2021年6月に発売されたGeForce RTX 3080Tiグラボを比較しています。ただし、GPUとしてGeForce RTX 3080Tiは微妙です。
NVIDIA GeForce RTX 3000シリーズ(Ampere世代)では暗号資産マイニング目的の買占め対策として、「Lite Hash Rate(LHR)」というハッシュレート制限機能を2021年5月出荷分以降順次搭載しています。既にGeForce RTX 3080, 3070 3060Tiが搭載対象となりました。一方で、GeForce RTX 3090はハッシュレート制限機能LHRの適用対象外となっています。
つまり今回のGeForce RTX 3080Tiは、RTX3090にハッシュレート制限機能を搭載した「RTX3090置き換えモデル」のようなもので、RTX3090の単純な劣化版です。
GeForce RTX 3080Tiと同時に発売されたGeForce RTX 3070Tiでは、GeForce RTX 3080よりCUDA Core数は少ないもののクロックは大幅に高いメリットがありました。しかし、GeForce RTX 3080Tiにはそのようなメリットがありません。
GeForce RTX 3090からCUDA Core数が減った分だけ少しでもクロックが上がればゲーム用途上のメリットがありましたがそれは実現しませんでした。むしろクロックは下がっています。また、暗号資産マイニングを目的としているユーザーにとってもメリットがない中途半端なGPUです。
今回のGeForce RTX 3080Ti発売の趣旨は性能云々というより、「ゲーマーにゲーム用途GPU、GeForceシリーズを確実に届ける」といった部分にあると言っていいでしょう。
またこの記事の後半では、GeForce RTX 3080Tiを搭載したデスクトップパソコンを比較しています。搭載しているCPUは第12世代Intel Core(Alder Lake), 第11世代Intel Core(Rocket Lake), AMD Zen3世代Ryzen5000シリーズ(Vermeer)まで幅広く比較対象にしています。
- NVIDIA GeForce RTX 3080 Tiの詳細スペックと特徴
- 1位: ASUS ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING
- 2位: MSI GeForce RTX 3080 Ti SUPRIM X 12G (VD7646)
- 3位: GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti XTREME 12G (GV-N308TAORUS X-12GD)
- 4位: ASUS TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING
- 5位: GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti MASTER 12G (GV-N308TAORUS M-12GD)
- 6位: GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti VISION OC 12G (GV-N308TVISION OC-12GD)
- 7位: GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti GAMING OC 12G (GV-N308TGAMING OC-12GD)
- 8位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti AMP Holo ZT-A30810F-10P (ZTRTX3080TIAMPHOLO-12GB) VD7696
- 9位: ASUS TUF-RTX3080TI-12G-GAMING
- 10位: 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3080Ti-E12GB/TP
- 11位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti Trinity ZT-A30810D-10P (ZTRTX3080TITRINITY-12GB) VD7694
- 12位: GAINWARD GeForce RTX3080Ti PHOENIX NED308T019KB-132AX-G (VD7693)
- GeForce RTX 3080Ti&第12世代Intel Core(Alder Lake)搭載パソコン
NVIDIA GeForce RTX 3080 Tiの詳細スペックと特徴
メーカー・モデル名 | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
CUDA Core数 | 10,240 |
ブーストクロック | 1,665 MHz |
メモリ容量 | 12GB |
共有キャッシュ | 6MB |
単精度性能 | 34.0992 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.533 TFLOPS |
Tensor Core性能 | 272.7936 TFLOPS |
TDP | 350W |
発売日 | 2021年6月 |
Ray Tracing性能 | 68.2 TFLOPS |
---|---|
ベースクロック | 1,395 MHz |
ピクセル・レート | 186.5 GPixel毎秒 |
テクスチャ・レート | 532.8 GTexel毎秒 |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.0 GB毎秒 |
接続規格 | PCIe 4.0 x16 |
アーキテクチャ | Ampere (GeForce 3000 series) |
コードネーム | GA102-225-A1 |
ファウンドリ | Samsung |
プロセスルール | 10nm(8LPP) |
トランジスタ密度 | 45.0 MTr/mm² |
トランジスタ数 | 283億 |
ダイサイズ | 628.4mm² |
SM数 | 80 |
---|---|
無効化SM数 | 4 |
TMU数 | 320 |
ROPユニット数 | 112 |
Tensor Core数 | 320 |
RayTracing Core数 | 80 |
NVLink | 非対応 |
3DMark Speed Way(DX12) | 5,302 |
3DMark Port Royal(DX12) | 13,229 |
3DMark Night Raid(DX12) | 141,143 |
3DMark Time Spy(DX12) | 19,584 |
3DMark Wild Life(DX12) | 104,337 |
3DMark Fire Strike(DX11) | 47,785 |
