Intel Core i5 1250P搭載おすすめノートPC比較とベンチマーク性能評価

Core i5 1250P搭載のノートパソコンを比較しています。Core i5 1250Pは第12世代Intel CoreのAlder Lake-Pシリーズに属するモバイル向けCPUです。

上位のCore i7 1260Pと比較し、Core i5 1250PではL3キャッシュサイズがCore i7 1260Pより減っており、Core i5 1250Pの内蔵グラフィックス(Intel Iris Xe Graphics)の単精度コア数も減っている違いがあります。

下位のCore i5 1240PとCore i5 1250Pの違いとしては、汎用コアのクロックは同じですが内蔵グラフィックスのクロックはCore i5 1250Pの方が上です。

1位: Lenovo ThinkPad X1 Nano 2022(Gen2) 【13.0型2K16:10, Core i5-1250P, 内蔵GPU, メモリ16GB, SSD256GB~1TB, Win11Pro or Home, 967g】

商品名Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen2 (Pro OS選択可能)
型番21E8CTO1WWJAJP2
CPU第12世代Intel Core i5-1250P
メモリ16GB LPDDR5-6400 【他:Core i7 1280P選択時は32GB】
画面13.0型, 2K(2160×1350), IPS液晶パネル, 非光沢(ノングレア), タッチ非対応, 100%sRGB, 450nits
GPUIntel Iris Xe Graphics (CPU内蔵)
SSD1TB 【他:256GB,512GB】
OSWindows 11 Pro 【他:Windows 11 Home】
質量/サイズ966.5g
価格\ 422,180(税込)

ThinkPad X1 Nano Gen2はとても良い出来です。前世代のX1 Nano Gen1は積極的におすすめできるようなものではありませんでしたがX1 Nano Gen2はX1 Carbon Gen10よりも良い選択です。ただし、CPUについては結論から言っておくとCore i5 1250P搭載はおすすめできません。なぜならCore i7 1260Pを選択しても価格が同じだからです。それならCore i5 1250Pを選択せずCore i7 1260Pを選択した方がいいです。このThinkPad X1 Nano Gen2がThinkPad X1 Carbon Gen10より劣っている点はIOポートの少なさです。USB Type-Aに関してはThinkPad X1 Nano Gen2では非搭載です。

2位: Lenovo ThinkPad X1 Carbon 2022(Gen10) 【14.0型16:10, Pro or Home, 1.12kg】

商品名Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10(Pro OS選択可能)
型番21CBCTO1WWJAJP2
CPU第12世代Intel Core i5-1250P (12コア)
メモリ16GB(8GB×2) LPDDR5-6400 【他:8GB, 32GB(Core i7 1280P選択時は32GBのみ)】
画面14.0型, WUXGA(1920×1200, 16:10), IPS液晶パネル, 非光沢(ノングレア), タッチ非対応, 100%sRGB, 400nits, ブルーライト低減
GPUIntel Iris Xe Graphics (CPU内蔵)
SSD1TB PCIe NVMe 【他:2TB, 512GB, 256GB】
光学内蔵型搭載不可
WiFi/有線等WiFi6E(Intel AX211 2x2, IEEE 802.11ax 2.4Gbps, a/b/g/n/ac)+Bluetooth v5.2
USB等Thunderbolt4×2, USB Type-A×2, HDMI×1, ヘッドセット4極ジャック
OSWindows 11 Pro 【他:Windows 11 Home】
Office無し 【Office Personal, Home and Business, Professional 2021選択可】
電池バッテリ容量57Wh(4セル) / 付属ACアダプタ(Type-C)
質量/サイズ1.12kg / 横幅315.6mm×奥行222.5mm×厚さ15.36mm (1.079ℓ)
その他ウェブカメラ1080p(FullHD)シャッター付き、指紋センサー、NFC
価格\ 427,900(税込)

Lenovoの看板製品ThinkPad X1 Carbonの第12世代Intel Core(Alder Lake)版です。Gen9ではIntel第11世代Tiger LakeでしたがGen10ではIntel12世代Alder Lake搭載となりました。ThinkPad X1 Carbon Gen9と同じく16:10のディスプレイを採用していて外形面での大幅な変更はありません。USB等のIOポートの数も前世代と同じで必要最低限といったところです。ディスプレイパネルのカスタマイズ選択肢の多さがThinkPad X1 Carbonの特徴ですが、今回は有機ELパネルが追加されたのが新規性です。あとはウェブカメラ周辺が大幅にアップデートされています。ウェブカメラの解像度が1080p(FullHD)になり、ウェブカメラの映像を分析して画面ロック時のセキュリティを向上させるComputerVision機能が搭載されました。これまでもUltraWideBandのレーダーを使用したHumanPresenceDetection機能が既に搭載されていましたが、今回はこれに映像分析を組み合わせてさらにセキュアになっています。そもそも論ですが、ThinkPad X1 Carbon 2022(Gen10)ではCore i5 1250PとCore i7 1260Pで価格差ががありません。それならCore i7 1260Pを選んでしまった方がいいです。