おすすめPC電源ユニットの比較 電力容量ごとに信頼性・静音性でメーカーランキング評価

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PC電源は最優先で予算配分することにしているPCパーツです。PC電源はAC100Vという高電圧を扱うため、PC電源の良し悪しは処理性能以前の問題として”安全性”にかかわるからです。

他には電源タップについてもケチらずパナソニック製を買います。パナソニックはチャイナ製製品が多いですが、電源タップについては日本国内で生産しているからです。

私はPC電源としてSeasonicのPRIMEシリーズの650W(80PLUS TITANIUM認証)電源を購入したという記事を別掲してますがこれは2万円台半ばほどする電源です。

PC電源のように高電圧を扱うPCパーツに優先的に予算を配分し、CPUやグラボの優先度はその次です。

小型PCケースで多く採用されているSFX規格電源もあわせて掲載していきます。小型PCケースであってもATX規格の電源が入るタイプもあるのでその場合はATX規格を選んだほうが直径が大きいファンを搭載できるため静音性でも信頼性も高くなります。

1500W

1500W電源を使うと発火するなどで科学的論拠に基づかない嘘を吹聴している書き込みが他ウェブサイトで見受けられますが何の問題もありません。本当にそんなPC電源が市場に出回るようだったら経産省が既に行政処分を下しています。100Vで15アンペアの1500Wを少しでも超えると発火するという嘘が多いのですが、家庭用電源は交流なので実効電圧が100Vであり実際には120Vまで取り出せます。電流も同様です。よって1500Wも実効電力です。この理解のためには大学で扱う電気電子分野の教科書すら不要で、わからない場合は高校の物理の教科書と高校の数学で扱う三角関数程度の理解で十分です。

1位 Corsair(米国籍企業)

・AX1500i CP-9020057-JP

2014年発売。80PLUS Titanium認証取得。14cmという大型ファンを搭載している電源です。13.5cmファンを搭載した電源が多い中、14cmファンは最も大きな水準です。

10年保証でありCorsair Linkに対応しています。Corsairのアプリケーションから電源の状態をモニタリングすることができます。Corsair LinkはUSB経由で情報を取得します。

ホストプロセッサ型のXeon Phiを4基搭載できりう

2位 SilverStone(台湾籍企業)

・SST-ST1500-TI

2017年8月発売

・SST-ST1500-GS

2014年発売。80PLUS GOLD認証

・SST-ST1500

2009年発売。80PLUS SILVER認証

3位 ENERMAX(台湾籍企業)

・MAXREVO EMR1500EWT

2013年発売

1200W

1位 Corsair

・HX1200i CP-9020070-JP

2015年発売。80PLUS Platinum認証取得。1200Wという大容量のCorsairの電源でありながらTitanium認証取得でないところが残念なポイントです。それ以外は高く評価できます。

日本製コンデンサは当然採用されており、1500W版でも採用されている直径14cmの大型ファンも搭載されています。

USB接続でPCデスクトップアプリケーションから電源の消費電力をモニタリングできるCorsair Linkにも対応しています。各種クーラーや電源などをCorsair Linkですべて接続し一元管理することができれば、アプリケーションから自動的に全体最適でPCパーツをマネジメントすることができるようになります。

14cmファンを搭載している時点で静音を達成している電源ですが、電源の温度が低いときにはファンの回転を止めて自動的に無音にしてくれます。SeasonicのPRIMEシリーズと同じく日本国内で10年保証品です。

2位 CoolerMaster(台湾籍企業)

・MasterWatt Maker 1200 MIJ MPZ-C002-AFBAT-JP

2017年発売。80PLUS Titanium認証取得です。製造は日本の村田製作所が行っている点は評価できます。しかしファンがCoolerMaster製であり、企画がCoolerMasterなのが残念です。あと+10万円高くてもいいので全て村田製作所が企画製造までしていたら十分購入したい電源であり、明らかにCorsairより上のランクになります。

残念なことは、今回この製品だけが一点豪華主義の一発芸で終わってしまいそうなことです。今後CoolerMasterから発売されるPC電源も継続的に村田製作所が製造するのならいいのですが、おそらくそうはならないでしょう。「日本製」を大きく発信するための一発企画として行われた可能性が高いです。

