2021年2月に発売されたNVIDIA GeForce RTX 3060(GeForce RTX 3060無印)は、2017年3月に発売された著名GPU「GeForce GTX 1080Ti」と同じCUDA Core数3,584コアを搭載しています。
今回のGeForce RTX 3060無印は、GeForce GTX 1080Tiと比較して消費電力を大幅に削減させたにも関わらず、クロックの大幅な引き上げと深層学習用コアを追加を実現した画期的なGPUです。
GeForce RTX 3060はGeForce GTX 1080Tiと同じCUDA Core数を有するだけでなく、GeForce RTX 3060では4×4行列のFMA演算に特化したTensorCoreを搭載しており、深層学習(世間では人工知能と呼ばれている機械学習の一類型)用途で大幅な性能向上を達成し、時代の潮流に沿った要求に応えています。
GeForce RTX 3060を採用した殆どのグラフィックボード(オリジナルファンモデル)は補助電源コネクタ8pin×1になっており高々225Wです。中には補助電源コネクタ8pin×1&6pin×1を搭載した300Wモデルもありますが、基本的にはGeForce RTX 3060は補助電源コネクタ8pin×1です。これは8pin×2が当然だったGeForce GTX 1080Tiと比較し、大幅に低消費電力化に成功していることを意味しています。
記事の後半ではGeForce RTX 3060を搭載したデスクトップパソコンを比較しまとめています。
また、このRTX3060に関してはLHR(仮想通貨マイニングにおけるハッシュレート制限)について複雑な事情を有しています。RTX3060に関しては2021年2月の発売当初からLHRが付与されていました。しかしドライバによってLHRを解除できてしまう問題が判明したため、それを解決した「第二次LHR版」が2021年6月以降発売されました。それらを見分けることができるグラボもあれば、買ってみないとわからない(外のパッケージからは判別できない)グラボもあります。LHR解除ができる「初期LHR版」をピンポイントで入手したい場合は、判別可能なグラボを購入することをおすすめします。
- GeForce RTX 3060の詳細スペックと特徴
- 1位: ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING
- 2位: ASUS TUF-RTX3060-O12G-GAMING
- 3位: Colorful iGame RTX 3060 Advanced OC 12G
- 4位: GAINWARD GeForce RTX 3060 Ghost OC NE63060T19K9-190AU (VD7554)
- 5位: MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G (VD7552)
- 6位: GIGABYTE GeForce RTX 3060 VISION OC 12G (GV-N3060VISION OC-12GD)
- 7位: GIGABYTE GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G (GV-N3060GAMING OC-12GD)
- 8位: Colorful iGame RTX 3060 Ultra W OC 12G
- 9位: MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC (VD7553)
- 10位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge OC ZT-A30600H-10M (ZTRTX3060TWINEDGEOC-12GBGDR6) VD7558
- 11位: 玄人志向 GALAKURO GK-RTX3060-E12GB/OC/WHITE
- 12位: ELSA GeForce RTX 3060 ERAZOR GD3060-12GEREZ (VD7586)
- 13位: INNO3D GeForce RTX 3060 TWIN X2 OC N30602-12D6X-11902120
- 14位: 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3060-E12GB/OC/DF
- 15位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge ZT-A30600E-10M (ZTRTX3060TWINEDGE-12GBGDR6) VD7559
- 16位: GAINWARD GeForce RTX 3060 Ghost NE63060019K9-190AU (VD7555)
- 17位: Colorful GeForce RTX 3060 NB 12G
- GeForce RTX 3060&第13世代Intel Core(Raptor Lake)搭載デスクトップパソコンの比較
- GeForce RTX 3060&第12世代Intel Core(Alder Lake)搭載デスクトップパソコンの比較
- GeForce RTX 3060&Ryzen 5000シリーズ(Zen3)搭載デスクトップパソコンの比較
GeForce RTX 3060の詳細スペックと特徴
メーカー・モデル名 | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
CUDA Core数 | 3,584 |
ブーストクロック | 1,777 MHz |
メモリ容量 | 12GB |
共有キャッシュ | 3MB |
単精度性能 | 12.73754 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.199 TFLOPS |
Tensor Core性能 | 101.900 TFLOPS |
TDP | 170W |
発売日 | 2021年2月 / 2021年9月 |
Ray Tracing性能 | 25 TFLOPS |
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ベースクロック | 1,320 MHz |
ピクセル・レート | 85.3 GPixel毎秒 |
テクスチャ・レート | 199.0 GTexel毎秒 |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360.0 GB毎秒 |
接続規格 | PCIe 4.0 x16 |
アーキテクチャ | Ampere (GeForce 3000 series) |
コードネーム | GA106-300-A1 / GA104-150-A1 |
ファウンドリ | Samsung |
プロセスルール | 10nm(8LPP) |
トランジスタ密度 | 48.0 MTr/mm² / 44.3 MTr/mm² |
トランジスタ数 | 132.5億 / 174億 |
ダイサイズ | 276mm² / 392.5mm² |
SM数 | 28 |
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無効化SM数 | 2 |
TMU数 | 112 |
ROPユニット数 | 48 |
Tensor Core数 | 112 |
RayTracing Core数 | 28 |
NVLink | 非対応 |
3DMark Speed Way(DX12) | 2,173 |
3DMark Port Royal(DX12) | 5,138 |
3DMark Night Raid(DX12) | 94,864 |
3DMark Time Spy(DX12) | 8,743 |
3DMark Wild Life(DX12) | 49,954 |
3DMark Fire Strike(DX11) | 22,258 |
PassMark GPU | 17,058 |
Userbenchmark GPU(実効) | 100 |
Userbenchmark DX10 | 111 |
このGeForce RTX 3060のスペックで注目すべきところは、GeForce RTX 3060は型番60番台の低グレードGPUにもかかわらず、Pascal世代のフラッグシップモデルだった2017年3月発売GeForce GTX 1080Tiと同じCUDA Core数3,584コアを有していることです。
