情報理論の基礎


情報理論の基礎
隠れた名著です。情報理論はシャノンさんが一代で築き上げた、完成された学問分野ですが、独学で入門できる書です。前から読んでもすいすい読み進めることができ、最後までたどり着けます。内容はしっかりしているので、これだけで情報理論の試験対策レベルなら十分でしょう。


この本のすごいところは、人間の理解の思考にそって内容が書かれていることです。新たな疑問がでてくると、すぐそれを解決する内容が記述されているので、消化不良になりません。また、久しく情報理論から離れていたけど急に必要になって思い出すときにも最適です。少しよむだけですぐ思い出せるようになっており、特に第7章の有限体とその応用の部分では、これだけ短いページ数にわかりやすく必要なものをすべて詰め込んでいることに感激します。入門から、久々に読み返すときにも使える書です。