PassMark GPU | 27,305 |
Userbenchmark GPU(実効) | 204 |
Userbenchmark DX10 | 261 |
GeForce RTX 3080TiのCUDA Core数は、GeForce RTX 3090の10,496コアとほぼ同じ10,240コアで1万コア超です。NVIDIA製GPUで1万コア超を達成しているのは今のところGeForce RTX 3090と、今回のGeForce RTX 3080Tiだけです。
暗号資産マイニングでは低コスト(電力料金を安く抑えること)を実現するために「消費電力あたりの演算回数」が重要であり、整数演算器がひたすら多いGPUが好まれます。GPUは基本的に、ゲーム用グラフィック処理で必要となる単精度浮動小数点演算器が主役ですが、単精度浮動小数点演算器が多いGPUほど整数演算器も多く搭載されているので、CUDA Core数の多さがハッシュレートの高さに直結します。
コア数を2倍にしてクロックを1/2にしてもハッシュレートは変わりませんが、クロックを1/2にすると電圧もほぼ1/2にできます。半導体回路の負荷(抵抗)が一定であるため電流もほぼ1/2になり、結果的に消費電力は1/4にできます。コア数が2倍になっても消費電力が1/4になるため、全体の消費電力は1/2にできます。計算性能(ハッシュレート)を維持したまま消費電力を1/2にできてしまうのが、CUDA Core数が多いNVIDIA製GPUほど買占めの対象になっている理由です。
今回のGeForce RTX 3080Tiはその対策として投入されたものです。
GeForce RTX 3080TiはRTX3090と異なりNVLink非対応 Multi GPUは実現できない
NVIDIA製GPUでマルチGPUを実現する技術として以前はSLIが存在しましたが、SLIの後継技術としてNVLink SLIが登場しました。しかし現在NVLink SLIはゲーム分野では完全に廃れています。NVIDIA GeForce 3000シリーズでNVLink対応したのはGeForce RTX 3090だけでした。
そして今回のGeForce RTX 3080Tiでは、GeForce RTX 3090に限りなく近い下位モデルという位置づけであるもののマルチGPU非対応です。マルチGPUはGeForce RTX 3090ならではの特権として維持されました。
GeForce RTX 3080TiのビデオメモリはRTX3090の24GBからダウンサイジングされて半減の12GB
VRAMはGeForce RTX 3090から大幅に削減されています。サーバ用途コンピュータ需要の高まりによる半導体価格の高騰もあり、事実上のコストカットです。CUDA Core数を減らすのは性能低下に直結するため、影響が比較的軽微なVRAMが大幅に削減されたことになります。
ハッシュレート・リミッターが唯一搭載されなかったGeForce RTX 3090のハッシュレート制限版がGeForce RTX 3080Ti
上位モデルのGeForce RTX 3090は暗号資産マイニングのハッシュレートを意図的に下げる「Lite Hash Rate(LHR)」が搭載されておらず、それが暗号資産マイニング目的でGeForce RTX 3090が買い占められている要因になっています。
NVIDIA社は既に発売済みのGeForce RTX 3000シリーズにもLHRを搭載し2021年5月から出荷を開始していますが、GeForce RTX 3090はLHRが搭載されませんでした。そのためGeForce RTX 3090は今も尚、暗号資産マイニング目的での買占め対象となっています。
そこで今回のGeForce RTX 3080Tiは、LHRを搭載することで「暗号資産マイングに向かないGeForce RTX 3090」という位置づけで発売されました。CUDA Core数はほぼ同じです。ただし、ベースクロックこそGeForce RTX 3090と同じ1,395MHzですが、ブーストクロックに至ってはGeForce RTX 3090よりも30MHz下がっていて1,665MHzになっています。TDPも同じ値350Wであり、「GeForce RTX 3090はLHR非搭載でMinerに買い占められてしまうからLHR搭載版をGeForce RTX 3080Tiとして設定した」というのが本当のところです。
1位: ASUS ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | ASUS ROG-STRIX-RTX3080TI-O12G-GAMING |
専有スロット数 | 2.9 slot |
全幅 | 57.78 mm |
全長 | 318.5 mm |
全高 | 140.1 mm |
ブーストクロック | 1,845 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 37.7856 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.580 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 302.2848 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×3 |
推奨電源容量 | 850W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボはGeForce RTX 3080Tiの中ではおすすめできる製品です。しかし、GeForce RTX 3090と比較すると非常に見劣りします。GeForce RTX 3080TiはGeForce RTX 3090よりCUDA Core数が若干少ない程度で1万コアを超えていますし、リファレンスモデルのベースクロックとブーストクロック共にGeForce RTX 3090と同じです。GeForce RTX 3080TiはGeForce RTX 3090のCUDA Core数(Streaming Multiprocessor数)を少し削り、暗号資産マイニングのハッシュレート制限をかけ、Multi GPU非対応にしただけの差しかありません。
それにも関わらず、このグラボのブーストクロックは1,845MHzであり、GeForce RTX 3090のROG STRIXシリーズのブーストクロック1,890MHzより大きく劣っています。本来ならば少なくともGeForce RTX 3090と同じブーストクロックまで上げるか、それより高くすることも可能だからです。これはGeForce RTX 3090をAmpere世代のフラッグシップの地位に留め置くために、わざとGeForce RTX 3080TiのROG STRIXでは出し惜しみしていることになります。この記事の冒頭に書いたように、そもそもがGeForce RTX 3080Tiの立ち位置が微妙で、グラボ以前にGeForce RTX 3080TiというGPU自体がおすすめできないため”要検討”といったところです。「GeForce RTX 3080Tiを選ぶことは既に決定しておりそれを前提とし何らかのグラボを選択したい」というのなら、このROG STRIXシリーズが最もおすすめです。