このGeForce RTX 3060は2021年2月にリリースされましたが、2021年9月にマイナーチェンジが施されました。それまでGA106チップを使用していたのがより面積が大きく搭載トランジスタ数が多いGA104チップに変わりました。しかし有効化されているコア数は変化しておらずクロックスペックにも変化がないため、特に気にしなくていいマイナーチェンジです。同じく後からマイナーチェンジされたGPUとしてGeForce RTX 3080がありますが、メモリ容量が大きく変化したGeForce RTX 3080とGeForce RTX 3080 12GBのマイナーチェンジとは事情が異なり、GeForce RTX 3060ではほぼ何も変わってないと見ていいです。
リファレンスモデルのブーストクロックはRTX3090,3080,3070,3060Tiのどれよりも高い1,777MHz
GeForce RTX 3060のリファレンスモデルにおけるベースクロックは1,320MHzしかなく、他の同世代GPU(RTX3090,3080,3070,3060Ti)のどれよりも低いです。
しかし、ブーストクロックは逆にRTX3090,3080,3070,3060Tiいずれよりも高く1,777MHzもあります。
CUDA Core数が少ないため1コアに多くの電力を割り当てることができ、単位面積当たりの発熱量も下がるためクロックを上げやすいためです。
このRTX3060はクロックを上げてこそ真価を発揮します。オリジナルファンモデルを選ぶ際はブーストクロックのクロックの高さを重視するか手動でオーバークロックするのがいいでしょう。
GeForce RTX 3060のメモリ容量はRTX3080,3070,3060Tiより大きい12GB しかしバス幅が狭く帯域幅は上位モデルに劣る
メモリ周りは他のモデルと比較して少し特殊です。まずL2キャッシュサイズはGeForce RTX 3060Tiの4MBより減って3MBです。これは下位モデルなので当然の帰結でしょう。
しかし一方で、GeForce RTX 3060のメモリ容量は12GBもあり、GeForce RTX 3090の24GBよりは少ないものの、GeForce RTX 3080の10GBやGeForce RTX 3070の8GBよりも多いです。
ただ、メモリサイズが大きいからといって高速とは限りません。
RTX3060のバス幅は192bitであり、RTX3060Tiの256bitより狭いです。
逆にメモリ転送レートはRTX3060が15GT(Giga Transfers)/秒であり、RTX3060Tiが14GT/秒なので、RTX3060の転送レートの方が上です。RTX3060はバス幅が狭くても転送レートが高いので、全体としてメモリ帯域幅は360GB/秒あります。
これは高速道路で例えると、メモリバス幅は車線数を表します。メモリ転送レートは、1車線で1秒間あたりに送り込むことができる車両の数です。1秒間で10車両通り過ぎるのが10T(Transfers)/秒になります。メモリ帯域幅は、全車線を使った場合の1秒間あたりの輸送力に相当します。
ここで重要なのはメモリ転送レートが速くても、メモリバス幅が広くても、「レイテンシ」が短いかどうかは別の話だということです。レイテンシはネットワークのpingの概念に近く、GPUのメモリレイテンシはメモリからGPUまでデータが到達するのにかかる時間です。
これは高速道路に例えると目的地まで到達するまでの時間です。例えばいくら片側6車線あっても、ある車両が目的地まで到達する最短時間が縮小されるわけではありません。距離に応じた時間がかかります。また、いくら1秒間あたりに送り込める車両の数を増やしても、それは輸送のタイミングを増やすだけ(1秒間に1回か1秒間に10回か)の話であり、ある車両が目的地まで到達する時間が短くなるわけではありません。
GPUでも同じで、メモリまでの物理的距離が離れていたり、読み込みまでのステップ数が多いとメモリレイテンシは長くなります。これはバス幅がいくら大きくても関係ありません。
RTX3060はメモリサイズが12GBと大きいので、メモリレイテンシはむしろ悪化している可能性があります。「半導体において大きい容量は遅い」からです。
GeForce RTX 3060のメモリサイズが大きいことはスペックの印象としては良いので広報上はメリットですが、実際使用する側としてはさほどメリットが無いどころかデメリットになる場合もあり得ます。
一世を風靡したGeForce GTX 1080Tiと同じCUDA Core数3,584コア搭載
GeForce GTX 1080TiはゲーミングPCが活況となった2017年3月に発売されたマイルストーンのようなGPUです。
今回のGeForce RTX 3060はGeForce GTX 1080Tiと全く同じ3,584コアのCUDA Coreを搭載しています。
GeForce GTX 1080Tiが発売された2017年3月にはPUBGが早期アクセス版として配信開始になり、PUBGの爆発的流行がそれまで低調だった高スペックPC市場を一気に活況へ持っていきました。PUBGは非常に高いCPUとGPUのスペックを要求する重いゲームだったため、必然的に高性能なGPUであるGeForce GTX 1080Tiが多くのユーザに選択されました。PUBGのリリースと1080Tiのリリースがほぼ同時だったことから、ゲーミングPCの高性能化経緯の文脈において切り離せない存在です。
PUBG流行の功績は、それまで一般家庭では少なかったハイスペック指向のゲーミングPCを一般家庭にも普及させることに成功したことです。その後、同種のゲームが相次いでリリースされそれらも同様に比較的高スペックを要求されるゲームが多かったため、現在でもゲーミングPCにおいては比較的高いスペックが求められる傾向があります。
スポンサーから毎年のようにPCを供与されているゲーム配信者は常に最新のGPUを使っていますが、5年に1回買い換えるくらいの一般ユーザーだと現在でもGTX1080Tiを使っている人は多いでしょう。
もし買い換えるとしたらGeForce RTX 3090,3080,3070ではなく、このGeForce RTX 3060をおすすめします。なぜならGeForce GTX 1080Tiと同じCUDA Core数ながらも1080Tiより大幅にブーストクロックが上がっているからです。
GeForce RTX 3060のオリジナルファンモデルは補助電源8pin×1で定格内動作1,912MHzブーストクロックを達成
GeForce RTX 3060は「ゲームをするときの解像度はフルHDで十分」と考えているユーザーにとって非常に有用なGPUです。実際に、フレームレートを重視するプロゲーマーはフルHDでゲームをしていますし、画質を重視するストリーマー(YouTubeやTwitchの配信者)でもフルHDで配信していることが殆どです。
ゲームをするならディスプレイの解像度はフルHDで十分で、優先すべきはディスプレイのリフレッシュレートの高さと、PCからのディスプレイ出力のフレームレートの高さだということはプロゲーマーの間ではコンセンサスが取れています。
GeForce GTX 1080Tiは2017年当時でも高いフレームレートを叩き出していましたが、それはフルHDの解像度が前提でした。4K解像度になるとGeForce GTX 1080Tiは30~60fps程度のフレームレートしかでません。今回のGeForce RTX 3060も同様で高い解像度には向きません。
しかし、フルHDでゲームをする前提ならこのGeForce RTX 3060はGeForce RTX 3090よりおすすめです。なぜならASUS ROG STRIXシリーズにおいて、GeForce RTX 3090はブーストクロック1,800MHz台しか出ないにもかかわらず、GeForce RTX 3060では1,912MHzに達しているからです。
フルHDのような低解像度の条件下でフレームレートを増やすには、コア数を増やすよりもブーストクロックを上げた方が効果的です。GeForce RTX 3060はフルHDでゲームをするユーザーに強くおすすめしたいGPUです。
