のものです。

縦の解像度は1440のままで、横の解像度のみを高くした変わったモデルがあります。2016年2月発売です。

 ColorEdgeは「正しい色」を判別したい画像映像の人向け 文字を打つ事務作業ならFlexScanの方が目が疲れない

EIZOの4KディスプレイにはFlexScanとColorEdgeがありますが、文書作成やプログラミングをやる人はFlexScanで十分です。ColorEdgeの方が4倍ほど高いですがここでは「高いものほどいい」といったものは通用しません。逆効果になります。

・ColorEdge CG318-4K

文書作成やプログラミングをする目的ならFlexScanの方が目が疲れにくい設計になっています。値段が高ければいいというわけではないので用途・目的に応じて選びます。

事務作業でベストはFlexScan 31.5インチを3枚

ベストはEIZOのFlexScan 4K 31.5インチを3枚です。約50万円近くになります。

問題点はデスクの横幅が必要なことです。2mくらい欲しいところです。机に台座さえしっかり乗れば、ディスプレイ部分はデスクからはみ出してもいいというのなら180cmあれば余裕です。

実際私は180cmデスクを使用しています。ディスプレイは解像度とインチ数を綺麗に揃えておいたほうが、Excelのブックを左右のディスプレイへ移動させるときにスムーズに移動できます。解像度やインチ数が揃っていないと、隣のディスプレイに移動させた部分の文字が大きくなったりするので不便です。

デスクの横幅とEIZOの31.5インチを3枚調達する予算があればおすすめできる環境ですが、一度に置き換えるよりは今使っているディスプレイを1枚引退させて新規に1枚調達する方法がおすすめです。色の正確さを求める人にとっては一度に同じモデルを調達しないと色温度の違いが気になるようですが、テキスト用途なら1枚ずつ交換して全く問題ありません。

時間が経過すれば新モデルが発売されるので、そしたらその中で最も古いものを交換するという方法がおすすめです。