ゲーテ格言集 (新潮文庫)


ゲーテの各作品から部分的に抜粋したものです。抜粋は1行のものもあれば数行のものもあれば、10行以上のものもあります。


この本は文庫サイズで200ページほど、とても薄い本です。縦書きの一段組で、引用+出所、の繰り返しです。各格言ごとに、”*”を入れて区切り、改行してあります。なので、この本はわりとスカスカです。見開き1ページあたり4つ~7つ程度。またラテン語の原文の掲載などがないので、すっきりしています。そして筆者の見解、解説文がありません。つまり原文の日本語訳のみです。これはかなり自分で解釈する必要があるので、自分の経験や価値観に当てはめて、読み進める必要があります。私個人としては、納得するものもあるにはありますが、本当にそう?としっくり来ない部分も多かったです。これは本や著者が悪いのではなく、ゲーテの言ってることに私が不普遍性を感じないだけでしょう。私は中国古典時点の方が、納得できる部分が多かったです。