Ryzen 7 5800Xは2020年度に発売された第4世代Ryzen5000シリーズプロセッサの中で8コアを有することが特徴のCPUです。このRyzen 7 5800Xよりクロックを引き下げたRyzen 7 5800(無印)が存在しますが、Ryzen 7 5800はOEM供給のみであるため、CPU単体で手に入る第4世代Ryzenの8コア製品はこのRyzen 7 5800Xだけです。
Ryzen 7 5800Xから見て最も発売日が近いIntel Coreプロセッサは第11世代(Rocket Lake-S)であるため、第一義的にはRyzen 7 5800Xは第11世代 Intel Core(Rocket Lake-S)と比較していきますがその他の世代のIntel Coreプロセッサとも比較していきます。
また、Ryzen 7 5800Xを搭載したBTOパソコンの比較もしています。第4世代Ryzenは生産数を確保できず殆ど小売市場に流通していないCPUですが、BTOパソコンなら時々在庫が復活しているので、第4世代Ryzenをどうしても入手したいならBTOパソコンを選ぶのも選択肢です。
Ryzen 7 5800Xの詳細スペックと特徴
メーカー・モデル名 | AMD Ryzen 7 5800X |
---|---|
コア数 | 8コア16スレッド |
基本動作周波数 | 3.8GHz |
最大動作周波数 | 4.7GHz |
全コア同時最大周波数 | 4.2GHz |
発売日 | 2020年11月 |
セキュアブート | 非対応 |
---|---|
AMD Pro(AMD版vPro) | 非対応 |
同時マルチスレッディング | 有効 |
定格外オーバークロック | 対応 |
TDP(≒消費電力) | 105W |
L1キャッシュ | 512KB |
L2キャッシュ | 4MB |
L3キャッシュ | 32MB |
最大メモリサイズ | 128GB |
メモリタイプ | DDR4-3200 |
メモリチャネル | 2 |
メモリ帯域幅 | 47.68GB毎秒 |
コードネーム | Vermeer (AMD Zen3世代Ryzen 5000) |
コンピュータの形態 | デスクトップ |
グラフィクス(iGPU) | 非搭載 |
iGPU最大画面数 | 0 |
---|---|
iGPU最大ビデオメモリ | 0GB |
iGPU基本周波数 | 0Hz |
iGPU最大周波数 | 0Hz |
iGPU CU数 | 0基 |
iGPU単精度コア数 | 0個 |
iGPU単精度性能 | 0 FLOPS |
ソケット | Socket AM4 |
アーキテクチャ | Zen 3 |
プロセスルール | TSMC7nm |
SIMD拡張命令 | Intel AVX2, SSE |
SIMD演算器 | 256bit FMA×2 |
SIMD倍精度演算性能 | 16 FLOPs/cycle |
AI(深層学習)拡張命令 | 非搭載 |
Ryzen 7 5800Xは第4世代Ryzenの8コアモデルの中でフラッグシップという位置づけです。とはいっても8コアモデルは事実上このRyzen 7 5800Xしか存在しておらず、第4世代Ryzenの中でほぼ唯一の8コアCPUです。
Ryzen 7 5800XのベースクロックはRyzen 9 5900Xより上昇しているが、全体としてRyzen 9 5900Xよりは低性能
Ryzen 7 5800Xは8コアCPUなので、12コアのRyzen 9 5900Xよりも高クロックを維持できます。しかし全体としての性能はRyzen 9 5900Xの方が上です。確かにRyzen 7 5800Xの方がクロックが高いけれども、Ryzen 9 5900Xとの4コア差を埋めるまでには至らないクロック差だということです。より高性能を狙うならRyzen 7 5800XよりもRyzen 9 5900Xがおすすめです。
Ryzen 7 5800Xと第11世代Intel Core(2020年度発売)の比較