2位: MSI GeForce RTX 3080 Ti SUPRIM X 12G (VD7646)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | MSI GeForce RTX 3080 Ti SUPRIM X 12G (VD7646) |
専有スロット数 | 3.1 slot |
全幅 | 61 mm |
全長 | 336 mm |
全高 | 140 mm |
ブーストクロック | 1,830 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 37.4784 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.575 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 299.8272 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×3 |
推奨電源容量 | 850W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボは「MSI GeForce RTX 3090 SUPRIM X 24G (VD7346)」をそのままGeForce RTX 3080Tiに転用しただけの製品です。外形サイズ等全く同じであり、異なるのは搭載しているGPUチップとクロックです。RTX3090よりもGeForce RTX 3080TiはCUDA Core数が減少しているにも関わらず、ブーストクロックはやはりRTX3090よりも下がっています。
3位: GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti XTREME 12G (GV-N308TAORUS X-12GD)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti XTREME 12G (GV-N308TAORUS X-12GD) |
専有スロット数 | 3.5 slot |
全幅 | 70 mm |
全長 | 319 mm |
全高 | 140 mm |
ブーストクロック | 1,830 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 37.4784 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.575 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 299.8272 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×3 |
推奨電源容量 | 850W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2, HDMI 2.0×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボは「AORUS GeForce RTX 3090 XTREME 24G (GV-N3090AORUS X-24GD)」と全く同じプラットフォームを用いています。外形サイズも補助電源コネクタ数も全く同じです。
ただしブーストクロックは1,830MHzであり、「AORUS GeForce RTX 3090 XTREME 24G (GV-N3090AORUS X-24GD)」の1,860MHzから下がっています。CUDA Core数が減っているなら最低でも横ばいか、むしろブーストクロックを引き上げられそうなものですが、こちらのグラボを「下位」とするためにわざとブーストクロックを低くしたということです。
4位: ASUS TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | ASUS TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 51.7 mm |
全長 | 299.9 mm |
全高 | 126.9 mm |
ブーストクロック | 1,785 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 36.5568 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.561 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 292.4544 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 850W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
GIGABYTE製の下位グラボよりも性能が低い製品です。ASUSはフラッグシップにROG STRIXシリーズがあり、それよりも1つ下位なのがこのTUFシリーズですが、ASUSはTUFシリーズにはさほど力を入れていません。
外形サイズはGeForce 3070TiのTUFシリーズと全く同じです。GeForce RTX 3080Tiはかなりの高発熱量のGPUなので、それならこちらは多少大型にするか、GeForce RTX 3070Tiは小型にする等本来は差をつけるべきところですがコストカット優先で何も変わりません。GeForce RTX 3070Tiでは補助電源コネクタ8pin×2でも問題ありませんでしたが、GeForce RTX 3080Tiで補助電源コネクタ8pin×2はTUFシリーズが下位だと位置付けられてるようなものです。ROG STRIXをおすすめします。
5位: GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti MASTER 12G (GV-N308TAORUS M-12GD)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti MASTER 12G (GV-N308TAORUS M-12GD) |
専有スロット数 | 3.5 slot |
全幅 | 70 mm |
全長 | 319 mm |
全高 | 140 mm |
ブーストクロック | 1,770 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 36.2496 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.567 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 289.9968 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×3 |