1位: ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 53.5 mm |
全長 | 300 mm |
全高 | 133.6 mm |
ブーストクロック | 1,912 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.705216 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.214 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 109.641728 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
2021年2月発売のGeForce RTX 3060の各グラフィックボードの中では最高峰の位置づけとなる製品です。ASUSのフラッグシップに位置するROG STRIXシリーズでも、GeForce RTX 3060になると補助電源コネクタ8pin×1しかありません。しかも全厚が2.7スロットまで縮小し、全長は30cmぴったりになるほど小型化しています。他のグラボと比較すれば当然大型な部類ですが、ROG STRIXにしてはかなり小ぶりです。ブーストクロック1,912MHzを達成しつつ補助電源8pin×1だけな上に三連ファン搭載なので静音性を重視する人にもおすすめです。
・【第二次LHR版】 ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-V2-GAMING
ASUS ROG STRIXにおいては初期LHR版と第二次LHR版の判別が容易です。2021年6月に発売されたこの「ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-V2-GAMING」のようにV2と書いてあれば第二次LHR版です。
2位: ASUS TUF-RTX3060-O12G-GAMING
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | ASUS TUF-RTX3060-O12G-GAMING |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 54 mm |
全長 | 301 mm |
全高 | 143 mm |
ブーストクロック | 1,882 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.490176 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.211 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 107.921408 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 750W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
同時に発売された上位モデルの「ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」と比較されるグラボですが、このグラボは特にメリットが見いだせません。
なぜなら「ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」よりも外形サイズが大型化しているからです。大型化しているのに「ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」よりもブーストクロックが低いとなったら選ぶ理由がありません。
実は「ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」はRTX3090,3080,3070のROG STRIXシリーズより大幅に小型化できるよう手を入れています。ROG STRIXシリーズは性能の高さがすべてなので、性能を高くするためならいくらでも外形サイズを大きくし簡易水冷を採用することもあります。逆に捉えると、大型化しなくても高い性能を引き出せるならROG STRIXシリーズは小型化します。
GPUの性能に応じて臨機応変に外形サイズが変わるのがROG STRIXの特徴です。
今回のRTX3060はそのそもが低消費電力なGPUであるため、外形サイズを大きくしヒートシンクを大きくする意味がなかったことになります。そのため「ASUS ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」がTUFシリーズに近づくほど小型化されました。
RTX3090のような上位モデルではTUFシリーズとROG STRIXシリーズで冷却性能に明確に差がでていましたが、低消費電力で低発熱なRTX3060になるとROG STRIXシリーズでも十分小型です。そのためわざわざ「ASUS TUF-RTX3060-O12G-GAMING」を選ぶ必要性が薄れています。
・【第二次LHR版】 ASUS TUF-RTX3060-O12G-V2-GAMING
ASUS TUFシリーズにおいても初期LHR版と第二次LHR版の判別が容易です。2021年6月に発売されたこの「ASUS TUF-RTX3060-O12G-V2-GAMING」のようにV2と書いてあれば第二次LHR版です。ハッシュレートが重要でないなら安いこちらの方がお得です。
3位: Colorful iGame RTX 3060 Advanced OC 12G
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | Colorful iGame RTX 3060 Advanced OC 12G |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 53 mm |
全長 | 315 mm |
全高 | 131 mm |
ブーストクロック | 1,867 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.382656 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.209 TFLOPS |
発売日 | 2021年3月 |
TensorCore性能 | 107.061248 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
RTX3060を搭載しColorfulから発売されたグラフィックボードの中では最高峰のモデルです。最高峰といってもブーストクロックは1,867MHzなので、ASUSのROG STRIXの1,912MHzと比較すると低性能です。しかもROG STRIXは補助電源8pin×1なのに本グラボは8pin×2もあります。電力供給能力は十分であるもののブーストクロックが低いというアンバランスな製品です。手動でオーバークロックするなら補助電源8pin×2は魅力的ですが、そもそもそれだけの冷却性能があるのかどうかは微妙です。
・iGame RTX 3060 Advanced OC 12G L
これはLHR版とされていますが、発売時期が2021年3月なので確実に第二次LHR版とは言い切れないモデルです。
4位: GAINWARD GeForce RTX 3060 Ghost OC NE63060T19K9-190AU (VD7554)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | GAINWARD GeForce RTX 3060 Ghost OC NE63060T19K9- 190AU (VD7554) |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 42 mm |
全長 | 245 mm |
全高 | 119 mm |