第4世代Ryzen 7 5800Xから見て最も発売日が近いIntel Coreプロセッサは、同じ2020年度に発売された第11世代Intel Core(Rocket Lake-S)プロセッサです。そのため第11世代Intel Core(Rocket Lake-S)との比較が重要になります。Ryzen 7 5800Xは8コアプロセッサであり、しかも型番800のグレードであるため、第11世代Intel CoreだとCore i9 11900KとCore i7 11700Kの間に「型番上は」位置することになります。Core i9 11900KもCore i7 11700Kも8コアなので、Ryzen 7 5800Xと非常に比較がしやすいです。実行するアプリケーションにスレッドレベル並列性が多いか否かに関係ないためです。純粋に1コアあたりの性能の上下が、全体の性能の上下に直結します。
Ryzen 7 5800X vs. Core i9 11900K
Ryzen 7 5800Xは8コアのプロセッサなので、同じ8コアの第11世代Intel Core(Rocket Lake)と比較する場合2つの比較対象モデルがあります。Core i9 11900KとCore i7 11700Kです。第11世代Intel Coreには型番800に相当するモデルが設定されていないため、「型番上は」Core i9 11900KとCore i7 11700Kの中間にRyzen 7 5800Xの比較対象があります。そのためここではまずCore i9 11900Kと比較してみます。Core i7 11700Kについては後述しています。
Core i9 11900KはCore i9シリーズであり、Ryzen 7 5800XのRyzen 7シリーズより強すぎるように型番上は見えてしまいますが、同じ8コアプロセッサな上にベースクロックはRyzen 7 5800Xの方が高いのでRyzen 7 5800Xにとって不利な前提とは言えません。
Core i9 11900Kに10%もの大差を付けられて、Ryzen 7 5800Xが敗北しています。
10%という2桁%の差はCPUの性能差としては圧倒的大差であり、このIntel Core 11900Kの勝利は地滑り的圧勝(landslide victory)と言えるレベルの大勝です。
しかもベースクロックがRyzen 7 5800Xの方が高いのにこのレベルの敗北は第4世代Ryzenにとって手痛いです。なぜなら、クロックが高いのに負けたということは同クロックで比較するとさらに大差で敗北することになり、それはIPC(1クロックサイクルあたりの実行命令数: Instructions per Cycle)が第11世代Intel Core(Rocket Lake)よりも大幅に劣っていることを意味するからです。これは第4世代Ryzenで採用されたZen3マイクロアーキテクチャが、第11世代Intel Core(Rocket Lake)のCypress Cove(Willow Cove)マイクロアーキテクチャに対して大きく劣っていることと同義です。しかも第11世代Intel Coreで採用している14nm半導体製造プロセスはトランジスタ数に成約があり、それほどキャッシュサイズを大きくしていません。それにも関わらず第4世代Ryzenが第11世代Intel Coreに敗北したことで、2021年度においてさらにマイクロアーキテクチャが抜本的に刷新されるGolden Coveを採用する第12世代Intel Core(Alder Lake)相手になると、AMD RyzenはますますIntel Coreに対して太刀打ちできなくなってしまう恐れがあります。
Ryzen 7 5800X vs. Core i9 11900
8コアのCore i9 11900と比較します。Core i9 11900はCore i9 11900Kの低クロック版であるため、Ryzen 7 5800Xよりも低クロックです。同じコア数同士の比較なので、この比較の性能差は1コアあたりの性能差そのものです。Ryzen 7 5800Xは第4世代Ryzenの8コアプロセッサの中では最も高クロックです。他にRyzen 7 5800という無印プロセッサもあるので、本来はRyzen 7 5800と比較するべきところですが、ここではAMD Ryzen側にとって有利な前提条件となるRyzen 7 5800Xと比較してみます。有利な前提条件のRyzen 7 5800XとCore i9 11900を比較してRyzen 7 5800Xが負けてしまったら、Ryzen 7 5800Xは相当劣っていることを意味します。