推奨電源容量 | 850W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2, HDMI 2.0×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボは「GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti XTREME 12G (GV-N308TAORUS X-12GD)」の下位モデルです。違いはブーストクロックが低いことのみです。このグラボはブーストクロック1,770MHzで、一つ上位モデルの「GIGABYTE AORUS GeForce RTX 3080 Ti XTREME 12G (GV-N308TAORUS X-12GD)」は1,830MHzです。外形サイズ、冷却機構含めてその他のスペックは全く同じになっています。以下のように補助電源コネクタ8pin×3が用意されている数少ないモデルの一つです。
このグラボは「ASUS TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING」よりも下位にランク付けしましたが、手動でオーバークロックするのならこちらのグラボの方が圧倒的に高性能を狙えます。なぜなら全厚が70mmと3.5スロット分もあり、ヒートシンクの厚さが他のグラボと比較し最高峰水準であるためです。
「ASUS TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING」は補助電源コネクタが8pin×2しかなく電力供給能力がオーバークロックのボトルネックになります。しかしこのグラボは十分な電力供給能力を有しているため、冷却面でも電力供給面でも「ASUS TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING」より遥かに有利です。手動でオーバークロックするのが面倒でないユーザならこちらのグラボの方がおすすめです。
6位: GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti VISION OC 12G (GV-N308TVISION OC-12GD)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti VISION OC 12G (GV-N308TVISION OC-12GD) |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 55 mm |
全長 | 320 mm |
全高 | 126 mm |
ブーストクロック | 1,710 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 35.0208 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.547 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 280.1664 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボは「GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti GAMING OC 12G (GV-N308TGAMING OC-12GD)」と殆ど同じモデルです。電子回路としてのスペックは全く同じであり、違いは外形のデザインと全高のみです。こちらのグラボの方が全高が3mm短くなっています。
見た目のデザインが異なるだけで、外形サイズはほぼ同じ、性能面では全く同じです。単純に見た目の好みだけで、「GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti GAMING OC 12G (GV-N308TGAMING OC-12GD)」とこのグラボのどちらを選ぶか決めてしまっていいです。私個人としてはこちらのデザインが好きです。
7位: GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti GAMING OC 12G (GV-N308TGAMING OC-12GD)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | GIGABYTE GeForce RTX 3080 Ti GAMING OC 12G (GV-N308TGAMING OC-12GD) |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 55 mm |
全長 | 320 mm |
全高 | 129 mm |
ブーストクロック | 1,710 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 35.0208 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.547 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 280.1664 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボはリファレンスモデルのブーストクロックより+45Hz高いだけで、どちらかというとローエンドに位置します。製品名としてはオーバークロックモデルということになっていますがオーバークロックモデルと名乗るにはクロックが低すぎます。
補助電源コネクタも8pin×2しかないので、手動でオーバークロックするにも限界があります。低クロックモデルと割り切って購入する分にはいいかもしれませんが、その割には外形サイズが大きすぎるため、低クロックモデルに絞り込むなら他に良いグラボが存在します。
8位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti AMP Holo ZT-A30810F-10P (ZTRTX3080TIAMPHOLO-12GB) VD7696
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti AMP Holo ZT-A30810F-10P (ZTRTX3080TI AMPHOLO-12GB) VD7696 |
専有スロット数 | 3.3 slot |
全幅 | 64.6 mm |
全長 | 317.8 mm |
全高 | 131.8 mm |