ブーストクロック | 1,837 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.167616 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.206 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 105.340928 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボはマイナーメイカーながらも貴重な製品です。ブーストクロックが1,837MHzもありながら、2スロット占有に収まっており全長245mmしかありません。このクロック帯では非常にコンパクトです。ファンの静音性を優先するなら「MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G (VD7552)」が良い選択ですが、2スロット占有の制約があるならこのグラボがおすすめです。
5位: MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G (VD7552)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G (VD7552) |
専有スロット数 | 2.6 slot |
全幅 | 51 mm |
全長 | 276 mm |
全高 | 131 mm |
ブーストクロック | 1,837 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.167616 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.206 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 105.340928 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1, 6pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボはRTX3060搭載にしては珍しく補助電源コネクタが8pin×と6pin×1であり、RTX3060では8pin×1のオリジナルファンモデルが多い中で貴重な存在です。
ブーストクロックは低めの1,837MHzですが、ヒートシンクが厚めなので手動でオーバークロックすれば1,900MHz前後は狙えるグラボです。このグラボの欠点は全厚が51mmとなっており2スロット占有に収まらないところでしょう。
6位: GIGABYTE GeForce RTX 3060 VISION OC 12G (GV-N3060VISION OC-12GD)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | GIGABYTE GeForce RTX 3060 VISION OC 12G (GV-N3060VISION OC-12GD) |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 41 mm |
全長 | 280 mm |
全高 | 116 mm |
ブーストクロック | 1,837 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.167616 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.206 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 105.340928 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×2 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボは「GIGABYTE GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G (GV-N3060GAMING OC-12GD)」と全く同じ性能です。外形サイズは若干変わっており、こちらの方が「GIGABYTE GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G (GV-N3060GAMING OC-12GD)」と比較して全長が2mm短い280mm、全高が1mm短い116mm、全厚は同じ41mmになっています。
ブーストクロックは同じ1,837MHzで、出力コネクタや補助電源コネクタ数も同じなので見た目の好みや入手性の高さや価格で選ぶのでもいいでしょう。全く同条件で販売されているのならサイズが小さいこちらの方がおすすめです。
7位: GIGABYTE GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G (GV-N3060GAMING OC-12GD)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | GIGABYTE GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G (GV-N3060 GAMING OC-12GD) |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 41 mm |
全長 | 282 mm |
全高 | 117 mm |
ブーストクロック | 1,837 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.167616 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.206 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 105.340928 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×2 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×2 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
全長282mmの3連ファン搭載グラボながら全長282mmで全厚が41mmに収まっているコンパクトな製品です。ブーストクロックは1,837MHzであり「MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G (VD7552)」と同じブーストクロックですが、本グラボは補助電源コネクタ8pin×1であり、補助電源8pin×1, 6pin×1を搭載している「MSI GeForce RTX 3060 GAMING X 12G (VD7552)」よりは定格外動作のオーバークロック性能は劣ります。2スロット占有までのPCケースで静音性を重視するにはいいグラボです。
8位: Colorful iGame RTX 3060 Ultra W OC 12G
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | Colorful iGame RTX 3060 Ultra W OC 12G |
専有スロット数 | 2.8 slot |
全幅 | 56 mm |
全長 | 310 mm |
全高 | 131 mm |
ブーストクロック | 1,822 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 13.060096 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.204 TFLOPS |
発売日 | 2021年3月 |
TensorCore性能 | 104.480768 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×2 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
「Colorful iGame RTX 3060 Advanced OC 12G」よりも下位に位置するグラボですが、全長はほぼ変わらず全厚はこちらの方が厚い方です。補助電源コネクタ8pin×2搭載なので、手動でオーバークロックするなら良いグラボです。デザインは各自の好みですが、「Colorful iGame RTX 3060 Advanced OC 12G」よりもこちらのグラボの方が個性が出ていて映えるデザインだと思います。