結果はこのようにCore i9 11900の完勝です。Ryzen 7 5800Xに対し、+7%もCore i9 11900が上回る性能です。Core i9 11900は内蔵グラフィックスを搭載しているため、汎用コアの性能面では不利なはずです。なぜなら内蔵グラフィックスを搭載している分だけ汎用コアに割り当てることができるチップ面積(≒トランジスタ数)が少なくなるためです。一方で、Ryzen 7 5800Xでは内蔵グラフィックスを削り、汎用コアにチップ面積を多く割り当ててIntel Coreに太刀打ちしようとしています。しかし、そのような「内蔵グラフィックスを削る」といった荒業を使ってまでして汎用コアの性能を高めようとしても、結果的には内蔵グラフィックスを搭載しているCore i9 11900相手にすら勝てない結果となりました。これは第4世代Ryzen5000シリーズで採用されたZen3マイクロアーキテクチャが劣っているのが原因です。
Ryzen 7 5800X vs. Core i7 11700K
Core i7 11700Kとの比較は、もっとも妥当な比較だと言えるでしょう。Core i9 11900Kとの比較だと、「Core i9とRyzen 7の比較は不公平」「型番900のCore i9 11900Kと型番800のRyzen 7 5800Xの比較はフェアではない」と僻むAMD愛好家が出てきますが、型番700のCore i7 11700KならIntel Coreの方が型番上はグレードが低くなるので文句の付けようがありません。
型番上はグレードが低いはずのCore i7 11700Kに対し、8%の性能差を付けられてRyzen 7 5800Xが敗北しています。同じコア数同士の比較で8%の性能差があるということは、1コアあたりの性能に8%の性能差があるということです。しかもベースクロックを見てもわかる通り、Core i7 11700Kの方が低いです。クロックが低くてもなぜ1コアあたりの性能がCore i7 11700Kの方が高いかというと、純粋にZen3マイクロアーキテクチャがIntel Core(Rocket Lake)のCypress Coveマイクロアーキテクチャよりも劣っているからです。
Ryzen 7 5800X vs. Core i5 11600K
Core i7 11700Kに次いで人気のCPU、Core i5 11600Kと比較してみます。Core i5 11600Kは6コアなのでRyzen 7 5800Xよりもコア数が少ないですが、コア数が少ないIntel Coreと比較する分にはRyzen側にとって不利な比較にはなりません。ただし、Ryzen側がコア数で有利な条件下で、コア数の少ないCore i5 11600Kに負けてしまったらRyzen 7 5800Xが大きく劣っていることを意味してしまいます。
Core i5 11600Kに5%の性能差を付けられてRyzen 7 5800Xが敗北しています。Core i7 11700Kと比べたら差は縮まっていますが、5%だと依然としてそれなりの差を付けられてしまっている状況です。コア数が同じCPU同士ではなく、2コアもCore i5 11600Kの方が少なくてもこの結果ですから、Zen3マイクロアーキテクチャをもってしてもRyzenの1コアあたりの性能はまだまだ低いままということになります。
Ryzen 7 5800X vs. Core i5 11600
Core i5 11600はCore i5 11600Kのクロックを単純に引き下げただけのCPUです。つまりCore i5 11600は低クロックモデルです。一方でRyzen 7 5800Xは末尾文字”X”付きの高クロックモデルです。よって、低クロックかつ6コアのCore i5 11600と、高クロックかつ8コアのRyzen 7 5800Xとの比較をすることになります。カタログスペックだけ見れば高クロックかつ8コアのRyzen 7 5800Xが勝利するように思えます。
しかし結果はRyzen 7 5800Xに対してCore i5 11600が+4%の差で勝利してしまいます。第4世代Ryzenの8コアモデルの中で最も高性能なRyzen 7 5800Xですら、第11世代Intel Coreの6コアの中位モデルに負けてしまいます。
Ryzen 7 5800X vs. Core i5 11500
