アルゴリズムイントロダクション 第3版 総合版

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これを待っていたという感じです。今まで3分冊だったアルゴリズムイントロダクションが一冊になり、しかもハードカバーになりました。内容がしっかりした本はハードカバーの方がありがたい上に、一冊にまとまったことも便利です。さらに第二版、第三版と和訳書の版を重ねるスピードがアップしてきたので、今後の改訂でも期待ができます。


高度なアルゴリズムかつ、網羅的に載っている和書はこのくらいしかありません。アルゴリズム事典は良い本ですが、各アルゴリズムの説明が簡略すぎて、アルゴリズムを学ぶには適しません。あの本は、すでにアルゴリズムを知っている人が、概要を確認して思い出しながら実装するためのものです。最初にアルゴリズムを頭にインプットするには、この本のように分厚い丁寧な解説の本が必要です。原著は何ページあるか確認していますが、それなりの本を翻訳すると日本語では1000ページになることが多いです。他の1000ページの本は、2分冊して500ページずつの本が出版されていることが多いですが、この本は思い切って一冊にまとめたところが評価できます。他の和訳書も、分けずに一冊にまとめてほしいところです。アルゴリズムだけでなくデータ構造についても高度なものが載っているので、計算量を減らすためのデータ構造について知りたいときは本書を確認すると良いと思います。

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