ブーストクロック | 1,710 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 35.0208 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.547 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 280.1664 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
ZOTAC製のAMPシリーズは複数に細分化されてますが、その中でもこのAMP HoloはAMPシリーズの中で最も性能が低い位置付けです。このグラボのブーストクロックは1,710MHzなので、リファレンスモデルのブーストクロック1,665MHzから見ると+45MHzです。ちょっと引き上げた程度で、オーバークロックモデルとは言えないレベルです。
9位: ASUS TUF-RTX3080TI-12G-GAMING
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | ASUS TUF-RTX3080TI-12G-GAMING |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 51.7 mm |
全長 | 299.9 mm |
全高 | 126.9 mm |
ブーストクロック | 1,695 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 34.7136 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.543 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 277.7088 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 850W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボは「ASUS TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING」の低クロック版です。ブーストクロック1,695MHzはリファレンスモデルの1,665MHzと同じであり決して高くありませんが、下位モデルの中では上質な部類のグラボです。
補助電源コネクタは8pin×2ですが、下位モデルとしては十分です。グラボはブーストクロックが低い下位モデルになると作りも安くなる傾向があります。しかし下位モデルほど安物になるのは「ブーストクロックは低くて十分」と考えているユーザにとっては好ましくないことです。その点、ASUSのこのグラボは下位モデルでありながらもケチな作りになっておらず十分上質です。「ブーストクロックが低くても構わないけど粗悪品は欲しくない」と考えている人には良い選択肢です。
10位: 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3080Ti-E12GB/TP
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
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型番 | 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3080Ti-E12GB/TP |
専有スロット数 | 3.1 slot |
全幅 | 61 mm |
全長 | 317 mm |
全高 | 113 mm |
ブーストクロック | 1,695 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 34.7136 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.543 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 277.7088 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
ブーストクロックは1,695MHz。リファレンスモデルよりも+30MHzだけ高いですが、ほぼリファレンスモデルと見ていいグラボです。バックパネルにファンがおまけで一つ装着されていますがこれは取り外せます。
補助電源コネクタも8pin×2で、ごくありふれた一般的な製品。悪く言えば特筆すべき点がないですが、良く言えば欠点がない無難なグラボです。品薄でグラボが全く手に入らない状況下なら消去法で選んでもいい程度。
11位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti Trinity ZT-A30810D-10P (ZTRTX3080TITRINITY-12GB) VD7694
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Ti Trinity ZT-A30810D-10P (ZTRTX3080TI TRINITY-12GB) VD7694 |
専有スロット数 | 3.2 slot |
全幅 | 63 mm |
全長 | 317.8 mm |
全高 | 120.7 mm |
ブーストクロック | 1,665 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 34.0992 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.533 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 272.7936 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
この製品はZOTACのRTX3080Tiグラボの中では最も性能が低い部類です。ブーストクロックは1,665MHzしかなくリファレンスモデルのブーストクロックそのものです。リファレンスモデルの冷却機構では心もとないので、オリジナルファンモデルを選びたい場合にはこのグラボは適しています。ただ、これだけ高価なグラボを買うのなら工場出荷時ブーストクロックが高い(ファクトリーオーバークロック済み)のグラボを選んだほうがいいでしょう。
12位: GAINWARD GeForce RTX3080Ti PHOENIX NED308T019KB-132AX-G (VD7693)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
---|---|
型番 | GAINWARD GeForce RTX3080Ti PHOENIX NED308T019KB-132AX-G (VD7693) |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 54 mm |
全長 | 294 mm |