9位: MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC (VD7553)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
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型番 | MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC (VD7553) |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 42 mm |
全長 | 235 mm |
全高 | 124 mm |
ブーストクロック | 1,807 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.952576 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.202 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 103.620608 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
240mm以内に収まっている小型GPUです。バックプレート側に少し出っ張っていますが、ファン方向はしっかり2スロット占有に収まっています。ブーストクロックは「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge OC ZT-A30600H-10M (ZTRTX3060TWINEDGEOC-12GBGDR6) VD7558」と同じ1,807MHzでありサイズ的にも競合します。ファンはこちらの方が静音でおすすめです。
10位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge OC ZT-A30600H-10M (ZTRTX3060TWINEDGEOC-12GBGDR6) VD7558
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge OC ZT-A30600H-10M (ZTRTX3060TWIN EDGEOC-12GBGDR6) VD7558 |
専有スロット数 | 2.0 slot |
全幅 | 39.2 mm |
全長 | 224.1 mm |
全高 | 116.3 mm |
ブーストクロック | 1,807 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.952576 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.202 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 103.620608 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 600W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
2スロット占有に収まっている小型グラフィックボードです。2スロット占有を前提としていた一昔前のPCケースにも搭載できる大きさです。SFX電源を使えばRaijintek Metis Plusにも搭載できるサイズになっています。
推奨電源容量は600Wで相当小さく、ATX電源なら650Wあるのが普通ですが600W推奨という時点でSFXを念頭に置いたグラボになっています。その代わりブーストクロックは低めの1,807MHzです。
11位: 玄人志向 GALAKURO GK-RTX3060-E12GB/OC/WHITE
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
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型番 | ELSA GeForce RTX 3060 ERAZOR GD3060-12GEREZ (VD7586) |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 42 mm |
全長 | 246 mm |
全高 | 120 mm |
ブーストクロック | 1,792 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.845056 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.201 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 102.760448 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 650W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボのブーストクロックは「MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC (VD7553)」と同じ1,807MHzですが、厚さが50mmもある上に全長も285mmあるので大型です。大型の割にはファンが2基だったりと中途半端です。それなら2スロット以内に綺麗に収まっている「MSI GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC (VD7553)」がどの観点からもおすすめです。
12位: ELSA GeForce RTX 3060 ERAZOR GD3060-12GEREZ (VD7586)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
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型番 | ELSA GeForce RTX 3060 ERAZOR GD3060-12GEREZ (VD7586) |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 42 mm |
全長 | 246 mm |
全高 | 120 mm |
ブーストクロック | 1,792 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.845056 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.201 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 102.760448 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 650W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
2スロット占有に収まってるところは無駄に外形を大きくしないELSAらしくて良いところなんですが、それにしてもブーストクロックが低すぎます。
しかもRTX2000番台のTuring世代からそうでしたが、キャラクターラインを使ったこのデザインはASUS,MSI,GIGABYTEのを真似しようとして逆に滑っています。それならRadeon VIIのように無骨なデザインを採用した方がまだマシなのに、中途半端にデザインに凝ろうとして失敗しているグラボです。
「(生産は中国でも)日本メーカーだから信頼性が高いことが売り」だそうですが、信頼性が高いからといって性能が低かったら意味がありません。性能の高さはクロックという客観的な数値で直接的に恩恵のある部分です。日本製のニプロンの電源のように品質は高くても、そこにあぐらをかいて静音性に力を入れず、結局多くのユーザーはSeasonic製の電源を選択しているのと同じです。
これが今後も続くようではELSAはほぼ最下位にランク付けし続けざるを得ないでしょう。
