持ち運び用取っ手付きMini-ITXケースLian Li PC-TU100シルバーを購入

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これまでは16cmの大型CPUクーラーにこだわっていた私ですが、今回はそのような大型CPUクーラーが入らないPCケースを購入しました。ツクモでの購入です。

いわゆる”オカモチ(岡持ち)”タイプと呼ばれる取っ手付きの珍しいPCケースです。

このケースが発売される前にはPC-TU200という前身のケースがありました。

PC-TU100: スリムタイプ5インチベイ、SFX電源、2.5インチSSD2台まで

PC-TU200: 5インチベイ、ATX電源、2.5インチSSD6台まで(うち4台は3.5インチ可能)

PC-TU100は3.5インチHDDが搭載しづらくなっていますが、2.5インチSSDが主流となっている今においては3.5インチベイは不要です。

私は当初ATX電源にこだわっており、SFX電源という時点でこのPC-TU100というケースは眼中になかったのですが、Corsairから出ているSFX電源なら静音かつ信頼性も高いということでこのケースを選択してみました。

5インチスリムベイ搭載だが何も付けないのも手

5インチのスリムベイが搭載できるようになっていますが、私は何も付けない予定です。もし5インチスリムのBlurayドライブが壊れてしまったら小型ケースゆえに交換が面倒ですし、駆動部品はできるだけ少なくしたいので、USB外付けドライブを買うのも一つの手です。

標準搭載ファンは微妙 PWM制御可能の静音ファンを別途購入

このPCケースに限らずほとんどのPCケースがそうですが、PCケースに付属しているケースファンはお世辞にも良いものではありません。

3ピンものであることが多く、3ピンのファンは電圧コントロールで回転数を決定するので超低速で回転させることが難しいです。

ファンはPWM制御可能なものを選ぶようにすることは、現在においてはほぼ必須の要件と言えます。

このPCケースは全面ファンのみです。また14cmファンを取り付ける際は必ず12cmのネジ位置のものを使用しなければなりません。また14cmファンを選んだところで、ケースのくり抜きが12cmファン用になっているためあまり効果は得られないでしょう。

おすすめはSILENT WINGS 3 120mm BL064

私はこのケースファンを既に購入したので、時間があるときに詳しいレビュー記事を別掲します。

ドイツメーカーによるBeQuietシリーズは高価ですが静音性と、回転数の低さのわりに送風量が大きいのが特徴です。気になったのはドイツメーカーとはいっても生産はチャイナだということです。

チャイナ製なのはCorsairもクライオリグも同じなので、Corsairよりも高級なのがあるとしたらBeQuietシリーズだと思います。

HighSpeed版とSilent版がありますが、静音性を重視してSilent版を選びました。

水冷CPUクーラーCorsair H80i V2 CW-9060024-WWを取り付けるにはかなり根気が要る

またこのケースに限らず一般論となりますが、CPUクーラーは空冷をおすすめします。グラフィックボードやXeon Phiなら水冷にするのもわかりますが、CPUなんて高々150W程度のTDPです。

平均故障間隔は明らかに空冷の方が長いです。個人的には水冷は”好き”なのですが、その”好き”というのはCrayコンピュータのように水で冷やしているという技術的魅力から”好き”というものであり、合理的判断で好ましいとしているわけではありません。合理的に判断するのなら空冷一択です。水冷が動いてること自体に魅力を感じる人は水冷でもいいと思いますが、私はその魅力と空冷の実利を天秤にかけて空冷を選択しています。

米国Amazon.comにレビューを書いている方がいますが、このPCケースの前面ファンを取外して、Corsairの12cmファンを搭載した水冷クーラーを取り付けている人がいます。

このCorsair H80i V2 CW-9060024-WWというCPUクーラーは非常に良いもので私も好きなものですが、厚みがありすぎるのが欠点です。この水冷CPUクーラーをこのPCケースに取り付けるには、まず標準搭載のファンでは2.5cmもあるので厚すぎてダメです。1.3~1.5cmの薄型ファンを別途購入して取り付けることになります。

CPUクーラーはロープロファイル版必須 ただし14cmファン搭載のものはMini-ITXでは大きすぎる

私が好きなLe Grand Machoのような大型CPUクーラーはこのPCケースには論外といってもいいほど取り付けることは不可能です。ロープロファイルタイプのCPUクーラーを選択することになります。