6コアのCore i5 11500と比較します。Core i5 11500はCore i5 11400より高クロックで、Core i5 11600よりも低クロックという位置付けですが、クロックではなくセキュリティ機能の有無に大きな特徴があります。第11世代Intel Coreプロセッサの中では、Core i5 11500はvProとIntel Trusted Execution Technologyが有効化されている最も廉価なモデルです。これより下のCore i5 11400になるとvProとIntel Trusted Execution Technologyは無効化されています。とはいってもRyzen 7 5800XはIntel vProやIntel Trusted Execution Technology相当の機能は搭載されておらず、Ryzen ProでないとAMD版vProの機能は存在しません。Intel Coreでは個人向けプロセッサでもセキュリティ機能が充実しているのが特徴です。
さらにCore i5 11500は内蔵グラフィックス搭載です。Ryzen 7 5800Xが内蔵グラフィックスを搭載していないのは、第4世代Ryzenにおいて内蔵グラフィックスを搭載してしまうと8コアが4コアまで減ってしまうためです。Ryzenは内蔵グラフィックスを削ってでも汎用コアの性能を高めないとIntel Coreに対し全く太刀打ちできないため、歴代Ryzenシリーズは内蔵グラフィックス非搭載になっています。
内蔵グラフィックスを完全に削ったり、セキュリティ機能不搭載で汎用コアの性能向上に半導体チップ面積を全振りしたことで+2コア多いRyzen 7 5800Xが、6コアかつ内蔵グラフィックス搭載&セキュリティ機能搭載のCore i5 11500に対して負けるなんてことは、カタログスペックだけ見ればあり得ないと一見思えます。
しかし結果は真逆で、6コアのCore i5 11500に対し8コアのRyzen 7 5800Xが敗北してしまいます。Core i5 11500は内蔵グラフィックスとセキュリティ機能を搭載している分だけ汎用コアの性能が控えめになっていますが、その控えめの性能でもRyzen 7 5800Xを打ち負かすには十分だったことになります。
当然ながらCore i5 11500は低クロックモデルです。一方でRyzen 7 5800Xは高クロックモデル。8コアかつ高クロックなRyzen 7 5800Xが、6コアかつCore i5 11500に対し負けてしまったのは、ひとえにZen3マイクロアーキテクチャが欠陥品だということを意味します。
Ryzen 7 5800X vs. Core i5 11400
第11世代Intel Core(Rocket Lake-S)が発売された時点で最も安いグレードのCore i5 11400と比較します。Core i5 11400はCore i5 11400Fとクロックは同じです。違いは、Core i5 11400は内蔵グラフィックスが有効化されています。その点ではCore i5 11400はRyzen 7 5800Xよりも上です。
ただし、クロックやコア数のカタログスペックの観点からはRyzen 7 5800XはCore i5 11400よりも遥かに上回っています。しかし、カタログスペックが上回っていることと、実際の性能が上回っていることは別です。これは車で言うところのカタログ燃費と実燃費の関係と同じです。
結果はRyzen 7 5800Xの性能が、Core i5 11400を+2%上回っているに過ぎない結果になっています。Core i5 11400の6コアから見たら、Ryzen 7 5800Xは8コアなので+33%もコア数が多い上に、ベースクロックは+1.2GHzもRyzen 7 5800Xの方が高いのにも関わらず、たった2%の差しかついていません。これはほぼ互角の性能です。Ryzen 7 5800Xでは1コアあたりの性能が低すぎるため、クロックが高くコア数が多くてもこの程度の差しかつけることができていません。
Ryzen 7 5800X vs. Core i5 11400F
第11世代Intel Coreの6コアCPUの中で、最もグレードが低いCore i5 11400Fと比較してみます。Core i5 11400Fは内蔵グラフィックスもvProも無効化され、セキュアブートに必要なIntel Trusted Execution Technology(Intel TXT)も無効化されており、これらに相当する機能が非搭載のRyzen 7 5800Xとはその点では似ています。vProやIntel TXT相当の機能はRyzen Proでないと搭載されていないためです。