13位: INNO3D GeForce RTX 3060 TWIN X2 OC N30602-12D6X-11902120
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | INNO3D GeForce RTX 3060 TWIN X2 OC N30602-12D6X- 11902120 |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 42 mm |
全長 | 240 mm |
全高 | 120 mm |
ブーストクロック | 1,792 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.845056 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.201 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 102.760448 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
ELSAから発売されてる「ELSA GeForce RTX 3060 ERAZOR GD3060-12GEREZ (VD7586)」と基本は全く同じスペックです。こちらの方が全長が6mm短い240mmなのと、ファンの仕様が異なるだけで、ヒートシンクや電源周り等は同じです。当然ながらブーストクロック1,792MHzも同じです。そもそもELSAがInno3Dに委託生産させて、それをELSAが国内で検品して販売してるだけなのでELSAは実質このInno3Dと同等品です。
14位: 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3060-E12GB/OC/DF
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
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型番 | 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX3060-E12GB/OC/DF |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 41.5 mm |
全長 | 245 mm |
全高 | 112 mm |
ブーストクロック | 1,777 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.737536 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.199 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 101.900288 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
このグラボのブーストクロックはリファレンスモデルと同じ1,777MHzです。バックプレート側に2mmほど2スロット占有を超えていますが、実質2スロット占有の小型グラボとみていいでしょう。リファレンスモデルモデルを買うくらいだったらこれを選ぶ程度の位置づけです。
15位: ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge ZT-A30600E-10M (ZTRTX3060TWINEDGE-12GBGDR6) VD7559
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge ZT-A30600E-10M (ZTRTX3060TWIN EDGE- 12GBGDR6) VD7559 |
専有スロット数 | 2.0 slot |
全幅 | 39.2 mm |
全長 | 224.1 mm |
全高 | 116.3 mm |
ブーストクロック | 1,777 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.737536 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.199 TFLOPS |
発売日 | 2021年3月 |
TensorCore性能 | 101.900288 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
2021年3月発売。先に発売されていた「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge OC ZT-A30600H-10M (ZTRTX3060TWINEDGEOC-12GBGDR6) VD7558」からブーストクロックを引き下げたバージョンです。外形サイズは全く同じなので、価格が高くても性能を重視するならクロックが高い方をおすすめします。このグラボはブーストクロックを引き下げつつ価格を安くしたものです。
2スロット占有に完全に収まっているので、小型PCケースにGeForce GTX 1080Tiよりも高性能な低消費電力グラボを搭載したい場合に貴重な製品です。
16位: GAINWARD GeForce RTX 3060 Ghost NE63060019K9-190AU (VD7555)
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | GAINWARD GeForce RTX 3060 Ghost NE63060019K9- 190AU (VD7555) |
専有スロット数 | 2.1 slot |
全幅 | 42 mm |
全長 | 245 mm |
全高 | 119 mm |
ブーストクロック | 1,777 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.737536 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.199 TFLOPS |
発売日 | 2021年2月 |
TensorCore性能 | 101.900288 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 2基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4a×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
全長245mm、2スロット占有の全く同サイズでブーストクロックを1,837MHzまで引き上げたオーバークロックバージョンの上位モデル「GAINWARD GeForce RTX 3060 Ghost OC NE63060T19K9-190AU」が存在するのでそちらをおすすめします。
17位: Colorful GeForce RTX 3060 NB 12G
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
---|---|
型番 | Colorful GeForce RTX 3060 NB 12G |
専有スロット数 | 2.7 slot |
全幅 | 53 mm |
全長 | 310 mm |
全高 | 130 mm |
ブーストクロック | 1,777 MHz |
ベースクロック | 1,320 MHz |
単精度性能 | 12.737536 TFLOPS |
倍精度性能 | 0.199 TFLOPS |
発売日 | 2021年3月 |
TensorCore性能 | 101.900288 TFLOPS |
メモリ容量 | 12GB |
メモリタイプ | GDDR6 |
メモリクロック | 15 GT毎秒 |
メモリバス幅 | 192bit |
メモリ帯域幅 | 360 GB毎秒 |
補助電源 | 8pin×1 |
推奨電源容量 | 550W |
冷却機構 | 空冷 |
ファン数 | 3基 |
最大表示モニタ数 | 4画面 |
DisplayPort | DisplayPort 1.4×3 |
USB Type C | 非搭載 |