全高 | 112 mm |
ブーストクロック | 1,665 MHz |
ベースクロック | 1,365 MHz |
単精度性能 | 34.0992 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.533 TFLOPS |
発売日 | 2021年6月 |
TensorCore性能 | 272.7936 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6X |
メモリクロック | 19 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 384bit |
メモリ帯域幅 | 912.4 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
GAINWARDは元々台湾籍の企業で現在は台湾Palit社の子会社になっています。ライナップされるグラボは毎回ローエンドなものが多いです。多くの人は他のグラボの在庫が無いだとか、価格が高い場合に消去法として選択しているメーカーです。
このグラボのブーストクロックはリファレンスモデルと同じ1,665MHzです。
上画像の通り補助電源コネクタは8pin×2のみ。GeForce RTX 3080Tiのオリジナルファンモデルグラボの中で最も安物タイプのグラボです。
GeForce RTX 3080Ti&第12世代Intel Core(Alder Lake)搭載パソコン
GeForce RTX 3080Tiと第12世代Intel Core(Alder Lake)プロセッサを搭載したデスクトップパソコンを比較しています。GeForce RTX 3080TiがハイエンドなGPUであるためCPUもゲーム向けにハイエンドな構成になっているものが多いです。
TSUKUMO G-GEAR neo GX9J-Z221/ZB
商品名 | TSUKUMO G-GEAR neo ミドルタワー |
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型番 | GX9J-Z221/ZB (第12世代Intel) |
CPU | Intel Core i9 12900KS (16コア5.5GHz) 【他選択肢無し】 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti / 12GB (DisplayPort×3, HDMI×1) |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200/PC4-25600 【他:32GB~128GB センチュリーマイクロ製(日本製)メモリモジュール選択可】 |
SSD | 1TB NVMe M.2 WD Black SN850 【他:WD Blue SN570,SN550, Crucial P5 Plus,MX500, Seagate FireCuda530, Samsung PM9A1,980Pro 選択可】 (M.2 SSD2台追加可能) |
HDD | 無し 【他:1TB~8TBのHDD2台追加可能】 |
光学 | 無し 【他:ASUS製DVDスーパーマルチドライブDL対応】 |
WiFi等 | LANポート(2.5GBASE-T)×1、Intel Wi-Fi6 AX201(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5.2 |
USB | 【前面】 USB 3.0(3.1 Gen1) Type-A×2, USB 2.0×2、 【背面】 USB3.2 Gen2x2 Type-C×1, USB 3.1 Gen2(3.2 Gen2) Type-A×2, USB 3.0(3.1 Gen1) Type-C×1, USB 3.0(3.1 Gen1) Type-A×4 |
電源 | 1250W ATX電源 80PLUS Titanium G-GEARオリジナル製 【他:Thermaltake PS-TPG-0850FPCGJP-R 850W】 |
OS | Windows 11 Pro 64bit |
サイズ | 幅約235mm×高さ約548mm×奥行約512mm (65.9ℓ) / 重量約18kg |
その他 | CPUクーラー:簡易水冷式FractalDesign製240mmラジエータ【他:選択肢無し】、 マザーボード:Intel Z690 ATX (ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4)、 光音声出力S/PDIF×1 |
価格 | \ 487,100(税込) |
CPUの選択肢はCore i9 12900KSのみです。GPUはRTX3080Ti以外にももっと高価なものや安価なものまで選択できます。
マウスコンピューター(mouse) G-Tune HP-Z (Z590)
商品名 | マウスコンピューター G-Tune HP-Z (第11世代Intel Core Rocket Lake) |
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型番 | G-Tune HP-Z (Z590) 2021年発売 |
CPU | Intel Core i9 11900K (8コア, 3.5~5.3GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti (DisplayPort×3, HDMI×1) |
メモリ | 32GB(16×2) PC4-25600(DDR4-3200) |
SSD | 1TB M.2 NVMe |
HDD | 4TB (HDDは選択強制のため非搭載不可) |
光学 | DVDスーパーマルチドライブ (標準搭載のため非搭載不可) |
Wi-Fi | 非搭載(内蔵型拡張ボードWiFiの選択肢無し) |
USB | USB3.2 Gen2x2×1(背面 Type-C×1)、USB3.0 Gen1×7(前面 Type-A×2/背面 Type-A×5)、USB2.0×4(前面 Type-A×2/背面 Type-A×2) |
OS | Windows 10 Pro 64bit版 |
Office | 無し(選択可) |
電源 | 1200W (80Plus認証Gold) |
サイズ | 横幅215mm×奥行490mm×高さ481mm (50.7ℓ) / 約18.4kg |
その他 | 簡易水冷CPUクーラー(360mmラジエータ)、シルバーグリス AINEX AS-05 |
価格 | \ 488,400(税込) |
マウスコンピューターでRTX3080Tiを搭載したモデルの中では最も高スペックで高価なタイプのモデルです。HDD非搭載のカスタマイズができないところが難点ですが、その他は大幅なデメリットと言うほどの欠点はありません。CPUクーラーは空冷式の選択肢がないことと、メモリは最低でも32GBの選択肢からになることだけ注意しておけばいいです。