Core i9 13900KF搭載おすすめパソコン比較とベンチマーク性能評価

Core i9 13900KFは2022年10月に発売された第13世代Intel Core(Raptor Lake)の24コアモデルです。高性能なP-Coreが8コアで、低消費電力(高効率)なE-Core(Efficient Core)が16コアの構成です。内蔵グラフィクス(integrated GPU:iGPU)が無効化されているのが特徴で、グラボを別途用意する必要があります。

個人的にはCore i9 13900Kをおすすめしたいところですが、Core i9 13900Kの方が流通量が少なくCore i9 13900Kを搭載したPCは少ないです。パソコンメーカはグラボをワンセットで売る傾向があるため、Core i9 13900KよりもこのCore i9 13900KFを搭載することを好みます。

1位: FRONTIER GHシリーズ FRGHZ790 【RTX3050~, メモリ16GB~, SSD500GB~, 43.7ℓ】

商品名Frontier GHシリーズ FRGHZ790/A,B,C(通常デスクトップ)
CPUCore i5 13600K, Core i7 13700K, Core i9 13900KF
GPUNVIDIA GeForce RTX 3050, GeForce RTX 3060, GeForce RTX 3060Ti, GeForce RTX 3070, GeForce RTX 3070Ti, GeForce RTX 3080 10GB
メモリ16GB, 32GB, 64GB or 128GB (DDR5-4800 / PC5-38400)
SSD500GB, 1TB or 2TB (+2台追加可能)
HDD無し, 1TB, 2TB, 4TB or 6TB
OSWindows 11 Home or Windows 11 Pro
サイズ43.71ℓ / 全幅200mm × 全高465mm × 奥行470mm
価格\ 353,800(税込)

Core i9 13900KFとGeForce RTX 3050を組み合わせることができるパソコンの中では低価格に抑えられている良いPCです。価格が比較的安い理由はメモリの最低容量が16GBから選択可能なことやSSDの容量も500GBから選択可能なためです。SSDが2TBからしか選択できない他社製品が存在したりしますが、そのように無駄に容量が多いと価格がどうしても高くなってしまいます。このパソコンはその点良心的にできています。

2位: パソコン工房 iiyama PC SENSE-F079-LC139KF 【Core i9 13900KF, メモリ32GB~, SSD1TB~, 65.9ℓ】

商品名パソコン工房 iiyama PC SENSE-F079-LC139KF
CPUIntel Core i9 13900KF
GPUNVIDIA GeForce GT 1030, GeForce RTX 3070, GeForce RTX 3080 10GB, GeForce RTX 4090, NVIDIA RTX A2000, NVIDIA RTX A4500
メモリ32GB
SSD1TB
OSWindows 11 Home or Windows 11 Pro
サイズ65.9ℓ
価格\ 277,800(税込)

メモリ容量が32GBなのが少し過剰でその分だけ余計に価格が高くなってしまっているのが欠点ですが、ローエンドなグラボも選択肢にあるのが良い点です。グラボはローエンドで安いGT1030が選択可能であるため、Core i9 13900KFといった高級CPU搭載にもかかわらず20万円台に抑えられています。Core i9 13900KF搭載でこの価格帯は安い部類ですが、PCケースが大きすぎるのが欠点です。

3位: マウスコンピューター G-Tune PP-Z 2210PP-Z790W11【GeForceRTX3070, メモリ32GB~, SSD1TB~, 54.0ℓ】

商品名マウスコンピューター G-Tune PP-Z 2210PP-Z790W11 (第13世代Intel)
CPUIntel Core i7 13700KF, Core i9 13900KF
GPUNVIDIA GeForce RTX 3070
メモリ32GB
SSD1TB
OSWindows 11 Home or Windows 11 Pro
サイズ54.0ℓ / 16.9kg
価格\ 397,200(税込)

税込40万円をギリギリ下回る水準であるもののCore i9 13900KF搭載とは言え高価なPCです。メモリ容量32GBは過剰ですがこれより減らすカスタマイズをすることができません。価格の高さの要因は主にグラボになっており、カスタマイズでRTX3070から動かせません。価格を抑えたい場合はGeForce GTX 1650を選択できるモデルを探すのも手です。