HDMI | HDMI 2.1×1 |
DVI-D | 非搭載 |
D-Sub | 非搭載 |
ColorfulのNBシリーズはRTX3090を含めた上位シリーズであっても、今回のRTX3060でも外形サイズはほぼ同じです。それだけ冷却性能があるにもかかわらずブーストクロックは1,777MHzしかなく、ある意味で手抜き製品と言えるでしょう。外形サイズを維持するならさらにブーストクロックを引き上げればいいですし、逆に低クロックにするならコンパクト化するのが普通です。当たり前のことを当たり前のようにやっていない典型的なグラボです。
GeForce RTX 3060&第13世代Intel Core(Raptor Lake)搭載デスクトップパソコンの比較
GeForce RTX 3060かつ第13世代Intel Core(Raptor Lake)プロセッサを搭載したデスクトップPCを比較します。第13世代Intel Coreが発売された2022年10月時点ではRTX4000シリーズも存在していますがRTX3060搭載パソコンもあります。
FRONTIER GHシリーズ FRGHZ790 【メモリ16GB~, SSD500GB~, 43.7ℓ】
商品名 | Frontier GHシリーズ FRGHZ790/A,B,C(通常デスクトップ) |
---|---|
CPU | Core i5 13600K, Core i7 13700K, Core i9 13900KF |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3050, GeForce RTX 3060, GeForce RTX 3060Ti, GeForce RTX 3070, GeForce RTX 3070Ti, GeForce RTX 3080 10GB |
メモリ | 16GB, 32GB, 64GB or 128GB (DDR5-4800 / PC5-38400) |
SSD | 500GB, 1TB or 2TB (+2台追加可能) |
HDD | 無し, 1TB, 2TB, 4TB or 6TB |
OS | Windows 11 Home or Windows 11 Pro |
サイズ | 43.71ℓ / 全幅200mm × 全高465mm × 奥行470mm |
価格 | \ 220,800(税込) |
FRONTIERの中では上から二番目のグレードのGHシリーズです。パソコンケースはいつものFRONTIERらしいケースですが、PCパーツの選択肢の幅はそれなりにあります。ハイエンド路線のパソコンはメモリやSSDの容量が無駄に大きく抱き合わせされがちですが、このパソコンはそうなっていません。比較的低容量な16GBメモリとSSD500GBから選択できるのがメリットです。
GeForce RTX 3060&第12世代Intel Core(Alder Lake)搭載デスクトップパソコンの比較
GeForce RTX 3060と第12世代Intel Core(Alder Lake)搭載のBTOデスクトップパソコンをここで比較しています。カスタマイズ候補として複数のGPUが提供されているBTOパソコンに関してはカスタマイズでGeForce RTX 3060を選択したときの価格を表示しています。また、SSDについては1TBが選択可能な場合は1TBの容量にカスタマイズし、メモリについては16GBが選択可能な場合は16GBにカスタマイズした上での価格を表示することで画一的な比較をできるようにしています。もともとSSDやメモリ容量が固定でカスタマイズできない場合はそのままの容量にしています。さらに、メモリにおいてセンチュリーマイクロのような日本メーカー製のモジュールや、SSDにおいて東芝製(KIOXIA製)NANDを採用したPCパーツをカスタマイズで選択可能な場合は日本製を優先して選択しています。
FRONTIER GBシリーズ(Z690) (FRGBZ690/A)
商品名 | FRONTIER GBシリーズ(Z690)第12世代Intel Alder Lake |
---|---|
型番 | FRGBZ690/A |
CPU | Intel Core i7 12700KF 【他:Core i9 12900KF】 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB (HDMI2.1×1, DisplayPort1.4a×3) |
メモリ | 16GB(16GB×2) DDR5 SDRAM PC5-38400 (DDR5-4800) |
SSD | 1TB WD(Western Digital) BLACK SN850 (読出7000MB/s,書込5300MB/s) (+SSD2台追加選択可能) |
HDD | 無し (HDD×1台選択可) |
光学 | 無し (内蔵型ドライブ選択不可) |
WiFi等 | LANポート(2.5GBASE-T)×1 / WiFi非搭載(追加の選択肢無し) |
USB | 【上面】USB3.0(3.1Gen1)Type-C×1, USB3.0(3.1Gen1)Type-A×2、 【背面】USB3.1 Gen2x2 Type-C×1, USB3.1 Gen2 Type-A×1, USB3.0(3.1Gen1)Type-A×2, USB2.0 Type-A×4 |
電源 | 1000W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様) |
OS | Windows 11 Pro 64bit版 |
サイズ | 幅約239mm×高さ約510mm×奥行約513mm (62.5ℓ) |
その他 | CPUクーラー:AINEX サイドフローSE-226-XT 、 グリス:AINEX シルバーグリス Arctic Silver 5、 MSI製マザーボード |
価格 | \ 292,200(税込) |
FRONTIER GBシリーズはSSDの選択の幅が広いことが特徴です。東芝製NANDを採用したWestern Digital製のM.2 SSDを選べます。ただし、マウスコンピューターに比べるとPC価格は高めです。PCパーツを個別にメーカー指定で選ぶとどうしても価格が高くなってしまうので仕方のないところです。
TSUKUMO G-GEAR Aim GB5J-B221/B
商品名 | TSUKUMO G-GEAR Aim ミニタワー |
---|---|
型番 | GB5J-B221/B (第12世代Intel) |
CPU | Intel Core i5 12400 (P-Core×6コア) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 / 12GB (DisplayPort×3, HDMI×1) 【他:GeForce RTX 3070Ti,3060Ti,3050, GTX1660Super,1650, AMD Radeon RX 6700XT,6600XT,6600,6500XT】 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200/PC4-25600 【他:32GB~128GB センチュリーマイクロ製(日本製)メモリモジュール選択可】 |
SSD | 1TB NVMe M.2 WD BLUE SN570 【他:WD Black,Crucial, Samsung選択可】 |
HDD | 無し 【他:1TB~8TBのHDD1台選択可能】 |
光学 | 無し(内蔵型搭載不可) |
WiFi等 | LANポート(2.5GBASE-T)×1、Intel製Wi-Fi6 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5.2 【他:WiFiモジュール非搭載可】 |
USB | USB Type-C×1, USB Type-A×8 |
電源 | 750W ATX電源 80PLUS GOLD Seasonic製FOCUS 【他:Seasonic FOCUS 650W, Thermaltake PS-TPG-0850FPCGJP-R 850W】 |
OS | Windows 11 Pro 64bit |
サイズ | 幅約210mm×高さ約415mm×奥行約521mm (34.9ℓ) / 重量約9kg |