Core i5 11400Fは第11世代Intel Coreの6コアモデルの中でも最も低いグレードであるため動作クロックも低くなっています。一方でRyzen 7 5800Xは第4世代Ryzenの8コアモデルの中で最も高いクロックを誇ります。
8コアかつ高クロックのRyzen 7 5800Xを以ってしても、6コアのCore i5 11400Fとの性能差はたったの1%です。これはほぼ互角の性能と言っていいでしょう。コア数とクロックが高くても、マイクロアーキテクチャの設計技術でIntelに対し大きく劣っているAMDのCPUだと、第11世代Intel Coreで最も下位のグレードのCore i5 11400Fに対しこのくらいの性能差まで詰めるのがやっとだということになります。
1位: パソコン工房(iiyama) LEVEL∞(レベル インフィニティ) M-Class LEVEL-M0B5-R58X-RBX (ILeDXs-M0B5-AR58X-RBSXB)
商品名 | パソコン工房 LEVEL∞ M-Class LEVEL-M0B5-R58X-RBX |
---|---|
型番 | ILeDXs-M0B5-AR58X-RBSXB |
CPU | AMD Ryzen 7 5800X |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB(8×2) PC4-25600(DDR4-3200) |
SSD | 1TB M.2 NVMe + 2.5インチ選択可 |
HDD | 無し(HDD×2台選択可) |
光学 | DVDスーパーマルチドライブ |
Wi-Fi | 非搭載 |
USB | USB3.1Gen2Type-A×2, USB3.0(3.1Gen1)Type-A×6 |
OS | Windows 10 Pro 64bit版 |
Office | 無し(選択可) |
電源 | 700W(80Plus認証Gold) |
サイズ | 横幅190mm×奥行410mm×高さ356mm (27.7ℓ) |
標準ではWin10Homeですが、+6千円でProにできるためWin10Proがおすすめです。Officeは標準で非選択なので特に必要なければそのままでいいでしょう。
CPUクーラーのグリスはシルバーグリス選択で十分です。他社ではダイヤモンドグリスやドイツ製グリスが選択できるものがありますが、逆に安いシルバーグリスの方が好ましいです。シルバーグリスは経年劣化に強いためです。
メモリは「国産高品質メモリー」が好ましいですが、具体的にどこのメーカーとは名称が記載されていません。メモリチップに関してはそもそも国産メーカーは存在しないため、メモリモジュールが国産という意味です。
OSをインストールするCドライブに関してはM.2 SSD限定です。500GBは少ないので1TB推奨。予算があるなら2TBでもいいでしょう。第2のドライブとして3.5インチHDD or 2.5インチSSDが選択可能ですがHDDは静音性の観点からおすすめしません。搭載するとしたらSSDです。もし第2ドライブとしてSSDを選択するなら960GBの2.5インチSSDがおすすめです。Dドライブが必要ないなら第2ドライブは非搭載でもいいでしょう。第3のドライブはHDD限定なのでこれは選択しないことを推奨です。
光学式ドライブは標準でDVDドライブ付属でこれは非搭載にできません。最低でもDVDドライブが標準搭載のため、5インチドライブを非搭載の状態で納品はできません。品質にこだわるならPioneer製のブルーレイドライブがおすすめです。
グラボのメーカーは指定不可。マザーボードはASUS PRIMEシリーズで、グラボの厚さによりますがPCIe×1スロットが空いているのでASUS製のWiFiカードを自前で用意すればWiFi化できます。カスタマイズでは内蔵型WiFiは選択できません(外付け子機のみ)。マザーボードはPCIe×1が2スロット分空いていますが、片方はグラボ搭載で確実に干渉する位置にあります。搭載できるとしてもグラボともう一枚のカードだけです。
電源は80PLUS認証Titanium取得の800W電源を選択できますが、あえて700WのGoldでいいでしょう。省電力性ではTitaniumが上ですが信頼性ではGoldの方が上です。