おすすめはAXP-100R H

おすすめはAXP-100R Hです。このCPUクーラーは全高65mmであるのものの、12cmファンが搭載できます。標準搭載のものは10cmです。

ただこの標準搭載のファンには問題があり、回転数が最低でも900RPMであり回転数が多いこととノイズレベルも最低でも22dbもあります。

ファンを交換して12cmにする用として私は以下のファンを購入しました。

つい先日まで品薄でほとんど手に入らないものでしたが、今はだいぶ流通してヨドバシにも在庫があります。

このファンのいいところは最低回転数を500RPMにできることであり、15mmの厚さでこの回転数の低さは貴重です。最大回転数も1600RPMもあり十分です。TDP91W程度のCore i7を冷やす程度なら1600RPMも必要ないくらいです。

AXP-100H Muscle

これは上記の”AXP-100R H”と似ていますが、12cmや14cmファンに交換できないことが特徴です。標準搭載の10cmファンしか使えないと思っておいたほうがいいです。価格は上記のものより安いです。

でかすぎるAXP-200 MUSCLE

AXP-200はヒートシンクだけでもTDP35W程度なら冷やすことのできる大型ロープロファイルクーラーですが、Mini-ITXマザーボードにはでかすぎます。メモリも完全に覆い被せてしまう上に、拡張スロットギリギリまでヒートシンクが出っ張ってくるので、マザーボード上のUSBコネクタなどにアクセスしづらくなります。またASUSの2つM.2スロットがあるタイプのマザーボードでは、マザーボード表面のM.2スロットは完全にこのCPUクーラーのファンで封印されてしまう形になります。

マザーボード裏のくり抜かれているメンテナンスホールは広めなのでM.2 SSDも簡単に交換できる

最近のPCケースはマザーボードを取り付ける部分の裏面がくり抜かれているタイプが多いです。いわゆるメンテナンスホールというもので、CPUクーラーの土台はマザーボード裏からネジ込みするタイプが多いのでマザーボード裏にアクセスしやすいとCPUクーラーの交換時にマザーボードを取り外す必要がありません。

またMini-ITXマザーボードでM.2スロットを搭載しているものは、たいていマザーボード裏にM.2スロットが搭載されています。メンテナンスホールがないと、このM.2SSDを新たに挿し込んだり、また交換するときにいちいちマザーボードを取り外さなくてはいけなくなります。

その点このPCケースはマザーボード裏のメンテナンスがかなりやりやすいです。

電源はSFX規格のみ ATX電源は入らず
Corsair SF450 CP-9020104-JPがベスト

SFX電源というのはATX電源に比べてかなり小規模なラインナップになるため、品質の高いSFX電源は非常に限られています。Corsair製の電源ほぼ一択です。私はSF450 CP-9020104-JPを選びました。もっと大容量を必要とするのなら600W版もあります。

この電源についてとやかく言われているのはリレーのスイッチ音がするということですが、スイッチ音はPCの電源を入れたときと切った時にしかしません。

さすがにPCの電源がついている状態で、カチカチ鳴ったら私も文句をいいたくなりますが、パソコンの電源を付けている間なら、その間に自動でファンを停止したりファンを稼働させるモードに移行したりしてもリレーのスイッチ音はしません。

気になる人はどうやらスリープモードにしていることが多いらしく、スリープモードに入るときと復帰するときにカチカチリレー音がするということらしいです。普通に使っている分には電源を入れるときと切るときに鳴るだけなので全く問題ないでしょう。

ケースを組み終わるまでは取っ手についているビニールを外さないほうがいい

取っ手の部分は自然にしておくと横に寝るようになっています。取っ手の軸部分がゆるく、取っ手の位置を固定させるほどのトルクはありません。

よって組み立てる際にケースをいじるとかならずこの取っ手がバタバタ動くことになり、ケースにあたる音が結構大きく、またケースに傷を付けることにもなります。

この取っ手には最初薄い発泡スチロールが巻いてあります。これはPCを組み終わるまで取るべきではありません。この発泡スチロールを付けたままにしておけば、取っ手が暴れてケースにぶつかってもケースを傷付けることはありません。

2013年発売ということもあってシルバーは品薄だが色違いの黒ならヨドバシに在庫あり

私が買ったのはシルバー色でありツクモで購入しました。ただこのPC-TU100はかなり品薄になってきており、購入しやすい店舗としてはヨドバシに在庫があるのみです。ただし色は黒になってしまいます。色としてはシルバーの方が人気があったようです。

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