その他 | CPUクーラー:Noctua NH-U12A(空冷式)【他:簡易水冷240mmラジエータ選択可】、 CPUグリス:Ainex JP-DX1(ダイヤモンドグリス)、 マザーボード:Intel B660 MicroATX(ASUS TUF GAMING B660M-E D4) |
価格 | \ 236,500(税込) |
CPUはCore i5 12400固定で、「TSUKUMO G-GEAR Aim GB5J-C221/BRGB」のRGB非搭載版です。こちらの方が価格が安く強化ガラス非搭載です。中が見えなくていいのならこちらの非RGB版の方がおすすめです。Seasonic製の電源やNoctua製のCPUクーラーも選べる上に、センチュリーマイクロの日本製メモリモジュールも選択可能です。こだわったカスタマイズをしたい人にはツクモ製PCは向いています。
TSUKUMO G-GEAR Aim GB5J-C221/BRGB
商品名 | TSUKUMO G-GEAR Aim ミニタワー |
---|---|
型番 | GB5J-C221/BRGB (第12世代Intel) |
CPU | Intel Core i5 12400 (P-Core×6コア) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 / 12GB (DisplayPort×3, HDMI×1) 【他:GeForce RTX 3070Ti,3060Ti,3050, GTX1660Super,1650, AMD Radeon RX 6700XT,6600XT,6600,6500XT】 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200/PC4-25600 【他:32GB~128GB センチュリーマイクロ製(日本製)メモリモジュール選択可】 |
SSD | 1TB NVMe M.2 WD BLUE SN570 【他:WD Black,Crucial, Samsung選択可】 |
HDD | 無し 【他:1TB~8TBのHDD1台選択可能】 |
光学 | 無し(内蔵型搭載不可) |
WiFi等 | LANポート(2.5GBASE-T)×1、Intel製Wi-Fi6 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5.2 【他:WiFiモジュール非搭載可】 |
USB | 【前面】USB3.1 Gen2(3.2 Gen2) Type-C×1, USB 3.0(3.1 Gen1) Type-A×2、 【背面】 USB3.1 Gen2(3.2 Gen2) Type-A×2、USB 3.0 (3.1 Gen1) Type-A×2, USB2.0 Type-A×2 |
電源 | 750W ATX電源 80PLUS GOLD Seasonic製FOCUS 【他:Seasonic FOCUS 650W, Thermaltake PS-TPG-0850FPCGJP-R 850W】 |
OS | Windows 11 Pro 64bit |
サイズ | 幅約210mm×高さ約415mm×奥行約521mm (45.4ℓ) / 重量約11kg |
その他 | CPUクーラー:Noctua NH-U12A(空冷式)【他:簡易水冷240mmラジエータ選択可】、 CPUグリス:Ainex JP-DX1(ダイヤモンドグリス)、 マザーボード:Intel B660 MicroATX(ASUS TUF GAMING B660M-E D4) |
価格 | \ 234,400(税込) |
CPUはCore i5 12400しか選択できませんがGPUは10種類から選べるBTOパソコンです。その10種類のGPUの内の一つがこのRTX3060になります。細かいカスタマイズができないBTOパソコンが多い中で、このパソコンはCPUクーラーでNoctua製が選択可能だったり気の利いたPCパーツ選択肢が多いです。
OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-0760jp 【Core i7 12700F, メモリ16GB, SSD1TB, 29.3ℓ】
商品名 | OMEN by HP 25L Gaming Desktop GT15-0760jp / GT15-0765jp |
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CPU | Intel Core i7 12700F (第12世代Alder Lake-S) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 【他:GeForce RTX 3060Ti】 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 HyperX製 |
SSD | 1TB NVMe M.2 WD Black (PCIe Gen4) |
電源 | 500W ATX電源 80PLUS認証BRONZE CoolerMaster製 |
OS | Windows 11 Pro |
サイズ | 29.3ℓ / 13.81kg |
価格 | \ 189,000(税込) |
ゲーム用パソコンと先入観を持たず、事務作業用途を想定しても非常に良くできているパソコンです。Core i7 12700F搭載、SSDは国産KIOXIA製NANDを使ったWestern Digital Black 1TB、HyperX製メモリ16GB、CoolerMaster製電源ユニット、Windows11Pro。これだけの高品質な構成で税込20万円未満の価格水準です。普通はCPUやGPU以外のPCパーツはノーブランドを使ったり自社製を使ったりしてケチる傾向にありますが、見えない部分にまでお金をかけて高品質な部品を使っているのがこのパソコンの特徴です。それでいてこの価格の安さとなると、これに太刀打ちできるパソコンはそうそう無いのではないかと思います。
GeForce RTX 3060&Ryzen 5000シリーズ(Zen3)搭載デスクトップパソコンの比較
2020年に発売されたZen3世代のRyzen5000シリーズデスクトップ版CPUとGeForce RTX 3060を搭載したデスクトップパソコンを比較しています。
パソコン工房(iiyama) LEVEL∞ M-Class LEVEL-M0B5-R56X-RBX (ILeDXs-M0B5-AR56X-RBSXB)
商品名 | パソコン工房 LEVEL∞ M-Class LEVEL-M0B5-R56X-RBX |
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型番 | ILeDXs-M0B5-AR56X-RBSXB |
CPU | AMD Ryzen 5 5600X |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
メモリ | 16GB(8×2) PC4-25600(DDR4-3200) |
SSD | 1TB M.2 NVMe + 2.5インチ選択可 |
HDD | 無し(HDD×2台選択可) |
光学 | DVDスーパーマルチドライブ |
Wi-Fi | 非搭載 |
USB | USB3.1Gen2Type-A×2, USB3.0(3.1Gen1)Type-A×6 |
OS | Windows 10 Pro 64bit版 |
Office | 無し(選択可) |
電源 | 700W(80Plus認証Gold) |
サイズ | 横幅190mm×奥行410mm×高さ356mm (27.7ℓ) |
パソコン工房の中ではR-Classより小型なPCケースに属するモデルです。LEVELシリーズはゲーム向けとなっていますが通常向けの違いは主にグラボの性能だけなので、シリーズ名に惑わされず個別具体的に各スペックを見て選ぶのがおすすめです。
本モデルはローエンドなCPUの第4世代Ryzen5000シリーズの6コア,8コアモデルと、比較的ローエンドなGPUであるGeForce RTX 3060を組み合わせた比較的低価格になっています。ゲーミングPCとして使うなら最低でもここからという位置づけになります。DVDドライブが強制搭載になっているため、DVDやCDを読み取る用途があるユーザにはおすすめです。SSDのみの構成にできてHDDを非搭載にできます。