PC電源の信頼性ではSeasonicやEnhance製の電源やそれらのメーカーにOEM生産してもらいCorsairが販売する電源のほうが、CoolerMasterよりも遥かに先を行っています。

信頼性において後塵を拝しているCoolerMasterが、この日本製のPC電源で一発逆転を狙った感がありますがさすがに一発モノだけでは難しいです。今後も村田製作所生産が常態化すれば徐々に評価は上がっていくでしょう。もしくは村田製作所が自前で企画生産までやってしまったほうがいいです。しかし、PC電源というのは10年ぐらい長持ちする上に、CPUやグラボのGPUのように年率20%台の高度性能成長を遂げるような分野でもないので、いわゆる「儲からない」分野です。村田製作所としてはあまり続けてはやりたくない分野なのかもしれません。

一つ書いておきますと、私はこの電源を非常に高く評価しています。1200Wで買うなら間違いなくこのCoolerMaster製を選びます。それなのにランク2位にしたのは、上述した通り今回だけの単発で終わってしまいそうであり、継続的に高品質な電源をリリースしているSeasonicにトータルでみるとかなわないと判断しているからです。

この製品を低く評価しているユーザ参加型の投稿サイトのレビューなどが見受けられますが、これはPCパーツ分野ではよくあることです。SSDがまだまだ非常に高価だった黎明期においてもHDD派の人たちがSSDをひたすら低評価している時期がありました。高価なものというのはやっかみの対象になり、買えない人たちが低評価しているだけですので、そういった僻みは無視して実力本位で製品を評価して選ぶことをおすすめします。

・V1200 Platinum RSC00-AFBAG1-JP

2014年発売。80PLUS Platinum認証取得。上記のTitanium認証取得の村田製作所製造電源と異なりこちらはいわゆる普通のPC電源です。

1000W

1位 Corsair

・HX1000i CP-9020074-JP

・RM1000x CP-9020094-JP

2015年発売。80PLUS Gold認証取得であるためCorsairの中でも比較的安い電源です。

ファンの直径は13.5cmでありほぼ上限サイズ。低温時にはファンを停止させる準ファンレス仕様になっています。

Corsair Linkに非対応であるのが残念です。Corsair Linkのようなおまけ機能がむしろ無いほうが全体の故障率が下がり可用性が上がるという意見もあるので、Corsair Linkが不要なら積極的にCorsair Link非対応版を選ぶのもいいでしょう。

850W

1位 Seasonic

・SSR-850TD

2016年発売。

750W

1位 Seasonic

・SSR-750TD

2016年発売。

650W

1位 Seasonic(台湾籍企業)

信頼性が高いと言われるSeasonicですが生産はチャイナです。PRIMEシリーズの箱にはMade in Chinaと書いてありました。

・SSR-650TD

2016年発売。TITANIUM認証取得の電源です。私はこれを購入して使っていますが本当に熱が発生しません。電源を組み込んだ部分のPCケースの外側を触っても、夏場でもぬるく感じる程度でまったく熱くありません。以前使っていた2005,6年に購入した電源は、長時間触っていると熱いと感じ低温やけどをするのではないかというほど高い温度でした。

このPRIMEシリーズはSeasonicの中でも最高級品として位置づけられるフラッグシップモデルです。850Wを超える大容量版が出ていないので1KWや1200Wが欲しい場合はCorsairを選ぶしかないのですが、Quadro GP100とCore i9を積んでもSSDを使えば400W程度に収まるので850Wもあれば十分なのでしょう。

Titanium認証取得の電源は最大出力ワット数が大きい電源ばかりです。価格は高いものの、650Wという電力容量ながらTITANIUM認証を取得している上に、10年保証(米国では12年保証)も付いてくる高品質な電源です。購入してからまだ半年くらいしか経過していませんがおすすめです。

500W~550W

1位 SilverStone(台湾籍企業)

・SST-NJ520

2014年発売。数少ないファンレス電源です。Seasonicが設計・生産し、SilverStoneが販売しています。この電源は購入済みです。Coffee Lakeプロセッサが発売されたらこの電源を使用してPCを組む予定です。

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